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生後1000日って何歳?子どもの1000日祝いのすすめ【子育てエッセイ】

先日第一子ちびちーちゃんの生後1000日のお祝いをした。

生後1000日とは、3歳になる前の2歳9ヵ月前後あたり。

私には、お食い初めで生後100日をお祝いするなら、生後1000日もお祝いしたいという密かな野望があったのだ。(ちなみに生後10000日は27歳。そのころには、子どもは自立しているだろうから、家族でキリ番をお祝いできるのは1000日が最後という思いもあった。)



ちびちーちゃんの生後1000日は5/2。私の実家に帰省しているGWの時期。両親と私の弟にも協力してもらって、実家でちびちーちゃんの1000日祝いをした。

お食い初めの頃はまだ3ヵ月。自分の意思を言えるはずもなく、親が「ここまで無事に育ってくれてありがとう・これからも健やかに育ちますように」の気持ちを込めてお祝いする。けして否定するつもりはないけれど、主役の子どもが主役ではないように感じていたんだ。親がやりたいからやる、みたいな。

でも、2歳9ヵ月ならある程度自分の意思を伝えることができる。1000日お祝いなら、きっと「子どもが主役」なお祝いができる。そう私は確信していた。



私はまず、ちびちーちゃんに「お祝い」というものを理解してもらうために、事前にいくつかのお誕生日の絵本を読んだ。

こぐまちゃんえほんの「たんじょうびおめでとう」は3歳のお誕生日のストーリー。1000日祝いの子ども(2歳9ヵ月)にぴったり。3歳のお誕生日を期待感を持って迎えられます。


そこで質問した「ちーちゃんはどんなお祝いしたい?」と。お祝いがピンとこなかったようなので、「ハッピーバースデーに何したい?」と質問を変えた。


「んとね、ちーちゃん、ケーキたべる!いちご!」
「おはな、ここにおこう!」テーブルを叩く。
「あとはね~、のりまき!!!!」
「くるまでびゅーんて、こっちのこーえんにしよう」


出てくる、出てくる、ちびちーちゃんの望む「お祝い」

たくさんお話してくれたちびちーちゃんの希望。なるべく叶えられるように、1000日お祝いは、

  • ケーキを用意する

  • お花を買いにいく

  • 手巻き寿司にする

  • 日中は車に乗って大きい公園に遊びに行く

  • じいじから自転車のプレゼント

と決まった。




当日の夜、テーブルにならんだたくさんの好きな食べ物を見て「わぁ…!」と声をあげていたちびちーちゃん。

じいじ、ばあば、私の弟、それから私に
「生まれてきてくれてありがとう!」
「1000日おめでとう!」
と言われれると、ちょっと恥ずかしそうに、でも嬉しそうににんまり笑った顔はきらきら輝いていた。テンションあげあげで、ずっとハッピーバースデーのお歌をうたっていた。

「ケーキある!いちごある!のりまきある!おはな!これ、ちーちゃんの!」
と大興奮で、ケーキはぺろりと1切れ食べた。

よっぽど嬉しかったのか、その後1週間くらい「ちーちゃん、ケーキたべたね。またこんどたべる?」と聞いてくるほどだった。



あの夜のお祝い会はこの先もずっと忘れない。



子どもを主役とした生後1000日祝いができて、ちびちーちゃんはとってもHappyに見えたし、私も母としてHappyだった。

生後1000日祝いはメジャーではない。それでも、気になる人はぜひやってみてほしいな。



明日もいい1日になりますように。

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