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成長させてくれたお話 ~小さな一歩を一歩ずつ~


僕は20代の頃、
ずっとうつ状態で苦しんできました。

慢性疲労状態で、とにかくつらかったです。

もう10年も生きられないんじゃないか、、、
とまで感じていました。


仕事はアドレナリンのなせるワザか、
頑張れました。
しかし、
休日になると、寝てばかり、
基本的な日常生活もままならない状態です。


何事も億劫で、
すべてが先延ばしになり追い詰められ
さらに苦しくなっていきました。

精神的も肉体的にも、
どん底だったと思います。


近所のコンビニに出かけただけで、
とてつもない疲労感に襲われ、
動けず、どうしようもなくなってしまい、
救急車で運ばれたこともありました。



それでも、

どんなことがあっても、
どんなに底辺でも、
「自分を少しでも成長させて死にたい」
と思い、

さらに、
持ち前の好奇心も手伝って、
少しずつですが、
“学ぶ”ことを始めました。



そんなとき、
ラジオから流れてきた“お話”が
僕を大きく成長させます。

語り手は、
冒険家の三浦雄一郎さん。

ギネス記録となる
70歳でエベレスト登頂をなしとげた方です。
それにとどまらず、
75歳で2度目、
80歳で3度目のエベレスト登頂をした
物凄い人。


そんな三浦さんですが、
60代の頃は、
メタボ状態で、
自宅の階段を上るのにも
息が上がるほどだったそうです。
狭心症と糖尿病で、
小学生の登るような山も厳しい状態。

そんな状態から、
このままではいけないと思い、
少しずつ
トレーニングをするようになったそうです。

一歩目はほんの小さなものでしたが、
日々の積み重ねが、
やがてエベレスト登頂最高齢の
ギネス記録にまでなります。



この“お話”を聞いたとき、
とても勇気が湧きました。

僕も日常生活が苦しいほど
体力が落ちていましたが、
どんな状態からでも人は成長できるのだと、
救われる気分になったのです。


そこから、
僕はスマホのアプリの力も借りて、
運動をするようになりました。

三日坊主とは、
僕のためにある言葉じゃないかと思えるほど、
今までは継続が出来なかったのですが、

今回は、三浦さんの話が支えになり、
続けることができました。


最初は、ほんの少しの運動でさえ、
息切れをおこす状態でしたが、
この小さな一歩が、
このキツさが、
自分の成長につながっていると思うと、
とても前向きになれます。

今では、
そこらの同年代の人たちには
負けない体力があると思っています。


おかげさまで、
日常生活でさえ億劫だったのが、
日々、精力的に過ごせるようになりました。
この“note”もそのおかげです。



この話は
運動に限った話ではないと思っています。

人はそれぞれです。
運動ができない体の人もいるかもしれません。
なので、
運動だけに限らず、なんでもいいと思いますが、

大きなジャンプじゃなくてもいい、


どんな状態でも、
いくつになっても、
小さな一歩がとても大事で、
小さな一歩こそが自分を救ってくれる。

僕にとっては、そんな学びになりました。



読んでいただきありがとうございました。


もし、だれかの
もし、あなたの
小さな一歩の力になってくれたら嬉しいです。


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