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仕事・キャリアのこと

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仕事・キャリアのことについて書いています。
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#気づき

【仕事】マネジャーは学びの場が少なくなる

忙しいだけではなく、やっていることや得られる情報が影響してそう。 最近マネジャーになった話を書きましたが、プレイングマネジャーなので実務もやりながらではありつつも思うのは、自分の中で起きる気づきや学びの機会が少なくなったような印象があります。 まだマネジャーではなく実務に集中している頃は、毎日毎日何かしらの気づきや学びがあり、それをジャーナリングで書き落としていたり、このnoteの記事にしたりもしていました。 マネジメントの比重が増えた今、あんまりnoteに書けるような

【仕事・アジャイル】デイリースクラム(朝会)は手軽で一番効果的かも

なんだかんだで毎日顔を合わせておく。 非開発系のスクラムをやってます非開発系でスクラムな仕事の仕方を実践していることはこれまでも書いてきました。2週間のタイムボックス(スプリント期間)で最初に業務タスクのプランニングをして、デイリースクラムで毎朝クイックに確認、2週間経ったらプランニングしたタスクの結果を確認(レビュー)して、最後にはふりかえり(レトロ)をやって改善アクションをみんなで出す、という流れです。 軽量版フレームワークというだけあって、2週間の流れは単純にこれだ

【仕事】立場をわきまえ、言い方一つも気をつけよう

関係性ができてると思って「ノリ」で発した言葉に、ご意見をいただく。 4月からの部署に来て、1ヶ月半。対話量も多く、デイリースクラムを実施しているのもあり休日以外はほぼ毎日全員と話はしますし、必要に応じてリアルに対話もして、良い議論もできて仕事としてはチーム全体うまく進捗しはじめています。 前から全く知らないという人たちではないのですが、ここまで一緒に深く仕事で関わるのは4月からだったので関係性を構築することに力を入れていて、ここ最近は深く議論もできますし、笑いが出たり、リ

【雑記】本は読み終えても再び気づきをくれる

売ったり捨てたりなかなかできないのは、そのためである(言い訳)。 一度読んだ本はどうしているか私はそこまで本をたくさん読むタイプではないですし、あまり文学的なものは読まずにほとんどは仕事やキャリアに関するものだったり、自己啓発系も多かったりします。できるだけ読んだ後はメモに残してアウトプットすることで読みっぱなしではなく定着させるようにはしています。 本当ならnoteという形で読まれる前提で本気のアウトプットをすべきですが、正直そこまで手をかけられてないのが現状です。そう

【仕事】学びと気づきが多すぎてヤバい

語彙力が低下しているのは、良い意味で疲れているから(笑)。 新しい情報と新しい体験の波の中へ異動をしたことは先日も書きましたが、とにかく今、新しい部署での活動をキャッチアップするために、色んな情報をかき集めたり、打ち合わせや会議の場に参加させてもらったりしています。 いやー刺激的ですね。うっすらと活動内容は知っていたし、記録やドキュメントなどの静的な情報も色々探って読んでいたりはしますが、対話が行われている具体を語る場に足を踏み入れてみると、(大袈裟に言いますけど、それく

【勉強・雑記】様々な側面の切り口に学ぶ

何かとネガティブな方に注目しがちですが、ポジティブな方から見てみよう。 行動経済学の勉強会での一コマ以前、会社の中で行動経済学を有志で集まって勉強している話を書きました。 やり方としては、お題で挙げられている28個の行動経済学に関する用語を調べてきて共有するというものです。今回私が選んだのは「現状維持バイアス」でした。比較的有名どころですね。 自分は商品企画や事業企画として新規系の事業やサービスをやってきたり、最近はDX(デジタルトランスフォーメーション)の文脈で社内の

【雑記】久々に会社に行ってみる

今年度3回目(場所としては今年度初)の出社をしました。 リアル対面を活かしたい仕事があった仕事の内容としてはリモートでも可能ではあったのですが、内容としては社内の事業に取り組んでいる人の取材をして記事化するのと、記事に組み込む写真撮影が必要で、熱量を伝えるためにはリアルな対面でお話を聞くべきと考え、出社して対応しました。 昨日の記事にも挙げましたが、あえて非効率なリアル対面の取材ですが、効率よりも熱量やリアルさ、手触りのある記事にすることを優先しました。 (もちろん、感染

【仕事】「喋る」のは実は疲れる

まだ、本調子ではないので軽めで… 講師をやって気づいたこと。 一日中喋る機会はそんなに多くないもちろん話すのがお仕事の方は一日中喋ってると思いますが、一般的に企業に勤めている人は一日中喋っているという人はそんなに多くは無いと思います。私も基本的には黙々とやる仕事の方が多く、喋るといってもミーティングですし、ミーティングでもずっと話をしているわけでもありません。メインで喋る場であっても、せいぜい1時間か2時間くらいです。 最近、アカデミアで講師をしてワークショップを回すこと

【仕事】車輪を再開発したっていいじゃない

車輪の再開発という言葉があります。 企業なので新商品や新サービスを検討して競合調査をするとほとんどの場合、同じ課題に同じような商材やソリューションを他で既に開発して出していることがあります。 リサーチの甘さか、社内の政治的な都合か、既に先人が顧客の多くの課題を解いているのに、同じようなものを作ることを是として進んでしまいます。 (空気読まずに「車輪の再開発ですね」というと、だいたい嫌な顔をされます・笑) 実はこの「車輪の再開発」。一応前提があってですね、 つまり、知っ

【仕事・コーチング】自分の録画(録音)は聴き直そう

ちょっと反省です(いきなり)。 自分は会議中やコーチング中でも、比較的自分も喋りながら要点だけをPCで書き起こすことができます。 コーチングでも、コーチングのログをクライアント様にお渡ししているのですが、念のため許可を取って録画や録音させてもらってはいるのですが、概ねコーチングしながら要点の書き起こしができているので、改めて聴き直すことはありませんでした。(聴き直す時間もあまり取れなかったという言い訳でもあります) 先日、仕事で必要なファクトや意見を取るため、ある人と1

【仕事・コーチング】ヘルプ・シーキング

ヘルプ・シーキングという言葉をご存じですか? 私はこの言葉を知ったのは、毎朝聞いているVoicyの小田木朝子さんの番組の中でした。 助けを求めるのが下手な私過去のnoteの記事にも書いていますが、私は自分のことを器用貧乏だと思っています。マネジャーを目指し、ジェネラリストとして生きてきて、エンジニアから商品企画、事業企画、組織職と正直そつなくこなし、成果もあげてきました。 そして変なプライドがあるせいか、あまり人に頼らず自分でやってしまうことも多かったです。自分の立場や

【仕事・コーチング】変わる「準備」が難しい

少し前に行動変容ステージモデルについて書きました。 このモデルに関することで仕事の中で気づきがあったので書いてみます。 行動変容ステージモデルのおさらい詳細は検索いただいたり、過去の記事をみてもらうとよいのですが、ざっと説明しますと、行動変容ステージモデルとは、人が何かしらの課題を解決するためにその本人の行動を変えるための概念と段階的なアプローチをモデル化したものです。 段階としては5段階あり、 無関心期:課題に関心すらない状態 関心期:課題に関心はあるが、行動を起

【仕事・コーチング】行動変容ステージモデル

コーチングにおいて、クライアント様の設定した目標を達成するためには、クライアント様自身の気づきからどうすればよいか、どのようなアクションを起こせば目標に近づいていけるかを引き出すことが大事です。 現状に留まらず、変化をもたらして目標達成を行う…コーチングにおいても、このようなクライアント様自身の「行動変容」があってこそ、目標に向けて進捗していきます。 元々、行動変容とは医療の分野で患者を健康な状態に向かわせるための概念であり、その概念を元にしたアプローチが活用されてきまし

【仕事】アジャイルとコーチング 前編

アジャイルってご存じですか?アジャイルってご存じですか?(唐突) 英語で書くと「agile」で意味は「機敏な」「素早い」と書かれています。 そしてこれは形容詞なので、このあと名詞が必要なのですが、よく世の中で聞かれるのは「アジャイル開発」でしょう。 アジャイル開発とは、一般的にはシステムやソフトウェアの開発の手法のことで、要求の変化に素早く柔軟に対応するためのアプローチの一つです。 あ、この時点でテックやITの話?と拒否感がある人は離脱しそうですが、もう少しお話させてく