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ルフィ名言Vol.3「ああ。別れちゃうけどな、ずっと友達だ。」

「ONE PIECE」のルフィの名言シリーズVol.3の今回は、ルフィがコビーに言った名言です。

「ああ。別れちゃうけどな、ずっと友達だ」                  出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社

このセリフは、単行本1巻に収録されている名台詞で、ルフィが海軍に捕まっていたゾロを仲間に引き入れ、恐怖政治を敷いていたモーガン大佐を倒し、この島を立ち去りコビーとの別れの時に言った言葉です。

ルフィは、海賊王になること。そして、コビーは海軍将校になることが夢なのですが、弱々しかったコビーが、アルビダに立ち向かい、さらにはモーガンが支配する海軍からゾロを守るために、銃弾に撃たれました。自らの意思で、勝てないとわかっていても恐怖に立ち向かい、共に戦ったコビーは、ルフィにとってはもう友達なのです。夢と立場の違いから「仲間」とは言えなくても、自らの意思で立ち、一時的にでも共に戦ったコビーは、ルフィにとっては、一生友達なのです。

そして、海軍を目指すコビーとは、次会うときは敵同士なのもわかっているから、仲間に誘うことなく、別れてしまうことは仕方ありませんが、「ずっと友達だ」と言ったことは、コビーとはいずれまたどこかで再会することを予見していたのでしょう。そこには、ルフィがコビーを認めていたことが伺えます。

ルフィは、敵でも芯が通った奴を気に入ります。ルフィの旅は、果てしなく長いものとなりますが、その最中で仲間になる奴もいれば、友達になる奴もいて、敵として認める奴もいます。それは、ルフィが真剣に今を生きているからこそ、付き合いは短くても、「生涯の友」だと思えるのでしょう。

大人になると、中々そこまで深い友達はできないかもしれませんが、真剣に生きて、真剣に向き合った人とは、その時だけの関係になったとしても、「生涯の友」と言えるような関係を築いていけるのでしょうね。

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