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子どもは1人いても2人いてもかわいい【子育てエッセイ】

先日、重度アレルギー児の第二子ちびにーくんを連れて、夫婦で国立病院に行ってきた。

そこでは、

  • 平日のみの受診

  • 姉弟児は付き添い不可

の条件があるので、第一子ちびちーちゃんは保育園。私と旦那さんと第二子が病院に行くことになった。

国立病院ということもあり、予約通りの時間に行っても混雑していた。1歳4ヶ月のやんちゃ坊主を追いかけまわしながら待ち時間を過ごし、診察と検査を終えたらもう12時。あっという間に半日が終わっていた。

帰宅するまでにちびにーくんのお腹に住む腹減った虫がもたないと思い、急遽外食をすることに。
小麦・卵アレルギー児を連れての外食は、「回転寿司」か「和食レストラン」になる。この日は「回転寿司」を選択した。



第二子ちびにーくんは、のりを剥がしたカッパ巻をおいしそうに食べている。(写真撮ればよかった…)

いつもどおりに食べこぼし、食べ終わったあとのお皿を投げる。けれども、この日のそれらの行為は、全然イライラすることなく、

カッパ巻のきゅうりとご飯を別にして食べているの、かわいぎる!!!のりも器用に剥がせるようになったねえ~~~~~!
あ、パパが食べているときに一緒に「あ~む」しているの!かわいい!
病院頑張ったもんね、いっぱい食べようね~~~~!
テンション上がって足をぱたぱたしているのもかわいい~~~!

と、意味わからないくらい愛があふれていた。

旦那さんも首をかしげる。なぜ今日はこんなにかわいいく感じるのかって。



回転寿司から家に帰る道中で、夫婦でなんでこんなに落ち着いて食べられたのかを考えた。

理由は、ちびにーくんひとりだったから。



年子の子どもたちを持つ私たち夫婦は、普段ゆっくり食事をする機会はない。どちらかが第一子の対応をしていたら、どちらかは第二子の対応をしているのでフリーになることはまずないのだ。

それが、子ども1人だと大人の手が空くタイミングがある。大好きなお寿司を回転テーブルから選んで、自分のタイミングで頬張ることができるのだ。

大人の心(というか胃)が満たされているから、たいていのことは笑って流せる。それが皿投げだったとしても。



そんな気持ちにたどり着いてしまって。じゃあ、子どもは1人がよかったのかと言われるとそうではない。

帰宅して、保育園を早お迎えした第一子と第二子が抱き合ってリビングに転がっている姿を見ると、夢のようにかわいくて。やっぱり子どもは2人いてよかったと思う。

いつも一緒だから離れるとさみしいのかも。
ずっとくっついてた。

第二子のオムツ交換の時に第一子がオムツとおしりふきを持って、駆け寄ってくる姿なんてかわいい以外の言葉が見当たらない。美しき、姉弟愛。



結局は、子どもは1人でも2人でもかわいいんだと思う。

たぶん、3人いてもかわいいんだと思う。



明日もいい1日になりますように。

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