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図工の授業でImage Creatorを使ってみる。


はじめに

今日はImage Creatorを使って図工の導入を考えてみようと思います。ここでは開隆堂の3・4年生の内容である。「ヘンテコ山の物語」で考えてみようと思います。

図工「ヘンテコ山の物語」とは

この教材は「へんてこ山の物語」を基に、「こんな山が存在するなら面白いだろう」と考え、自分の考えた「〇〇山」のアイデアを絵で具現化するというものです。「へんてこ山」というフレーズは、子供たちが自由に想像力を発揮できるように設計されており、「上手・下手」に囚われずに取り組むことができる特に絵が苦手な子供たちにも取り組みやすい内容と言えます。

今回の授業で意識したこと

今回の授業では、子供たちに「〇〇山」を考えてもらいました。その際「〇〇山がどんな山なのかを知らせる物語を考えておしえてね」と伝え取り組みました。

子供たちからは、「とげとげ山」や「べとべと山」など個性的な山のお話を書いてくれていました。

Bing Image Creatorをどのように生かすか。

子供たちは、20人以上いるので意見が被ってもおかしくありません。ただ子供なので、「真似された!」とかいいがかりをつけて楽しい図工を台無しにする恐れもあります。(そもそも真似をすることは悪いことではありません。)

そこで先に見せる内容としてBing Image Creatorを使えば、同じアイディアでもいろいろな絵が描けるということをわかってもらうのによいと思いました。

やってみよう「とげとげ山の物語」

では、プロンプト(ここではとげとげ山の物語)を入力して画像を作ってもらいます。

絵具の作品、子供が描いたように、「とげとげ山」特徴とげとげした植物や動物がたくさんいる。歩くこともたいへん、でも山の頂上には、おいしいタケノコが生えている。

するとこのような画像が出てきました。


最後の一枚だけ、写真ぽくなりましたが、いいでしょう。このように、同じアイディアでも、違った作品はたくさん考えられることが分かると思います。

最後に

今日はここまでにします。作りながら思ったことで、子供の絵が画像生成AIに引っ張られないかということです。

教え子の中にも、ネットで調べた画像をもとに絵をかいてきた子がいたことがありますが、生成AIの絵が「答え」の無いはずの問題の「仮の答え」になってしまい子供たちの想像力が弱るという考え方もできなくはないと感じました。

私は、AIで作った画像の構図を真似することは、技術の向上になるので、良いと思いますが、難しい問題になると感じました。

皆さんは、どのように考えますか?ご意見をいただきたいです。

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