中小企業 2代目、3代目経営者のデジタル改革奮闘記:第15・16回 公開
第15回と第16回では、産業廃棄物を軸とした環境事業を手掛ける株式会社ATホールディングス(前橋市)の代表取締役社長である堀切勇真氏を取材した内容を紹介したい。
ATホールディングス(AT=Advanced Technology 先進的な技術や理念をもって…)は群馬県に本社を置き、神奈川県、茨城県、山形県にグループ企業を保有し、東日本を中心に産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分場までのサービスをグループ5社で一気通貫にて提供する。2024年3月現在でグループの売上は112億円、従業員数は331人。
前編のもくじ
創業者である父からのDNA
銀行を退職し、父の経営する会社に入社
父の強力なリーダーシップのもと、会社が動く
2代目社長就任までの準備
父の死
「父の私への引き継ぎ方は、すばらしかった」
父からの経営理念は必ず守り、変えるべきところは変える
個々の社員に寄り添えるような姿勢を持ち続けたい
後編のもくじ
2代目社長就任で、売上12億円から34億円へ
意見や問題点、不満を言いやすようにする仕組み
10億円、30億円をこえるために大切なこと
DXに取り組み、基幹システムを改良する
ITデジタル化やDXをする原点
社長を譲り、ホールディングスの運営に
丁寧に人を育てていけば30億円をこえることもできうる
2代目や3代目の存在意義と使命