わび助

のんびりと。好きなこと、自分の考えなどをぽつりぽつりと書き留めていきたいなぁ…と。よろ…

わび助

のんびりと。好きなこと、自分の考えなどをぽつりぽつりと書き留めていきたいなぁ…と。よろしくお願いします。

最近の記事

もしもの街

 季節は今と同じ梅雨で、雲の切れ目で太陽の光がさして、庭にある知らない名前の植物に乗っかった雨水が光って。ドイツのローテンブルクみたいな可愛らしい家。隣の家は沖縄にあるような平家で、さらにその隣はモンゴルのゲルみたいなテントにしてみる。 平日なのに、スーツを着て急ぐ人はいなくて、みんな少しくたびれたシャツを着てる。ちょっとの雨なら傘なんてささないし、濡れてもイライラしない。なんなら雨水でシャツの色が少し濃くなって、すれ違った人が「水玉模様だね」って笑う。 色んな国の色んな

    • こんな旅を希望する。

       まだ太陽が本気を出す前の、朝の柔らかい光の中で、10分とか15分くらいのんびり石畳の上を歩いて、一人二人誰かとすれ違うくらいして見えてくる小さいお店で。たぶんヨーロッパかな、コッツウォルズとか。穏やかな雰囲気の町の。 かっこいいとかじゃなくて、経験がたくさん詰まった人が、誰に急かされる訳でもなく時間をかけて淹れたコーヒーが飲みたい。 その町に慣れた3日目くらいの朝で、今日はどこを歩いてみようか考えながら、地図とか本を眺めて、分からない言葉を調べて。3分の1くらい飲んで今

      • そこにイジメがあったのに。あんた何してた。

        二度目の非常事態宣言が発令される前の話なんですけどね。高校生の頃に仲良くしていた友人と久々に話す機会があったんです。その時にね、自分はなんて能天気に学生生活を送っていたんだと、びっくりして、そして呆れて。鈍感だったんですよね。今もなのかな...。仲良しに見えていた友人たちの間に亀裂が入っていたり、他クラスから嫌われている友人がいたり。当時見えていなかった人間関係について、その友達は教えてくれたんです。 さて。 私の友人の一人、仮にNさんとしましょうかね。Nさんは活発で明る

        • わからなくていいこと

          久々の投稿となりますね。なんてったって書きたいこともなかったし、忙しくてネタを見つけている時間もなかったし、真剣に考えなければいけない課題もなかったのです。何も考えずに時間が過ぎていくのは幸せなことなんですね。向き合わなければいけないことに直面してしまい、その幸せを噛みしめています。 さて。 村上春樹の『螢』という短編小説をご存知でしょうか。『螢・納屋を焼く・その他の短編』の中で一番初めに登場する作品です。読み終わってからの感想を一言で述べるなら、モヤット。モヤットボール

        もしもの街

          自由の国?本当にそうでしょうか

          実は留学中なのです。まぁもう少しで帰国するんですけどもね。約2年の間、アメリカで勉強をしておりました。 さて。 2年間アメリカにいて、今日初めてデモを目の当たりにしました。ニュースでみるアレです。プラカードを掲げて、声を揃えて、意見を主張するアレです。 ミネソタ州のミネアポリスで25日、黒人の男性が白人警察官によって過剰な暴力を振るわれて死亡した事件に対してのデモでした。警察官の行動は人種差別的なものである。肌の色なんて関係なく、みんなが平等であるべきだ、と。市の中心地

          自由の国?本当にそうでしょうか

          明日の自分、これを読め。

          いわゆる”さとり世代”と呼ばれる年齢です。就きたい職はあるものの、それ以外の欲に関しては漠然としたものばかりで、自分の未来には明確なものがなにも見えていません。何に対しても激しい執着というものが無く、手に入らないであろうモノに向かって手を伸ばし、自分の中の何かを削って、努力をしてまで手に入れようとは思わないのです。 そのくせ、ゲバラやディズニーのように、自分の理想を掲げて、それに向かって行動を起こす人を尊敬し、憧れているのです。貧富の差を世界からなくすために、子供の夢を叶え

          明日の自分、これを読め。

          これは許されますよね?

          ムカつく時はムカついていいと思うのです。 イッテQの、公共の場に吐き捨てられたガムの上に絵を描くおじさんを観ていて、ムカつきました。おじさんにじゃないですよ。公共の場にガムを吐き捨てた人達にです。どこにでもいますよね。そういう人達って。 さて。 日本は公共の場、施設、乗り物などが綺麗だと定評がありますよね。日本人は幼稚園や小学校に通う頃から掃除の時間ってものがありますから。ゴミはゴミ箱へ、の習慣がある人がほとんどだと思います。頭ではわかっていても、注意の向くモノの移り変

          これは許されますよね?

          日本語とEnglish

          「日本語ってもんは綺麗ですよね」って思った話です。 先日、嵐の"Love so sweet"のリリックビデオがYouTubeで配信されましたよね。何度聴いても爽やかで明るい気持ちになれる曲だと思うのです。今回は"Reborn"がついて日本語と英語とで構成されてますよね。きっと海外のファンにも届いて欲しいって思いからなんですかね。カッコいいです。 さて。 まぁ、暇なもんで。その動画をぼーっと眺めていたわけです。そんで気が付きました。日本語だから伝わること、英語だから伝わる

          日本語とEnglish

          感謝を伝えます

          母へ。読んでみて。損はないだろうから。 挨拶と返事をしなさい。手洗いうがいをしなさい。何度言われたんでしょうね。自分の母はこれを口癖のように言っていました。二十数年生きて、どうして母が何度も何度もこう言ってくれたのかが分かったのです。 さて。 三年ほど前の話です。祖母が急に倒れて救急車で運ばれましてね。自分はその日祖母の家に行く事になっていました。昼過ぎに到着したのですが、祖母はいませんでした。すると、ご近所のおばちゃんが慌ただしく出てきましてね。「おばあちゃん今さっき

          感謝を伝えます

          小さないっぽと大きな一歩

          口癖が“ごはんを頂戴よー”の猫三兄弟と一緒に生活してましてね。挨拶にも“おはよう、ごはんはまだかね”と。兎にも角にもごはん、ごはん、ごはんなのです。ただ、いくらごはんと言われようとも、飼い主ではなく全自動ごはんくれる人間と間違えられようとも、可愛いもんは可愛いのですよ。 そんな全自動ごはんあげる人間が心を打たれた音楽の中にこんな曲があるのです。“猫のプシュケ”って曲です。シンガーソングライターグループのPlay. GooseさんがGoosehouse時代だった頃に、竹澤汀さ

          小さないっぽと大きな一歩

          虹を見つけた時、どうしますか?

          “心”って、無理に育てるもんじゃない。 って考えるようになったのは最近なんですよね。ある詩を読んでからなんです。“心”って年齢に伴ってなくていいんじゃないかなと。別に、誰かが「伴ってなくちゃダメだ」って決めたわけじゃないんですけどね。 “心”って一言で言っても、どういう意味の“心”なのよ、って聞かれてしまうと困りますね。本題に入る前に重量級の記事が出来てしまうと思われます。なので、聞かないでみて下さい。最後まで読んでいただけると、何となく分かると思います。 さて。 そ

          虹を見つけた時、どうしますか?

          これを機に、ね。

          ネガティブなんですよね。なもんで最近、ニュースを一つ読むたびに心臓が重くなって体ごと地面にめり込みそうなんです。新しいことを始めてみたら何か気分転換になるのかね、と思いnoteを始めてみました。わび助と名乗らせていただきます。よろしくお願い致します。 さて。 こういった場に投稿するとなるとやっぱり数人には読んで欲しいな、なんて思うわけでしてね。なのでベタに、興味があるものについてでも書かせていただこうかと思います。 言葉ってものに興味があります。”再び再出発”とか聞くと

          これを機に、ね。