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第5回全国リビングラボネットワーク会議 速報レポート

本日、第5回全国リビングラボネットワーク会議の閉会を無事に迎えることができました。4日間で14プログラム+2連携企画という膨大なネットワーク会議となり、多くの人にお楽しみいただきました。日本リビングラボネットワーク(JNoLL)メンバーは14プログラムすべてに参加できていませんが、速報レポートとして、一部のプログラムを中心にご紹介します。


Day0 日本初 リビングラボに特化したセミナー

【5/10(金)13-17:30開催 リビングラボ基礎セミナー】
 ただいま申込募集中

ヨーロッパの国際会議では、全体セッションの前日に、リビングラボについて学ぶLearning Labというプログラムが実施され、好評を得ています。日本ではこれまで企画できていなかったのですが、日本初のリビングラボに特化した「リビングラボ基礎セミナー」を開催しました。

海外からもご参加いただき、これから地域や企業で共創を実践される、多くの人の背中を後押しするセミナーとなっていました。

Day1 ウェルビーイングな社会に向けたセッション

横浜市役所アトリウムで行われたDay1は、東京都市大学の坂倉教授による基調講演を皮切りに、家族に依存しないケア、若者のパラレルキャリア、8次産業で実現するウェルビーイング、地域循環型共生圏、企業によるウェルビーイング経営、という多面的なテーマで、実践者・研究者の皆さんによって議論が重ねられました。

Day2 社会での実践を軸にしたセッション

京セラみなとみらいリサーチセンターに会場を移したDay2では、積水ハウスや社会デザイン・ビジネスラボによる企業セッション、Living Lab Laboratory(LLL)と日本リビングラボネットワーク(JNoLL)によるリビングラボのガイドブックを考えるワークショップ、そして最後の基調講演として、科学技術政策研究院/韓国リビングラボネットワークに所属して韓国のリビングラボを牽引するソン・ジウン氏をお招きしたリビングラボにまつわる政策の議論が行われました。

Day3 現場の視察プログラム

今回の会議では、4日間を通して横浜市内の5つの地域で視察プログラムが開催されました。最終日のDay3では、秋の孝道山にて医療ソーシャルワーカー、ケアマネ、行政書士、家族代行サービス、葬儀社など多職種が集い、国の政策課題にもなったおひとりさま問題について対話するトークセッションと、神奈川大学サッカー部が竹山団地に住みながら住宅供給公社や自治会と共創する現地にてフィールドワークが行われました。

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