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【仕事・コーチング】行動変容ステージモデル

コーチングにおいて、クライアント様の設定した目標を達成するためには、クライアント様自身の気づきからどうすればよいか、どのようなアクションを起こせば目標に近づいていけるかを引き出すことが大事です。

現状に留まらず、変化をもたらして目標達成を行う…コーチングにおいても、このようなクライアント様自身の「行動変容」があってこそ、目標に向けて進捗していきます。

元々、行動変容とは医療の分野で患者を健康な状態に向かわせるための概念であり、その概念を元にしたアプローチが活用されてきました。
禁煙だったり、生活習慣病の改善だったり、と普段の生活における行動を変えなければ健康状態が改善しないというものです。

この概念やアプローチについては、医療以外でも、企業における社員の教育やマインドセットの変革であったり、顧客の購買行動の変化など、当てはめて応用することができます。
(もちろん、コーチングにおける目標達成、行動変容にも活かせると思います)

行動変容モデルステージは5つのステージがあり、行動の変容による状態の変化が段階的に進んで行くようになっています。

行動変容モデルステージ

無関心ステージ

課題解決や目標達成などの「対象」に対して、明確にはなっておらず関心がなく、行動を起こすことすら興味がない状態

関心ステージ

課題解決や目標達成などの「対象」に対して、多少は明確にはなり関心は持つが、行動を起こすまで至らない状態

準備ステージ

課題解決や目標達成などの「対象」に対して、明確になっており、行動を移したいという意思はあるが、準備と試行錯誤を繰り返し、まだ踏み出せていない状態

実行ステージ

課題解決や目標達成などの「対象」に対して、行動を移しているが、単発的で継続できていない(もしくは継続できるかわからない)状態

維持ステージ

課題解決や目標達成などの「対象」に対して、行動を移しており、かつ習慣化して行動を改善し続けている状態


コーチングによってクライアント様の行動変容を起こすことにより、クライアント様自身の課題解決やキャリア形成自体に関心がない状態から、関心を持たせ、行動する気にさせて、行動を移すように後押しする。そしてそれが習慣化して継続的に進捗し続ける状態にまで持っていくことでクライアント様の人生も変えられると思います。


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