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歌枕/末の松山

歌枕/末の松山すえのまつやま


☆どこ?

  ※宮城県多賀城市
     八幡2丁目8番28号

☆由来

海から2キロほど内陸で、
海抜10メートルほどの
小さな山。
大きな津波が襲っても
「末の松山」を
 越えることはできない」
と言われた。
転じて
「越すに越せない大きな存在」
を意味するようになった。

東日本大震災では、
周辺の市街地は2メートルも
浸水したが、、
末の松山に避難した人は無事だったという。

詳しくは、


☆末の松山がある自治体

・宮城県多賀城市

・多賀城市観光協会



☆マンガ「末の松山」

読みました。
19番伊勢いせのお話です。

素朴に美しい恋物語です。



☆百人一首では誰が?

42.清原元輔きよはらのもとすけ
  :末の松山波越さじとは


☆源氏物語で詠まれた
     《末の松山》

うらなくも
思ひけるかな
契りしを
松より波は
こえじ物ぞと
  「十三帖 明石」

須磨すまから光源氏ひかるげんじが、
都の紫上むらさきのうえに送った和歌に
対する返歌

浮気した光源氏を責めている


☆その他
 百人一首の歌人が詠んだ
 「末の松山」

 
古今和歌集 326

浦ちかく
ふりくる雪は
白浪の
末の松山
こすかとそ見る

藤原興風ふじわらのおきかぜ


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