JOB Scope

JOB Scopeは、従業員の成長促進、部門の強化、事業戦略と組織の一体運用で、中長期的な企業価値最大化を実現する経営改革プラットフォームです。 経営・事業戦略に基づく組織と人事制度を屋台骨とし、職務を軸とするジョブ型人事で従業員と組織の成長サイクルを加速します。

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JOB Scopeは、従業員の成長促進、部門の強化、事業戦略と組織の一体運用で、中長期的な企業価値最大化を実現する経営改革プラットフォームです。 経営・事業戦略に基づく組織と人事制度を屋台骨とし、職務を軸とするジョブ型人事で従業員と組織の成長サイクルを加速します。

最近の記事

やりがいを搾取する組織が最も危ない

ドイツの哲学者・経済学者カール・マルクスは、資本主義を資本家が労働者を搾取する不公平なシステムであると批判した。労働者が生み出した利益を資本家が手にしてしまうことを指摘したものだ。 最近では、「利益に留まらず労働者のやりがいをも搾取しているのではないか」という声が高まっている。やりがいは、職場の生産性アップや労働者の定着率向上への大きな原動力となるが、それを意図的に利用し労働者に不当な労働を強いる企業が見られるというのである。 近年、バーンアウト(燃え尽き症候群)がクローズア

    • 国が雇用システムを大改革し、企業は真の人的資本経営を

      一時は4万円台に乗った日経平均株価だが、ここのところ波乱含みの展開を見せている。8月には、驚異的な下落幅を記録した。 「この先も、楽観はできない」と指摘しているのが、立命館大学 経営学部・大学院 経営学研究科 教授の守屋 貴司氏だ。2025年以降には、大きな経済変動があり得ると予測する。アメリカ大統領選やB R I C Sの台頭、中東危機、アメリカ経済の後退などを背景として、大暴落となると日本経済はもちろん、新NISAに浮かれた投資ビギナーにも大きな打撃となる。 だが、守屋氏

      • 中小企業 2代目、3代目経営者のデジタル改革奮闘記:第21・22回 公開

        今回は明治14年(1881年)創業で、2024年で143年を迎えた株式会社大川印刷 (神奈川県横浜市)の大川哲郎代表取締役社長に取材を試みた。大川社長は、2005年に6代目代表取締役社長に就任。印刷業界が過渡期にあることを見据え、「風と太陽で刷る印刷」「印刷しない印刷会社」を掲げ、大胆な改革を次々と試みている。 同社は1990年代半ばから環境に配慮した経営に取り組んできた。2004年からは、「ソーシャルプリンティングカンパニー®」という指針をする。これは本業を通じて社会的課

        • 中小企業 2代目、3代目経営者のデジタル改革奮闘記:第17~20回 公開

          今回は伊香保温泉街にあるホテル松本楼(群馬県渋川市)の代表取締役社長である松本光男さんと女将の松本由起さんに取材を試みた内容を紹介したい。 株式会社ホテル松本楼(まつもとろう)は松本楼や洋風旅館ぴのんなどの旅館業をはじめ、セントラルキッチン・伊香保ベーカリー本店や湯の花パン石段店の企画・運営など経営多角化を進める。ホテル松本楼は、1964年の創業。60年にわたり、多くの観光客に愛されてきた。伊香保温泉に湧く「黄金の湯」「しろがねの湯」を楽しむことができる大浴場、露天風呂がある

          日本企業の良さを再検証した上で、人的資本の価値向上につなげていく必要がある

          バブルの崩壊によって、日本経済は大きな打撃を受けた。その精神的なショックも大きく、日本企業が生み出してきた良さの多くが失われてしまった感がある。特に大きな変化を余儀なくされたのが、人事部門だ。経営戦略と人事戦略を連動すべく手腕を発揮していた時代が、かなり昔の話として語られがちとなっている。 再び人事部門が輝きを得ることができるのか。独立行政法人労働政策研究・研修機構 理事長の藤村 博之氏に聞いた。 インタビューの前編では、人的資本経営に向けた取り組みのポイントや人事部の位置

          日本企業の良さを再検証した上で、人的資本の価値向上につなげていく必要がある

          【HR EXPO 2024 秋 展示会レポート】人事の未来を切り拓く!JOB Scopeが提案する「革新的な人財管理」

          2024年10月2日から4日にかけて、幕張メッセで開催された第15回 HR EXPO(人事労務・教育・採用)秋に出展いたしました。弊社JOB Scopeは、「人事の仕組みが未来を切り拓く 革新的な人財管理で成長戦略をデザイン」をキャッチコピーに掲げ、最先端の人事ソリューションをご紹介いたしました。 JOB Scopeが提供する6つの革新的ソリューションとその反響 今回の展示会では、JOB Scopeのブースにて、以下の6つの革新的な人事ソリューションをご紹介いたしました。

          【HR EXPO 2024 秋 展示会レポート】人事の未来を切り拓く!JOB Scopeが提案する「革新的な人財管理」

          人的資本管理を革新する「HRキャピタルダッシュボード」を2024年11月末にリリース

           デフィデ株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:山本 哲也)は、ISO 30414に基づく人的資本経営の可視化とレポーティングを実現する画期的なクラウドサービス「HRキャピタルダッシュボード」(別名:JOB Scope ISO30414)を2024年11月末にリリースします。このサービスは、11の項目58指標に準拠したデータを、企業規模に応じて内部・外部向けに開示し、ISO 30414認証取得に向けた準備をサポートするものです。 サービスの概要  「HRキャピタルダ

          人的資本管理を革新する「HRキャピタルダッシュボード」を2024年11月末にリリース

          【第15回 HR EXPO】10/2(水)~10/4(金)幕張メッセにて開催!

          JOB Scopeは「第15回 HR EXPO (人事労務・教育・採用) 秋」に出展いたします。弊社ブースでは、生成AIを活用したエンゲージメントサーベイや、人的資本情報をダッシュボードで一元管理できるサービスなど、最新のソリューションを多数ご紹介いたします。ぜひお立ち寄りください。 会期:2024/10/2[水]~4[金] 10:00~18:00 (最終日のみ17:00まで) 会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1) 弊社ブース:2ホール 小間番号:9-44 主

          【第15回 HR EXPO】10/2(水)~10/4(金)幕張メッセにて開催!

          新しい時代ならではの強い組織とリーダシップが必要

          日経平均が一時は4万円を超えるなど、日本経済が活気づいてきている感があるが、どの企業も経営基盤はまだ脆弱であると言わざるをない。バブル崩壊後の、「失われた10年」が20年に、さらには30年を迎えようとしている。この混迷はいつまで続くのであろうか。強力な組織、強固なリーダーシップを発揮しうる経営者、そしてそれを支える多様なマネージャーが今こそ求められている。そうした中で、不連続で不定形な時代を乗り越えていくためにも、新しい時代ならではの組織とリーダーシップが必要となると説いてい

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          組織パフォーマンス最大化の新戦略:エンゲージメント向上の新施策 『生成AIエンゲージメントFit & Gap分析』

           デフィデ株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:山本 哲也)は、生成AI技術を活用したエンゲージメントサーベイ「生成AIエンゲージメントFit & Gap分析」を、2024年9月末にリリースいたします。本サービスは、従来のエンゲージメント調査を一新し、組織全体のパフォーマンスを最大化するための革新的なツールとして、企業の成長を強力にサポートします。 【背景と目的】  少子高齢化や労働力減少が進む中、組織のパフォーマンス向上と優秀な人材の定着がますます重要な課題とな

          組織パフォーマンス最大化の新戦略:エンゲージメント向上の新施策 『生成AIエンゲージメントFit & Gap分析』

          今こそ、仕事のアンラーニングに着手しよう

          岸田文雄首相は、「官民挙げてリスキリングの推進を」とアピールしている。その影響もあって、リスキリングに取り組む企業が増えている。そうしたなか、「リスキリングの前にアンラーニングをすべきである」「アンラーニングがリスキリングの土台形成につながる」と説いているのが、経験学習の第一人者である青山学院大学経営学部教授・松尾 陸氏だ。 アンラーニングとは何か、どのような効果があるのかをインタビューしてみた。 インタビューの前編では、アンラーニングの定義や必要性などについて語ってもらい

          今こそ、仕事のアンラーニングに着手しよう

          【特別企画 ワークエンゲージメントフォーラム】前野隆司氏が解説するワークエンゲージメントとウェルビーイング~幸せな働き方は創造性と生産性を向上させる~

          JBpress主催の特別企画ワークエンゲージメントフォーラムにて、 『生成AIで実現する組織改革:エンゲージメント向上の新戦略』をテーマにしたセミナーを開催いたします。 開催日時:2024年9月13日(金)10:00-11:35 オンライン開催 参加無料(事前登録制) 主催:JBpress/Japan Innovation Review ▶特別企画 ワークエンゲージメントフォーラム ▶お申込みはこちらから Time Table 10:00-10:30 慶應義塾大学大学

          【特別企画 ワークエンゲージメントフォーラム】前野隆司氏が解説するワークエンゲージメントとウェルビーイング~幸せな働き方は創造性と生産性を向上させる~

          若者はキャリア焦燥感から早期離職に走る

          人手不足が加速する中、どの企業も人材の確保には頭を悩ましている。採用が難しいだけではない。ようやく迎え入れることができたと思っても、入社後わずか数年で退職されてしまったという嘆きの声が聞こえてくる。 実は、遡ってみるとこれは今に始まった課題ではない。もう30年余りも続いている。どんな理由があるのか。 何か防止の手立てはないのか。筑波大学人間系准教授の尾野 裕美氏にインタビューした。 インタビューの前編では、若者の早期離職の推移やその要因などを語ってもらった。 【前編はこち

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          Z世代からα世代へ。新たな時代に向けて若者世代とどう向き合っていくか

          生産年齢人口の減少が加速する日本。どの企業も人材確保が喫緊の課題となっている。特にこの先、5年・10年を見越すと若者世代を何とか迎え入れたいところだが、採用はもちろん、せっかく入社に至っても定着が厳しいとあって経営者や人事の悩みは尽きない。こうした中、「マーケティングや社員の採用・育成などの企業活動にアップデートが必要だ」と提言するのが、産業能率大学 経営学部 教授の小々馬 敦氏だ。 今後はZ世代に次いでα世代へと主役が切り替わっていく。企業としてどう向き合っていけば良いのか

          Z世代からα世代へ。新たな時代に向けて若者世代とどう向き合っていくか

          中小企業 2代目、3代目経営者のデジタル改革奮闘記:第15・16回 公開

          第15回と第16回では、産業廃棄物を軸とした環境事業を手掛ける株式会社ATホールディングス(前橋市)の代表取締役社長である堀切勇真氏を取材した内容を紹介したい。 ATホールディングス(AT=Advanced Technology 先進的な技術や理念をもって…)は群馬県に本社を置き、神奈川県、茨城県、山形県にグループ企業を保有し、東日本を中心に産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分場までのサービスをグループ5社で一気通貫にて提供する。2024年3月現在でグループの売上は11

          中小企業 2代目、3代目経営者のデジタル改革奮闘記:第15・16回 公開

          経済成長に向けて人的資本への継続的な投資を

          人的資本経営がクローズアップされる昨今、日本でも人的資本や情報開示への関心が高まっている。ただ、果たしてどれほどの人がその本質を把握しているのであろうか。 「言葉だけが先行しているのではないか」と疑問を呈するのが、30年余に渡り人的資本理論と人間行動の経済学的なアプローチを研究し続けたきた一橋大学大学院経営管理研究科の教授・小野浩氏だ。 今こそ、人的資本の意味や人的資本投資の必要性をしっかりと理解すべきだと説いている。 インタビューの前編では、小野氏と人的資本理論との出会い

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