<前編>日替わり転職 ~理想のゴールは・・・?~
※この記事は2023年2月時点の記事となります。
執筆をした小林は現在在籍しておりません。
こんにちは!ジェイマックスリクルートメントの小林です。久しぶりの投稿となりましたね。まだ寒い日もありますが、3月に向けて暖かくなるようですよ。皆さまも寒暖差にはお気をつけてください。
さて、今回はご転職活動支援のエピソード、過去編です!弊社田中の活躍を綴ろうと思います。
あれは数年前のこと・・・。迷ってしまう方に寄り添ってご転職支援をするお話ですが、今思い出しても、本当に大変でした。。。
今回のお話は、前編・後編に分けてのお届けです。
私たちの普段のご支援のお話ですので、転職エージェントってどんなかな?転職活動ってどんなかな?という方も、ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。
それでは、前編をどうぞ~
転職活動の始まり・・・!
――Aさんは、30代前半のリーダークラスのエンジニア。学校を卒業後は100~150名規模のSIerにて、LAMP環境の開発エンジニアとして経験を積んできている。誰もやりたがらないような他部署との調整なども担当しながら10年以上働いてきたが、会社は現場での実績を見てくれず、昇進ができず、年収も上がらない。。。
田中:・・・・という背景があって、ご家族のためにも年収を上げたいので、Aさんは自社の人事にも相談したんですが、納得いく回答が無くて、どうしてもモチベーションが保てなくて、それならばと転職活動を開始することにしたそうです。
――Aさんとの面談を終えた弊社メンバーの田中は、チームの前でAさんを紹介している。
田中:すごい良い方だったので、是非応援したいと思います!
――いつものように優しさ溢れる言葉も忘れない。田中は上司には厳しいが、求職者には優しい。面談の翌日にはAさんからメールが届いた。
――Aさんも転職できるイメージを持ってくださったようだし、これなら大丈夫かな。
予想外の嬉しい報せ・・・!!
――Aさんの転職軸は、「会社から評価されず年収が上がらないことに対しての不満」であり、SIerでも、自社サービスでもこだわりはないとのことなので、人事評価制度がしっかりしていて、社風が良く離職率の低いSIerを勧めてみることを提案すると、田中は納得し、すぐにAさんにメールを送る。
翌日、Aさんは田中が勧めた、受託会社で社風面が良い○○社への応募を快諾してくれる。
よし!
これでAさんは良い転職ができるだろう。私は田中を捕まえて、今後のことを話す。
小林:Aさんのご経験と田中から聞いたお人柄的にね、たぶん○○社からは内定出るから、1次面接の時から、入社を想定した質問を準備してくださいと、Aさんにアドバイスしておいてね。
田中:えっー!本当ですか?!分かりました。そのようにAさんに話しておきます!!
小林:うん。よろしくね。たぶん、Aさんも喜んでくれて、とても良い転職になるよ。
田中:はい!楽しみですね!
――○○社での1次面接が終了すると、すぐにAさんから田中に電話が入る。ちらっと田中の方を見ると、にこにこしながら話をしているので、たぶんAさんの感触も良かったのだろう。
田中:Aさん、○○社のこと、とても気に入ってくれました!!これまで受けた企業と全然違っていて、皆さんと働きたいと思っていると言ってくれました!!
――よし!
○○社からも、すぐに1次面接合格の報せが届き、3日後には、最終面接を迎えることになる。
最終面接が終了すると、すぐに企業から連絡があり、内定の報せが!?!!
――しかも、Aさんへの評価が極めて高いようで、現在の年収450万円に100万円プラスして、550万円で内定を提示したい・・・!?!!
なんと !?!💥
そこまでは予想できなかった・・・!!
1回目、予感・・・
――田中は満面の笑みを浮かべてAさんに連絡を入れる。本人と喜びを分かち合うのだろう。
Aさんに電話をしている田中。
・・・・あれ?
段々と田中のテンションが下がっている ・・・?!
田中は電話を切ると、眉をしかめながら俯いている。
小林:田中、どうしたの?
田中:Aさんに電話したんですが、やっぱり受託開発ではなくて、自社サービスの企業が良いと言ってまして。。。だから他に応募した企業の方を見てみたいと。。。
小林:そっか。了解です。まあ、そんなこともあるさ。そしたら、もう一度求人を探して、マッチングをし直そうか!
――私は無理に明るい声を出して、マッチングを始めた。そしてAさんのことをゆっくりと考える。
・・・おそらく内定を獲得したことで、自分にとってより条件の良い企業を探したくなったのだろう。気持ちはとても分かりますよ。
ちらっと田中を見ると、がっくりとうなだれている。
ガンバレ!!
――しかし、Aさんはなぜこんな急に考えを変えたのだろうか?この数日の間に、他の企業の面接を受けたのかな・・・?自社サービス企業で通用するような技術経験も積んでいないし、自分の願望だけで走ってしまっているのかな・・・?
むむむ。
大苦戦の予感・・・。
――眉を寄せ、心配そうな表情をしている田中を眺めながら、Aさんが合格できそうな企業を想像して、マッチングを続ける。
小林:田中さ、転職活動の途中でお考えが変わることって、普通にあることだよ。結論、Aさんがハッピーになればさ、それでよくない?
田中:たしかに、その通りですよね!しっかりAさんの支援をします!!
――田中がはっとした様子で顔を上げる。
うん、ガンバレ。
――田中は、Aさんに自社サービス企業を数社紹介した後、すぐにAさんに電話をかけ、内定獲得した受託会社の○○社に対しての対応をすり合わせている。
田中:やはり、内定を頂いた○○社に対しては意向度が下がっているとのことでした。。。それでもすぐに辞退するのではなく、回答期限ギリギリまで考えたいとのことなので、○○社に入社される可能性はあると思います。
紹介した企業にはすぐに応募したいとのことでした。それと、やはり他の自社サービス企業で面接を受けて、やっぱり自社サービス企業で働きたいと考えが変わったとのことでした。
小林:了解です。念のためだけどさ、Aさん○○社は辞退されると思うから、そのつもりでいましょうね。
そして今度こそ・・・?!
――翌日、Aさんに紹介した自社サービス企業の△△社からも書類選考合格の連絡が入ると、田中はAさんにすぐに連絡を入れる。Aさんご希望通りの自社サービス企業なので、田中も意気込んでいる。
さて、どうなるかな?
――後日、△△社で面接を終えたAさんから電話が入り、田中は、にこにこしながら電話口で頷いている。どうやら良い感じで面接が進んだようだ。電話を切ると、田中は満面の笑みで報告してくる。
田中:Aさん、△△社の面接かなり良かったみたいです!年収についても、先日ご内定頂いた受託会社の○○社の金額よりは下回らないように検討頂けると、先方からお話があったとのことでした!!!
――なんと?!
――合格だとしても、年収が低く提示されると予想していただけに、2度目の嬉しびっくりだった。△△社にAさんの前向きな気持ちを伝えると、先方としても好感触なので、すぐに最終面接を組みたいという連絡が入る。
・・・そして、△△社の最終面接を控えた前日、私はなんとなくピンと来て田中に声をかけた。
小林:田中さ、明日Aさん△△社での最終面接だけど、今のご状況を一旦確認してみたらどうかな?
田中:はい?でも、Aさん△△社が第一志望だって言ってましたし、大丈夫だと思いますけど。。。
小林:うん、そうなんだけどね。。 明日頑張ってくださいね、だけでもいいから、ちょっとお話してみるのはどうかな?
田中:それもそうですね!分かりました!電話してみます。
――Aさんに電話をかける田中。
なんだか歯切れの悪い会話を繰り返している様子。
・・・どうしたんだ?
田中は電話を切ると、顔を上げて報告をしてきた。
● ● ●
さて、続きも気になるところですが、前編はここまで!(後編はこちら)
転職活動では、いろんな企業とお話できる機会。お気持ちも揺れ動きますよね。Aさんと田中の行く末は果たして・・・?!
後編も近日中に公開します。お楽しみに!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう。それでは~!
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