【発信の心得】弱さを見せることをのんびり楽しんでみる。
こんにちは、タツミです。
普段はフリーランスのエンジニアやったり、ポーカープレイヤーだったり、ライフコーチだったり、農家さんをお手伝いしながら旅をする「おてつびと」をやったりしています。
今は北海道に来ています。
北海道は雪始め。
これからどんどん積もるんでしょうね。
さてさて、今日の話です。
発信で「話す」前に何を考えていますか?
これを見てくれている方は、自分で発信をしているよ〜〜
っていう方も多くいらっしゃると思います。
ところで・・・
特に音声や動画で話をしようっていうとき。
話したいことはあるけど、いまいち気分が乗らない。実行に踏み切れないってことは誰しもあると思うんです。
話すのって即興じゃないですか。
Noteとか文章ベースだったら、ある程度考えながら書けるので余裕はありますが、話すとなると一味違いますよね。
もちろんある程度台本は作ることもありますが、それでもガチガチに決めているわけじゃないので、時間の流れるままに話し続ける必要があります。
僕自身、今年の最初からYoutubeを始めたりStand.fmもちょこちょこ更新はしているんですけど、いまだに「話す」というのには慣れなくて。
けど、北海道に来てのんびり過ごしながら考えているうちに気づきがあり、話すことが少し怖くなくなってきました。
今回はその気づきについて話していこうと思います。
発信や話すということに対して苦手意識のある方は、ぜひこの記事を読みながら、自分に置き換えて考えてみてください。
それではいきましょ〜!
何もないかのような「自分」に打ちのめされた
僕が旅を始めたのはちょうど昨年の7月頃、沖縄に行ってから。
それから本格的にフリーランスとしての方向転換をし、今のように旅をしながらの生活を始めたのは、今年の7~8月頃からです。
僕はこれまで3年、フリーランスのエンジニアとしてだけ活動してきました。
今他に名乗っている職業は方向転換をしてから使い始めたものです。
ポーカープレイヤーなんて言ってますけど、まだ初心者+αみたいなもんで
すからね笑
「旅」を基軸に自分のやりたいことをし始める中で、少しずつ自分の別の一面を開拓できている気はしますが気になることが1つ。
活動の中でそうやってエンジニア要素が薄れるごとに、自分の「伝えられること」や「魅力のようなもの」がなくなっている気がしたんです。
僕にとって「フリーランスエンジニアであること」は自分が思っている以上に比重が高いものだったので。
人の約6割は水でできているらしいですが、残り4割のうちの1割くらいは「エンジニアだ!わーい!」な自分がいたんじゃないかと思います。
閑話休題。
そんな背景があったので、日々エンジニアでいる割合を少しずつ減らすごとに、そして時間が過ぎるごとに「何もない」かのような自分に打ちのめされ。
発信を通して自分に向き合えば向き合うほど、無力になっていく感覚。
一言で言うと惨めさを痛感していました。
今思えば、その惨めさは完全にエンジニア一色で活動していた頃にもあったかもしれません。何者かになろうと必死にもがきつつも「何者でもない」自分を自覚し、それでも強くあろうと行動し続ける。
けど当時は駆け出しだったし、がむしゃらだったのでそこまで意識はしていませんでした。
そんな「弱い自分」を無意識のうちにでも自覚していたからこそ、方向ん転換し始めた今になって、それを頑なに人に見せたくなかったんでしょう。
怖かったんです。
発信の中で、人に「弱い自分」を見透かされることが。
そして、自分自身が「弱い自分」をより深く自覚してしまうことが。
しょーじき、今も怖いです。
冒頭の問い。
「発信をする前にどんなことを考えていますか?」について。
僕はこんなことを考えていました。
だから、台本をそれこそ一言一句作らないとなかなか収録ボタンが押せず。
自分が作ったコンテンツを自分で見直すことも怖く。
出したとしても、なんか「カッコつけている」ような気がする。
当然、コンテンツはなかなか更新できませんでした。
久しぶりに見直してみたら序盤から駄々崩れやんけ!!!と気づいて慌てて非公開にすることもありましたね💦
そんなヨワヨワな存在が実際の僕です。
自分と向き合い、知ろうとしながら、根幹の「弱さ」にはいつも半身を向けて逃げ出せる構えをとっていた。
それが、今までの僕でした。
旅する中での人との出会い。
ですが旅を通してオンラインではなく、オフラインで様々な人に出会い、自分の話をし、人の話を聞かせてもらう中でほんっっと〜〜に少しずつ考え方が変わっていきました。
リアルな場での話では、発信の中で恐れていた「言い間違い」や「話が止まること」「話の脱線」などが起こっても、別にひどく咎められるわけでもなければ、話が打ち切られることはほとんどありませんでした。
そして何より、今までの自分の失敗談を話したり、ちょっと抜けてるなっていう部分を開示したりしても、別に嫌われませんでした。
それどころか、「話していて気持ちよかった」と言われることが何度もあったんです。僕自身は夢中で話を聞いていたし、話していたので、思いもよらない言葉にびっくりしました。
あれ、オンラインの場でやっていた時は、あんなに話すのダメだなって思っていたけどオフラインでやってみると褒められる・・・
このギャップはなんだ!!?と。
後々考えたことは2つ。
今までが否定されがちな環境にいただけだ
1つは「今までが否定されがちな環境にいただけだ」ということ。
そういう環境にいたからこそ、いざオンラインで話そうとしても、否定の恐怖が頭にちらついてしまい、萎縮していたんだと思います。
僕の場合は、中学や大学の部活動という環境でとてつもない否定を受けました。合計にして約6年間。(大学の部活は途中退部したので。)
当時は自分の意見を言うことすら許されず、ひとこと変化を唱えようものなら魔女狩りの如くボコボコにされていたので、自分を守ることばかり考えていました。
結果、言葉の端々にも気を遣うようになり、異常に「間違いを見せない」や「弱さを見せない」ことにこだわるように。
フリーランスになってから克服したつもりでしたが、奥底では腹落ちしていなかったんですね。
理屈ではなく、実際にしかもオフラインでそういう環境にはいることで初めて、心の底から今は大丈夫だと思えるようになってきたんだと思います。
やっぱりオフラインの力は偉大です。
「その人の味」が話を彩る
2つ目は「話に惹かれる」と言うことについて。
人の話に惹かれるのは、話が面白いとかためになるとか、そういう部分だけじゃない。
一番大事な要素は話の節々に見える「その人の味」ではないだろうか。
ということ。
「味」には当然いい部分も悪い部分もあります。
全部ひっくるめて「その人の味」で、これらは話の中に自然と滲み出てくるもの。隠す必要なんてなかったんですね。
対面での会話と発信での話も本質は同じ。
発信は即時に相手に伝わるわけじゃないので、最低限伝わる工夫をする必要はありますが、完璧な話術を使ったり、欠点のない話し方をする必要は必ずしもないんですよね。
僕が昔から尊敬している人のYouTubeを改めて見ても、人それぞれ「その人らしさ」を見せることで話にメリハリをつけていました。
人によってはその人の「弱点」と言えるものを曝け出していました。
今更ながら、そんなことに気付かされました。
弱さから逃げるのは終わり
改めてこの事実を認識したとき、僕は、
と感じたんです。
自分のプライド、というか意地みたいなもんです。
けど、それを抱え続けるのはもうやめようと思います。
僕は別に強い人ではない。もちろん天才なんかでもない。
ただの凡人です。24歳のフリーランスの一人です。
弱いなら弱いと認めて、自分を曝け出していい。
曝け出すことを楽しんでもいい。
否定されることを恐れなくてもいい。
そう思うんです。
そして、凡人の僕だからこそ同じように悩んでいる人にも提案していきたいと思います。
一緒に弱さを曝け出す許可を自分に出しませんか?
ゆっくりでもいい。挫折してもいいので、自分の弱さをあなたの日常や発信の中で出すことを許可してみませんか?
先人は僕が切っていきます。 このNoteもその一つ。
僕は手を震わせながらこのNoteを書いています笑
それでも僕は発信を続けたいですし、これからのフリーランス生活も謳歌していきたい。そのために弱さを曝け出すことを解禁します。
この先どういう変化が起きるかどうかは僕にもわかりませんが、 きっとマイナスなものにはならないだろうと信じています。
同じように弱さを見せることを決断した人にも、素敵な未来が訪れますように。いや、訪れます。
※このNote記事はメールマガジン「タツミのほんや。」にも収録されています。登録は無料です!興味のある方はぜひ〜〜
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