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【雑記】本は読み終えても再び気づきをくれる

売ったり捨てたりなかなかできないのは、そのためである(言い訳)。

一度読んだ本はどうしているか

私はそこまで本をたくさん読むタイプではないですし、あまり文学的なものは読まずにほとんどは仕事やキャリアに関するものだったり、自己啓発系も多かったりします。できるだけ読んだ後はメモに残してアウトプットすることで読みっぱなしではなく定着させるようにはしています。

本当ならnoteという形で読まれる前提で本気のアウトプットをすべきですが、正直そこまで手をかけられてないのが現状です。そういえば十何年も前にWeblog(いわゆるブログ)が流行った時期にはたまに書評などを書いていたなと…

Kindleが出てからは、図表があったり大判のもの以外のテキストベースで読めるものは基本的には電子版で購入し、KindleデバイスかiPadもしくはスマホで出先でも読めるようにしています。部屋のスペースも限られているので電子版の方が取り扱いが良いですし。
といいつつ、少し前にnoteに書いたように、最近は紙の本に戻りつつはあります(正確には電子版と紙版両方を持つ)

パラッと見でのセレンディピティ

自分自身は色んなバリエーションの情報をインプットしたいのもあり、基本的に一度読んだ本を読み直すということは殆どありません。特に自己啓発系は似たような話も多く、ライトに読んでそれで終わってしまうことも多いです。

ただ、仕事やキャリアのために自分の中で大きな課題感を感じていたり、目の前に必要なアウトプットや成果のために読んでいる本は一度読んだだけではなく何度も部分的に読み直したりします。このとき感じるのは、気づいたときに再度読みたいポイントだけを引き出すことももちろんなのですが、そこを探すまでの間に本をパラパラッとめくって見ているだけのときにも、「おお?これが今困っていることに関係する話だ!」と気づける場合も多いです。

つい最近も、読んでいる当時にはそこまで印象に残っていなかったのに、パラッと見のときに目についてかなり参考になる考え方を得ることができました。自分で欲しいところを探す以上に、パラッと見のセレンディピティの方が自分の中ではかなり刺激的で有益な場合が多く感じます。

紙の本ならではなのかも

この何気ない本のパラッと見は、紙の本ならではなのかなとも思います。電子版で思い立ったときにページめくりして先程書いたような目に入ってセレンディピティが起きるかというとそこまで起きない感じもします。電子版だとそれなりに検索性も高く、キーワードで狙って見たいページに飛んでしまうと、偶然目に入って気づきを得るという機会があまりないのではないかと。

そう考えると、紙の本は自分の考えを広げてくれたり、気づきから選択肢を増やしてくれたりするもので、しかも一度読んだら終わりではなく、何かモヤモヤしたときにまた道を開いてくれるものだなと思います。

なので冒頭に書いたように、紙の本はなかなか捨てたり売ったりできない、自分をサポートしてくれる大事な手段だなと最近改めて感じるようになりました。

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