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時代を先駆けていたもの

歴史は繰り返す

緊急事態宣言も解除され、以前とは違う日常が戻りつつあります。プロ野球やJリーグも、観客を制限して開幕しました。テレビの世界も、放送延期になったドラマが始まったり、7月期に延期になった作品も、これから始まろうとしています。

アフターコロナ、ウィズコロナと言われ、今までとは同じ日常になるのはいつになるのかわかりませんし、コロナを機に変わっていくことも多々あると思います。

そんな過渡期において、いろいろ発見したことがあります。

「歴史は繰り返す」

とはよく言ったもので、タピオカが流行ったことは過去にもあり、ファッションも定期的に繰り返します。全く同じではなくても似たような髪型や、眉毛の太さ、色白・ガングロなど、再ブームということは至る所で起こります。

さらに、盟友・喜多ばぐじさんも、40年周期説を発信しています。


喜多さんのいう40年周期説もあるし、他にも70年周期説、80年周期説、はたまた400年周期説など、様々なものが言われています。

歴史は繰り返すものですが、時として、過去が最先端でもあることがあります。そんな例を紹介します。


テレワークの先駆け『電波少年』

最近のテレビは、テレワーク出演が増えており、自宅からでもテレビ出演していたりします。また、スタジオ収録でも、距離を開けて収録しているため、隙間を無くすために、グリーンバックで背景を合成する映像が増えています。

合成するからこそできる手法がありますが、30歳以上の方なら見覚えがあるのではないでしょうか?

そう。『進め!電波少年』です。

松村邦洋さんと松本明子さんが司会で、無茶な企画や「大陸横断(縦断)ヒッチハイクの旅」が有名でした。今や伝説となった番組で、今から約30年前の1992年〜1998年まで放送され、その後は『進ぬ!電波少年』として、2003年まで放送されていました。
ヒッチハイクの旅に出た猿岩石は一躍有名になり、有吉弘行さんを生み出した番組とも言えます。

「アポなし」を合言葉に、とにかくめちゃくちゃしていたのは、今の時代ではコンプライアンスに引っかかって見ることはできないでしょう。まさに、その時でなければできなかった、道楽的な番組だったと言えます。


他にも、私もたまに取り上げる『YOUは何しに日本へ?』という番組では、司会のバナナマンのお二人が、同じような手法で撮影したりしていますが、緊急事態宣言が解除されてからは、特にバラエティ番組では『電波少年』で使用されていた手法が増えています。

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まさに、テレワークの先駆けとして描かれていたのではないでしょうか?


ソーシャルディスタンスの先駆け『CHAGE and ASKA』

今もなお、「ソーシャルディスタンス」が叫ばれていますが、1〜2mは離れましょうというものです。

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先日、久々にイオンモールに行ったコラムの中でも、ソーシャルディスタンスに触れました。


それはテレビでも同様で、ニュースなどでも距離を空けていたり、漫才でも透明パネルを置いていたりして対応しています。まぁ、撮影が終わったら近付いたりしてるんだろうなとは思いますが、しばらくはソーシャルディスタンスはキープすることが必要になるでしょうね。

実は、このソーシャルディスタンス。先駆けの存在がいるんです。それは「CHAGE and ASKA」です。

は?と思いますよね。チャゲアスは、コンサートやテレビ出演でステージに立つ時には必ず、マイクの幅を210cm空けています。これはチャゲアスの鉄則で、それ以上でもそれ以下でもない。あるライヴで、マイクの距離がズレていたことがあり、お二人が激怒したこともあったそうな。

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そんなチャゲアスも、ASKAさんが覚醒剤使用で逮捕され、名曲の数々が回収される事態となり、一時はカラオケからも消えてしまったことがありました。さらに、ASKAさんはチャゲアスを脱退してしまったので、残念ながら、もうお二人揃った姿を見ることはできません。

せめて、映像に残るお二人の姿、そして、ソーシャルディスタンの先駆け、チャゲアスディスタンスをご覧になってはどうでしょうか?


時代の先駆けアニメ『AKIRA』

最後に紹介するのは、東京オリンピックで話題となった『AKIRA』です。

『AKIRA』は、1982年に『ヤンマガ』で掲載され、1988年にアニメ化されました。その時代において、約40年後である2020年の世界を描いており、オリンピックが東京で開催することを的中させたことで「予言アニメ」と言われました。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』もびっくりです(笑)
さらには、コロナの影響で、東京オリンピックは延期となりましたが、作中では、中止となり、この画像を目にした方も多いのではないでしょうか?

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果たして、無事開催されるかはわかりません。7月の都知事選に向けて、「東京オリンピック中止」を公言している候補者もいますが、オリンピックを目指す選手を目の前にして、「中止します」と言える覚悟はおありなのでしょうか?

また、中止になった場合、IOCが7000億円を負担し、東京都が残るの数百、数千億を負担することになるそうです。「どうせ負担するならやった方がいい」という声もありますが、今年の夏、感染状況がどうなるかによって、開催するかが変わるかもしれませんね。

さて、『AKIRA』「時代の先駆け」としていますが、具体的内容はここではちょっと語れません・・・。代わりに、こちらのサイトをご覧いただければと思います。

ただし!生半可な気持ちでなら、見ないことをオススメします。世の中、知らない方が幸せなこともあるので、勇気と覚悟がある方だけ、禁断の扉をお空けください。

禁断の扉


さて、本日は天赦日にして一粒万倍日という、とても縁起の良い大吉日です。何かを始めるには、今日がとても縁起が良いということなのですが、今日の残りの時間。何かを始めるのに間に合わなければ、何か「決意」するだけでも意味があります。また、世界に向けて、宇宙に向けて発信することにも意味があるので、ぜひ何かを発信してみてはいかがでしょうか?


私も改めて・・・

道楽舎として、「なりたつ原子」アニメ化プロジェクトを実行中!いずれアニメ化して、『はたらく細胞』のような人気アニメにしたり、声優オーディションに参加したり、自分もモブ役として出演します!!

なんつって(笑)


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