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「病室で念仏を唱えないでください」 第2話 後悔の"おかげ"

後悔したことで身につけた力

主人公の奏医・松本は、子供の頃に親友が川に溺れてしまい、自分が泳げないことで助けられなかった経験がありました。その経験から、松本は学生の時には水泳で日本一になる程泳ぎを練習し、今度こそは人を助ける為に、お坊さんになり、医者にもなりました。
彼の人生は、親友を助けられなかった後悔によって作られたと言っても過言ではありません。

そして、第2話では、川で学生が溺れたというエマージェンシーが入り、ドクターカーに乗って現場に駆けつけます。その少年は、一命は取り留めたものの、意識を取り戻す可能性は、1割にも満たないものでした。

中谷美紀さん演じる三宅にも、「あなたが医者になったのは"贖罪"なんだ!」と言われ、「だったら今度こそ助けるために頑張りなさい」と叱咤されるのですが、その少年は奇跡的に意識を取り戻し、回復するに至りました。

第2話は、松本が、自分自身の過去と向き合う回だったと言えます。
そして、この少年のおかげで、過去に捉われ、後悔に生きていた贖罪は晴れ、松本の人生を、少しだけ今や未来に目を向けることができました。


"せい"を"おかげ"に変えることができた瞬間

常々発信している、「"せい"を"おかげ"に」ということを、今回描いていました。

松本は過去、泳げなかった"せい"で、親友を助けることができなかった。それを何十年も引きずるほど後悔して胃からこそ、泳ぐこともができるようになり、人を救える為の仏教の教えや医療を学んで、体も心も救う「僧医」になれました。親友を助けられなかった"せい"で後悔し続けて学んだ力の"おかげ"で、今度は少年を助けることができました。

そして、なかなか向き合えなかった親友の家族とも向き合えるようになり、親友の父親と飲みに行くことも、断り続けていたが、行く約束ができたのです。

親友の死は、どうすることもできず、親友の家族も松本を恨んではいません。助けられなかった責任を感じて責めているのは、松本本人のみなのです。

少年が川で溺れたのにもちゃんと理由はありますが、松本の人生にとって考えてみたら、少年の事故は、松本を救う為の出来事だったのかもしれません。

人生を物語のように捉えれば、過去に起こったことも、今起こっていることも、必要なイベントなんだろうと思います。


さぁ〜て、今週の松本さんはぁ?

さて、私のお目当ての松本穂香のと松本さんですが、1話よりは見せ場がありましたが、そういう役どころなんでしょうけど、天才外科医役のムロさんに冷たい仕打ちを受け、手術中に頭突きまでくらってしまいました。

今回のムロさんは、ムロさんらしい役ではありますが、物語においてはヒールで、ムロヘイトを溜めていきそうな感じです。このヘイトが終盤どうなっていくのか。松本さんが、どのように成長し、美しくなっていくのか、これから楽しみです(笑)

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問題のあの人は・・・

第1話で、今後の活躍を予想していたあの人ですが・・・、まさかの不倫問題で、急遽出演がなくなり、HPからも名前がなくなってしまいました。流石の私(?)も、不倫までは予想することはできず、降板することとなりました。

まだ22歳ですし、今回のことがなければ、可愛らしい顔をしているので、きっと活躍していたんでしょうけど、10代から不倫していたことや、その相手が相手ということで、今後の女優業は難しいかもしれないですね。素が面白いなら、割り切ることができれば、ベッキーや矢口真里のようにバラエティで活躍することもできるかもしれませんが、ちょっと難しいでしょうね。

それにしても、清楚系と言われる人や、綺麗な顔の女性は怖いですね(^^;
男性諸君は十分に気をつけていきましょう(笑)
そういう部分も、表と裏のどちらも受け入れる「道楽家」になることが大事だなぁと改めて思いました。都合のいい一方だけを見るのではなく、美醜どちらも受け入れた上で向き合わないと、コロッといかれてしまうでしょうね。

不倫の件に関しては、別のウラヨミコラムで配信しようと思っているので、興味がある方はそちらも読んでみてくださいね!

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