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本日11月15日は、坂本龍馬の誕生日にして命日

本日11月15日は、明治維新の英雄、坂本龍馬の誕生日にして命日なのをご存知でしょうか?

私は、龍馬マニアでもあるので、この日にこのコラムを取り上げないわけには行きません!!
一応、「神アニメディア」なので、龍馬に関する作品を紹介しますが(笑)、何と言っても司馬遼太郎先生著「竜馬がゆく」は、外せない名作です。司馬先生は、この作品を作る為に、トラック1台分の資料を読んだそうです。日本を代表する作家、司馬遼太郎先生の作品でもあるので、龍馬ファンなら外せないですよね。

そして、漫画「お〜い竜馬」という作品もオススメです。この作品は、芸能界1の龍馬ファンである武田鉄矢さん原作で、「あずみ」などで有名な小山ゆうさんによる名作です。かなり完成度の高い作品なので、龍馬のイメージが強くなりそうですが、漫画としての脚色があるのも事実です。

さぁそれでは、言いたいことを言います(笑)

今でこそ、龍馬の名は誰もが知っていると思いますが、その名は当時から知られていなかったことはご存知ですか?龍馬の歴史を辿っても、実は後からその功績が讃えられていて、当時としては「暗殺」されるくらいでしたから、決して恵まれた生き方はできなかったし、ある事情から、表舞台には出られなかった経緯もあります。

龍馬の名が語られるようになったのは、1904年に起こった日露戦争の際、明治天皇妃の夢枕に立ち、日本の守護神になった、ということから、その名が知れ渡るようになりました。

龍馬が表舞台にその名が出てこなかったのは、龍馬は「脱藩」しているからです。龍馬は、土佐(高知)出身だったのですが、28歳の時に脱藩しました。「脱藩」とは、今でいう「亡命」みたいなものです。江戸時代は、「藩」が「国」を意味していて、日本という概念はほとんどありませんでした。つまり、藩を出ることは出国を意味し、脱藩とは、無許可で藩を出る、ということです。当然法律違反ですが、脱藩は、本来は一家取り潰しになるような重罪なのですが、坂本家は「才谷屋」という呉服店を営んでおり、藩を支える財力を持っていたので、お取り潰しにはなりませんでしたが、姉のお栄が離縁して自害したり、風当たりは強くなったそうです。

そして、日本全体としては人気があり支持されていますが、一番支持していないのは、実は「高知県」なんです。桂浜に龍馬像が立っており、坂本龍馬歴史館という施設があるのはもちろん、「高知龍馬空港」があったり、「龍馬温泉」など、「龍馬」の名が付いたものも多くあります。しかし、龍馬は日本を変えるような活躍をしたものの、土佐を出た、捨てたと思われているそうで、龍馬への地元意識は低いそうです。龍馬は「高知人」ではなく、「日本人」という認識なのかもしれませんね。

ある意味まさにその通りで、今でこそ「日本人」と認識しているのは当たり前ですが、当時の感覚として、「日本人」だと認識できていた人は、龍馬や師匠の勝海舟など、数人しかいなかったでしょう。今大河ドラマをやっている「西郷どん」も、「薩摩」という枠からは出ていなかったように感じます。まぁ、あくまで歴史から見る上でなので、真相はわかりませんが。

そんな坂本龍馬ですが、1867年11月15日、京都の近江屋という場所で、暗殺されてしまいました。今だに犯人はわかってはおらず、「今井信郎」という人が犯人だとも言われていますが、他にも容疑者がいるものの、憶測の域を出ません。昔は誰が犯人かは気になりましたが、今は誰が犯人とかはどうでもいいです。もっと大事なことを感じたので、自分としてはそこに興味はありません。

語り出したら止まらないので、今回はここまでにしますが、せっかくなので、次回は龍馬の魅力について掘り下げて行きたいと思います。


ー追記

『JINー仁ー』の再放送があったからか、坂本龍馬関連のコラムのPVが上がっています。龍馬シリーズのリンクを貼っておきますので、興味がある方がぜひ!


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