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週末旅をお勧め(26回目):東京発の夜行日帰りでドラゴンアイを見る

GWに秋田県を旅行をし八幡平アスピーテラインを走り雪の回廊を見て八幡平を散策しました。しかし鏡沼をはじめとする湖沼群は雪の下で雪原を歩くだけでした。ニュースで八幡平の鏡沼でドラゴンアイが開眼したとの事で再度行きたくなり予約が不要な自家用車を使い夜行日帰りで強行する事にした。

【1】今回の旅の目的


八幡平のドラゴンアイを見る事と、GWに散策したルートをまた歩いて変化を楽しむことです

【2】八幡平への旅の計画(移動・宿)

今回の旅では週末の金曜日の会社終わりに自宅を出て、土曜日に散策をして土曜日に戻ってくる強行軍をしています。下記の通りで予約は不要です
移動:自家用車を利用する
宿泊:早朝に到着するので車中で仮眠だけする

【3】おおよそのルート

1日目:自宅→東北自動車道→八幡平→車中で仮眠
2日目:八幡平→八幡平散策→東北自動車道→自宅

【4】八幡平旅行の写真レポート

(1)1/2日目の行程
今回は夜行日帰りなのでまとめて1日目と2日目をレポートします

金曜の夜に自宅を出て約650kmを走り八幡平アスピーテラインの入口に。今日は秋田と岩手の県境の駐車場まで上がって仮眠をする予定。しかしアスピーテラインは物凄い霧で20km/hくらいの速度で登るのでかなり時間が掛かってしまう。なんとか駐車場に到着し仮眠をする。朝、目が覚めた時は霧が立ち込めていて歩いても見られないのではと不安になる。前日の天気予報では晴れとの事だったが

駐車場のある所は秋田県と岩手県の県境に位置しています

先程の県境の近くがトレッキングコースの入口で階段と石畳の道

入口を入ってすぐに雪道にあるけど踏み跡が続いていて迷う事はない

空も雲がいっぱいで踏み跡がなければ迷いそうな道になって来た

ドラゴンアイの鏡沼に到着したが、靄か霧でハッキリと見えないし陽が射さないといい感じにはならない。時間が経てば回復するのではという期待で山頂の散策路を歩いてから戻ってくることにする

ちなみに4月に来たときは少し窪地がある程度でした

4月末に来た時は単なるくぼ地だった

鏡沼(ドラゴンアイ)の隣の鏡沼では少し湖面が見え横の森の緑が映り込んでいる。右の隅には鏡沼が少し見える

メガネ沼の先は少しだけ石畳の道が続く

石畳の道を過ぎるとまた木々の間を歩くことになる。木の根元は溶けてすり鉢状になっていて、落ちるとあがってくるのが大変なので注意して歩く。この辺りは林の中を歩く感じですが4月末に来たときは木の上しか見えていなかった

踏み跡が左右に分かれているところがあった。何となくの方向と腕時計のGPSで右側を行くことにした

八幡平の頂上に来ました。展望デッキへの階段も全部出ているし「八幡平頂上のポール」も下まで全部見えています

頂上に到着

4月に来たときは2階まで雪があり「八幡平頂上のポール」は『平』から下は雪に埋まっていました

4月末に来た時は積雪で八幡まで

頂上を撮影したあたりから180度反対を撮影した写真です。雲の切れ間が見えて青空が少し見えてきましたがドラゴンアイはまだだろうと判断。八幡平の山頂はその名前の通り「平」の文字がついている通り平坦で1時間くらいで周遊できるトレッキングコースがあり、それを歩いて戻ってくることにする

ガマ沼に向かって歩いていく途中で撮影した写真で踏み跡も不確かになっている。でもポールが立っているのでそれを目印に歩く

ガマ沼について撮影した写真です。4月末は一面真っ白で水面が全く見えなかったのですが、かなり溶けています。右側の斜面から溶け出た水が流れ込んでいる所は緑になっています

ガマ沼のまん中くらいに八幡沼展望テラスがあり、ガマ沼と八幡沼の両方が見える。この写真はガマ沼です

同じ場所からガマ沼の入り口方向を撮影した写真で、先ほどの流れ込み部分が見えています

展望テラスから八幡沼を撮影した写真です。奥に細長い沼で一番向こうまで行って戻るように散策路が続いています。4月末に来たときは一面真っ白で沼がある雰囲気はありませんでした

その4月の時の写真はこれです

4月末はなんとなく窪地の雰囲気だった

展望テラスから下りの道になり少し降りて来たところです。俯瞰から少し高さが低くなったので奥行きがよくわかりません。沼自体は手前がまだ溶け始めた頃のようです

かなり八幡沼に近づいて来ました

散策路は北側の湿原地帯になりますが、湖が良く見える地点まで行ってみました

八幡沼から少し離れた湿原地帯に入る。湿原なので歩きやすいように木道が敷かれているが、ところどころ雪がまだ解けていない部分もある

湿原の木道から少し沼に近づける場所があり、そこから撮影した写真で、遊歩道はちょうどここの対岸を通っています

少し歩くと木道の両側の雪が少ないところになって来た。小さな水たまりの沼が左右にポツポツ表れる

八幡沼の一番奥までやって来ました。ここで遊歩道の横に杭が並んでいますが方角が違います

左の道は杭が並んでいる道で、右側の木道の道を歩くことになります。4月末に来たときはここの分岐点にある左側の道標は全て雪に埋まっていて一面の雪原でどっちに言ったらよいのか迷った場所である事を思い出しました。踏み跡が2つに分かれ、ポールは両方に立っていてどちらに進んだらよいかしばし迷いました。その4月に来た時の写真はこれで全く景色が違いますね

4月末の上の写真と同じ地点でまったく景色が違う

木道が表れていたのは少しだけでまた雪原の上を歩くことになり、踏み跡をたどっていきます

八幡沼の反対側にやって来ました。右側が八幡沼です

八幡沼のちょうどま反対に来ました。ここから八幡沼から離れていきますので沼の写真を撮影

前の写真を撮影した八幡沼のほとりの木道の間に水芭蕉が花を咲かせていました

このあたりから少し登りになり、小高い丘の稜線を西に歩くことになります。まずは写真で見える一番高い場所を目指します

小高い山の頂点に来ました。そうすると奥の景色が綺麗に見えて来ました。左側の奥に見える山は岩手山です

見返峠という場所まで来ました。ここが一番見通しの良いところで登って来た所を見返せるという意味の様です

見返峠から入口に戻ってドラゴンアイに行く道とガマ沼に戻る道があり、入口に行く方は4月末に来た時に歩いているのでガマ沼に向かいます。その道を少し歩いてきたときの写真です

ガマ沼に到着しました。先ほどはかなり上から見下ろす形でしたが、こちらの道は湖畔のすぐ横の道で水にさわることも出来ました

展望テラスまで戻ってきましたので一休み。空の色がかなり変わって来たので八幡沼をもう一度撮影しました

八幡沼展望テラスからガマ沼を撮影しました。ぽつんと雪の塊が漂流していました

鏡沼に戻ってきたときは朝と比べてかなり天気が回復してきました。空の青さが水に反射してさらに白い雲も映り込んでいます。ドラゴンの目の中はまだ解けていないようです

鏡沼のよこに移動しアングルを変えてドラゴンアイを撮影しました

不思議な凹地があちこちにあるそうですが出来た原因はよくわかっていないという説明版がありました。小さな火山の火口という説や鏡沼とメガネ沼から流れ出る水で陥没したとかいう説があるそうです。窪んでいるところに雪が溜まっているので遅くまで残雪が残っているそうです

駐車場の出口に近づいてきました。石畳の道になった事でよくわかりますね

車に戻り荷物を置いてからレストハウスで休憩です。ちょうどお昼になったのでレストハウスの名物のカレーうどんの昼食です。半熟卵のトッピングがあり割って乗せてみました

昼食後は駐車場からの風景を撮影しました。4月はこちらの方向でスキーをしている方がいました

朝起きた時とトレッキングに出かける時は霧で真っ白で見えなかったのですが晴れて来て見えるようになりました。同じ看板の所とは思えないですね

第二駐車場には観光バスも来ているようです

こちらの方はずっと向こうまで斜面が続き夏スキーをする人がいるようです

八幡平の散策をしたので午後はアスピーテラインを西に向かいます。行く先に大沼の散策路と後生掛温泉の散策路があるので、そちらに向かっています

最初は大沼の散策路を回ります。まずは駐車場で大沼のポールを撮影

散策路を歩いて沼の近くまで行きますが、その途中は水芭蕉がいっぱい咲いていました

沢山咲いている水芭蕉をアップで撮影してみました

黄色い花も沢山咲いていました。花の名前はよくわかりません

湿地帯になっているところがあり、そこは木道が敷かれています

草がは伸びて来て多少歩きにくいところがあります

大沼の所に八幡平ビジターセンターがあります。八幡平一帯の色々な紹介や展示、パンフレットの入手などが出来ます。トイレなども利用できますし駐車場も利用できます

後生掛自然研究路は後生掛温泉の源泉に当る部分が自然探索路になっています。一部分が通行止めになって周遊コースがとれないので一部だけ歩いてみました。駐車場からの入口には雪が残り、手前には水芭蕉が咲いていました

入口から入るとすぐに湯けむりが見えてきます。宿に源泉を引き込むパイプら見えています

さらに進むと火山ガスの影響か岩肌に草野生えていない場所を歩いていきます

水が溜まっているところに来ましたが湯気があがっているので源泉が溜まっているところの様です

岩場だけではなくコンクリートの道になっているところもあります

一番奥の沼にやって来ました。大湯沼というそうで、本来ならここをぐるっと一周回る道があったそうですが、ちょうど正面の部分が崩れて通れなくなっているようです

ここの特徴は泥火山で熱湯が泥と共に吹き上がり泥の山を築きます。この場所でその泥火山が見えています

その泥火山の始めの状態が散策路のすぐ横で見られます。手を伸ばせば届きそうな所で泥が時々吹き上がります

散策路の横で真上から撮影できる場所があり、そこで泥が吹き上がる様子を動画で撮影してみました

自然探索路の出口で駐車場の車が見えてきました

帰りのアスピーテラインで熊沼が見える所がありましたので車を停めて撮影しました

帰りのアスピーテラインの写真で道路の横には雪がありません。4月末に走った時は黒部アルペンルートの雪の大谷のような雪壁だったのですが

4月はこのくらいの雪壁でした

4月末の同じ場所の写真(向きは逆ですが)

道路の横には温泉の煙があがっているところがありました。ここは地熱発電所の所で駐車場がありトイレなどもあります

14時も過ぎたので一気に帰ります。東北自動車道はトラックが左車線を列になってゆっくり走っているので一気に追い越し車線を120km/hで抜き去ったら先頭にパトカーがいたけど、このあたりは最高速度が120km/h区間なので問題なし。帰りは昼間なので東京に近づいたときに渋滞があったが650kmを走って自宅へ。自動運転のレベル2なのでかなり楽させてもらった

八幡平と大沼に後生掛の自然探索路の観光した場所のGPSデータを地図に落としたものはこれです

右側の〇が八幡平、左上の〇が大沼で左下の〇が後生掛の自然探索路です。間は車で移動し、それぞれの場所に駐車場があります。
ドラゴンアイだけなら八幡平の駐車場から30分くらいで見ることができますし、装備も不要なのでお勧めです

【5】まとめ

・八幡平は雲が多く朝一番はだめでしたが、次第に晴れて見られる景色となった
・後生掛の自然探索路は地球の息吹を感じられ興味深かった
・雪の多い時期とドラゴンアイの時期と別のタイミングで歩け風景の違いにびっくりした

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