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週末旅をお勧め(24回目):二泊三日で奈良・斑鳩・西ノ京と大佛鉄道ウォーキング

24回目の投稿は奈良・斑鳩・西ノ京です。3月末の春分の日に有給休暇を足すと土日をつなげて4連休となるので、その中の3日を使っての旅行です。

【1】今回の旅の目的

奈良は修学旅行で行ったことがありますがよく覚えていないのが実情です。その他に「おおさか東線」が数日前に開通したのでそれに乗る事と知り合いが奈良に転勤になったので会いに行く事です。プラスして大仏鉄道の廃線跡巡りをしたくいつもより一日追加しました。

【2】奈良への旅の計画(移動・宿)

関東から奈良へは東海道新幹線で京都まで行き近鉄で行くのが普通のルートですが「おおさか東線」に乗るのと飛行機に乗るのも趣味なので飛行機と二泊の宿泊はダイナミックパッケージで予約しました。
 移動:羽田⇔伊丹の航空券はJALダイナミックパッケージで予約
 移動:公共交通機関を利用する
 宿泊:日航奈良ホテルをダイナミックパッケージで予約

【3】おおよそのルート


1日目:羽田(06:30)→JAL101→(07:35)伊丹→おおさか東線→奈良散策→奈良(泊)
2日目:奈良→斑鳩散策→大仏鉄道廃線跡→奈良散策→奈良(泊)
3日目:奈良→西ノ京散策→奈良散策→奈良→伊丹(19:30)→JAL134→(20:40)羽田

【4】奈良旅行の写真レポート

(1)1日目の行程
長く滞在したいのとルートが伊丹からなので羽田から一番早い便に乗るのでJALラウンジで朝食を食べながら空港を観察。まだ暗くて良く見えない

出発時間となり機内に乗り込み撮影。雨がかなり降っている

いつもの様に羽田空港を離陸するときの動画を撮影

富士山どっちで右側席を確保したけど天気が悪く富士山は見えそうにもないね。離陸してインターネット接続してFlightrador24で飛行ルートを見ていて富士山の横を飛行中であることを確認

しかし撮影して見たけど真っ白で富士山は見えなかった

伊丹空港に近づいて来たので着陸の動画を撮影

伊丹空港に着陸後にスポットの入ったところで横にはJ-AIRのしまじろうジェットがいました

今回の旅の目的の一つである「おおさか東線」に乗るために大阪駅へ。ここから久宝寺までの路線が「おおさか東線」で全線を乗車し大和路線に乗り換えて奈良に向かいます。大阪駅で乗っていく車両には全線開通を記念したシートが張られている車両がいました

全線を乗り通して久宝寺駅で乗って来た車両を撮影

奈良に到着し駅前の日航奈良にチェックインし荷物を置いてからバスの一日券を購入しまずは奈良公園に来ました。公園には桃の花が咲いていて、神のお使いの鹿と一緒の写真が撮影できました

公園内の別の場所を撮影した写真です。「桜の花と鹿」を考えていましたが桜よりピンク色が濃くていい感じです

奈良公園の所から春日大社に回りました。奈良公園も春日大社の境内ですが今は公園になっています。参道にも鹿がいました

奈良公園から参道を入ってすぐの小道でほとんどの人が通り過ぎてしまうような道です。通り抜けが出来ないので仕方がありませんが、この小道は『内侍道(ないしみち)』で春日祭に参勤する斎女や内侍が通るための道です

春日神社の参道には沢山の灯籠が並んでいます。そして神の使いと言われている鹿もたくさんいて間から覗いている様子が良かったです。鹿は神の使いとして保護されていますが、常陸の国の鹿嶋から白い鹿の背に乗って春日山に降臨したからと伝えられています

二の鳥居です。朱塗りの鳥居の所にも多くの鹿がいます

二の鳥居の先も灯籠が並ぶ道が続いています

剣先道の入口で、道の形状が剣の先のような形をしているところから名前が付きました

春日大社は平安時代の二十二社の中でも上七社でもある神社で奈良公園なども春日大社の境内です。この写真は南門でここから先の本殿は有料で入場が出来ますが、この日は結婚式が行われているようで入場は出来なかったので滞在中にまた来る予定です

南門を正面にすると右後ろには写真に写っている若宮神社があります。そこに歩いていく神官の方の衣装と横の灯籠などの色彩がマッチしていていい雰囲気の写真になりました

春日大社国宝殿では様々な国宝が展示されていますが撮影禁止ですがこの「だ太鼓」だけは可でした

一日目の昼食は近鉄奈良駅近くの商店街でお手軽な天丼で昼食にしました

昼食後は近鉄奈良駅前に戻って来ました。駅前には噴水があり、その上には東大寺の大仏建立の責任者であった行基像がありました

近鉄奈良駅から歩いて興福寺に移動です。その興福寺に入った所で撮影したもので、手前に少し見えているのは仮講堂で奥が中金堂です

興福寺の中金堂を横から撮影したものです

興福寺は奈良の街中でも特別な存在で古くからのお寺で国宝も多数あります。この五重の塔は最初は730年に建立されたものですが、何回か被災にあい今の物は1426年に再建されたもので国宝に指定されています

興福寺で一番新しい建物の中金堂です。1819年に建てられた仮堂が老朽化したために平成になって再建され平成30年に落慶しました

少し離れた東向き商店街の方にある南円堂で重要文化財に指定されています。興福寺には似た建物の北円堂がありますが入口の屋根の形が少し違います

こちらは北円堂で国宝に指定されています。南円堂に比べると質素な形ですが日本でいちばん美しい八角円堂と言われています。こちらは周りを柵で囲まれていて外から見るだけになります。手前に礎石がありますが、周りに回廊があったとの事で、その礎石でオレンジ部分がその回廊跡になります

再び中金堂を南大門跡から撮影しました

興福寺には五重塔がありますが、少し小ぶりの三重塔もあり、こちらも国宝に指定されています

奈良で知っている事と聞くと誰でも「奈良の大仏さん」と言われるくらい有名で、その大仏さんがあるのが東大寺です。その東大寺の入り口の南大門で天平時代に作られたものは平安時代に倒壊し、鎌倉時代に再建されたものですが再建と言っても鎌倉時代であり国宝となっています。この奥に大仏殿がありますが、この日は時間がなくじっくり見られないので後日また来ることにしました

初日は大仏殿を中門から見るだけにしました

東大寺で時間を取れなかったのは平城宮に来るためで平城宮は少し離れていてバスの本数も少なく大きなエリアで暗くなるとよく見られないからです。その平城宮の一番北側にある太極殿を外側から撮影したものです

大極殿を斜めから撮影したもので、平城宮の北側にあります。この建物は天皇の即位や外国使節との謁見など国家行事に使われた建物で2010年に復元されました

南門は復元工事中で復元後のイメージがわかるような覆いがありました。2022年3月に復元が終るとの事ですので、もうすぐ見られそうです

世界遺産ですが近鉄の線路が平城京の中を横切っています。と言っても平城京が遷都した後は農地となっていて、その時代に線路が敷かれ後に平城京として発掘が進み建物の復元もされて世界遺産になったので仕方がないですね。ただ、平城京の南の通りで高架線で移設する計画があり2060年に完成との事で、この風景も今だけですがあと40年後だと私は見られそうにもありません

朱雀門で平城京の南側の門になります。この門の奥が平城京で、後ろが朱雀大通りです

朱雀門の外側にある観光施設の朱雀門広場にある復元された遣唐使船です

一日目の散策を終えてJR奈良駅に戻って来ました。
JR奈良駅の構内にある「奈良のうまいもんプラザ」はお土産屋さんですが中にちょっとした食事処があります

野菜を体が欲していたので大サラダとヤマトポークのチャーシュー丼を頼みました。かなり量がありますよ!との話もありましたが、その大量の野菜をモリモリと食べました。

(2)2日目の行程
2日目は斑鳩を観光してから大佛鐡道の廃線跡のウォーキングをする予定です。朝起きてホテルから外を見ると雲がおおいけど雨は降ってなさそうです

朝食はホテルのバイキングで済ませてから出発です

最初は斑鳩の里に行くのでJR奈良駅から大和路線で法隆寺駅に移動します。奈良駅で待っていると目的の電車がやってきました。JR西日本は懐かしい車両が多くていいですね

大和路線で法隆寺駅に到着しました。法隆寺駅の駅舎はお寺風の建物でした。ここから法隆寺へはバスで行く予定でしたが時間が合わず歩いていくことにしました

法隆寺は世界最古の木造建築として知られ世界文化遺産にしていされています。国道からはこの参道の奥に南大門があり、西院伽藍の地区に続きます

参道をあるいて南大門に着き、この門をくぐるといよいよ法隆寺のエリアです

南大門をくぐると世界最古の木造建築と言われる五重の塔も見えてきます。この参道の左右は沢山の非公開の寺院があります。写真を撮影していると、僧侶の方が歩いてきて朝のお勤めを終えて戻ってくるところではないかと思いました

南大門を通りまっすぐに参道を進んでくるとこの中門に着きます。この中門は飛鳥時代のもので国宝に指定されています。この内側が西院伽藍のメインの場所になりますが、この門は出入りは出来ず左側に拝観料を納めて入る入り口があります

中門をアップで撮影したもので左右に金剛力士像が安置されています

入り口のすぐ手前には奥に細長い三経院・西室という建物がありました。この建物も西院伽藍の建物の一部で国宝に指定されています。他の建物と違うのは一度消失し1231年に再建された建物という事です。この日は聖徳太子のお会式という事で五色幕が掛かっていました

拝観料を納めて一番の目的はこの五重の塔です。日本最古の五重の塔であり世界最古の木造建築物でもあり、塔の中心の建物部分が上は細くなっていてより一層遠近感で高さを感じます

国宝の中門を内側から見たもので、門に並んでいる柱などは1300年前のものだと考えると大変ありがたいものです。そしてこれらの柱は実際に近くで見て触れる事も出来ます

五重の塔や金堂の奥にある講堂で創建当時のものでなく消失したあとに990年に再建されたものです

西院伽藍のメインとなる金堂と五重の塔を一緒のアングルで撮影しました。金堂は西院伽藍の中で最古の木造建築=世界最古の木造建築という事で1300年前の木造建築が残っている事に驚かされます

西院伽藍の外の東側にある聖霊院で通常は非公開ですが、この日は聖徳太子のお会式という事でこの日だけ扉が開かれています。中の写真は撮影できなかったのですがお参りは可能で中にはお厨子があり聖徳太子像が安置されています

西院伽藍から東院伽藍に向かう道の右側の土塀です。左奥に少し屋根が見えている建物が目的とする所です

東院伽藍の中心にある夢殿で国宝に指定されています。屋根の中央に宝珠が飾られている建物は1230年に大改造されたと言われています。この場所が聖徳太子の斑鳩の宮の跡になります

法隆寺をひと通り見た後は三塔めぐりです。斑鳩の里には塔があるお寺(法隆寺・法輪寺・法起寺)の三寺院でこれらを巡ります。法隆寺の五重の塔を見学したので次の法輪寺へ歩いて向かう時に撮影した斑鳩の街並みです

法輪寺に向かう途中のあった片野池で溜池のようです。近くには天満池や斑鳩溜池・瓦塚池・菩提池・桝池などたくさんの溜池があります

斑鳩三塔めぐりの一つの法輪寺で山門の手前からも塔が見えています

法輪寺の三重の塔も立派な塔で、かつては国宝に指定されていましたが、昭和の時代に落雷で全焼してしまい国宝から外れてしまいました。この塔はその後に再建されたものだそうです

法起寺の講堂は新しい建物のように見えますが1697年に再建され、1978年に修理されたので、新しく見えるようです

この法起寺は聖徳太子が建立した七ヶ寺の一つと言われているそうです。この三重塔は現存する日本最古の三重の塔で国宝に指定されています

三塔巡りを終えてから法隆寺駅に戻ります。ここからだと少し離れているのでバスで移動する事にしますが時間が合わず諦めて歩いて向かいます。歩く途中でタクシーが通りかかったので法隆寺駅までワープしました。法隆寺駅から加茂駅まで大和路線で移動して大佛鐡道の廃線跡の探訪をします。ちょうどお昼だったのと途中では食べられそうもないので駅前のお店で昼食休憩をしました

スタート地点としたJR加茂駅には煉瓦造りのランプ小屋があります

大佛鐡道とは関係ありませんが関西本線で活躍していたC57が静態保存されています。大佛鐡道の散策路の途中にあります

大佛鐡道遺構めぐりは道標が完備されています。その道標にはコースの他に付近の観光スポットの案内もあります

この場所では二つのルートがあり、一つは田園風景を楽しみ、もうひとつは歴史を感じるコースとなっていますが、大佛鐡道の遺構で一緒になります

散策路に古い浄瑠璃寺まで約1.6㎞と書かれた石碑がありました。この道が奈良と伊賀を結ぶ伊賀街道の旧道でしたの昔の旅人はここを歩いていたのでしょうね

高田寺は奈良期の創建と言われる古いお寺で等身大と言われる薬師如来像(重要文化財)がご本尊のお寺です

遺構の一つの観音寺橋台です。大仏鐡道の橋台は手前に見える石積みの物です。奥に見えるのは関西本線のもので今でも現役です

観音寺小橋台です。「えっ、ここに橋にしなくても!」というくらい短い距離に橋が架かっていたようで、その橋台が残っています。説明板がなければ見逃してしまいそうです

緩やかにカーブする道はかつての廃線跡をしのばせます

ここも先で緩やかに左カーブしている廃線跡ぽい道ですね

鹿背山橋台の写真です。狭い川なのか用水路なのか、そこを越えるために作られた橋の橋台です

少し歩いてきたところの道標です。かなり来たので逆方向の加茂駅への案内もあります

大仏鐡道の散策路の他に、少し寄り道をして鹿背山不動にお参りする事も出来ます

道なりに行くのかと思ったら狭い道の方に案内が出ていました。次のポイントに行くためにはこっちの道を行かなくてはならないのが次のポイントでわかりました

道なりにきた場合はこのトンネルの上を越えてしまいます。大佛鐡道が通っていたのはトンネルではなく上の道路で鐡道の線路の下に人が歩くためのトンネルが遺構です

梶ヶ谷隧道は今でも人が通って歩くことが出来、通り抜けて反対側からの写真がこれです。上の道路になっている部分が線路があったルートです

赤橋という遺構です。大佛鐡道の線路があった所はそのまま道路として利用されていて、下の道もそのまま道路になっているので橋台と橋も全て残されていまでも現役で使われています

このあたりの道も鐡道の廃線跡っぽいカーブの道ですがハッキリしません

ここが難関ポイントでした。歩いてきた方向と進むべき方向と遺構の名前が一致せずにどっちにいったらよいのかがハッキリしませんでした。井関川橋梁跡って無かった気がする?となり、そっちかな?とも思いましたが元に戻る道の様だったので松谷川隧道の方に行きました。後で調べると井関川橋梁跡は構造物もなく道路に雰囲気が残っているだけという事で知らずに通過していたようです

松谷川隧道は大きな道路から少し降りたところで見る事ができます。歩いてきた大きな道路は大佛鐡道の線路の部分で、下のこの隧道はここを流れている松谷川を通すためのものでした

鹿川隧道も大きな通りを歩いてきて見当たらないなぁ!と思っていましたが、先ほどの隧道のように歩いているのは路線跡で下にあるのではと一度戻って下に降りると見つかりました。農業用水を通すための隧道です。石造りの綺麗な造りで今でも用水がかなり流れています

この道路が大仏鐡道の廃線跡でこの場所にトンネルがあり抜けていた所です。道路を拡張するにあたりトンネルは壊され切通しになりました

大仏鐡道の廃線跡とは関係なさそうですがルートの佐保川の所で面白い橋がありました。道路からの高さがあるようで何の橋なのか良くわからないのですが、珍しかったので撮影

大佛鐡道の大佛駅跡は記念公園となり残されています。と言っても駅の雰囲気はなくこの看板とSLの動輪だけですが

佐保川に残る橋梁跡との事で川の所の石積みを撮影しましたが違うようです

このあたりにあるはずですが、ハッキリしません。でも大仏駅後はこの川の北側にあり、この川は越えていないので橋梁跡というのはおかしいかも知れません、終点より先に引き込み線などがあったのかなぁ?と調べてみると、開業時は大仏駅が終点で後に今の奈良駅まで路線が伸びたとの事で、ここに橋があったようです

大仏鉄道記念公園からJR奈良駅方面に歩いていくところには古い町並みが残っていました

これは普通の民家で格子の壁の綺麗だったので撮影しました

南都銀行本店の建物は、大正15年4月、奈良郵便電信局跡地に旧六十八銀行の奈良支店として竣工されたもので、外壁には岡山産の花崗岩と褐色の煉瓦を使用し、構造は鉄筋コンクリート造の建物で、奈良唯一の壮麗な外観のギリシア様式建築です

古梅園製墨という看板の奈良町の中にあった古くて歴史のありそうなお店です。「製墨」と書かれているように書道に使う墨のお店で宮内庁にも納入されているそうです

猿沢池は興福寺の横にある人工の池で興福寺が作った池だそうです

猿沢の池から再び興福寺に来て中金堂を外から撮影しました

別アングルから五重の塔を撮影しました

奈良国立博物館は古い雰囲気を出した建物です

今日はホテルに戻っての夕食です。日航奈良のレストランで「よしの御膳」という豪華な会席料理のコースにしました★

(3)3日目の行程
3日目は西ノ京エリアを散策してから奈良に戻って夕方に伊丹空港に移動して帰宅の予定です。この日もバスの一日券を購入し西ノ京エリアに向かいます。最初は唐招提寺で拝観するときの入り口の門でここで拝観料をお支払いします。門自体は昭和の時代に再建されたものだそうです。バスが意外と早くて拝観時間前だったのですが、門の写真を撮影した後に待っていると時間前ですが入れて頂けました

南門を入ったら正面に見えてくる大きな建物は金堂でまん中に一つ石灯篭がたっています。この建物は奈良時代のもので国宝に指定され、中にはご本尊の廬舎那仏・薬師如来・千手観音が収められていて、すべて国宝に指定されています

横に広いこの建物は金堂の後ろにある講堂で、奈良時代の建物で国宝に指定されています。中には弥勒如来(重要文化財)ほか多数の仏像が安置されています

講堂の正面のアップの写真で掛かっている布を撮影しました。花の絵が書かれた布でした

礼堂の横にあった土塀で瓦をところどころ補強につかっているとても古そうな塀です

金堂・講堂の横にある礼堂で細長い建物です。鎌倉時代の建物で重要文化財に指定されています

ログハウス風の建物は宝蔵で奥には経蔵も少し見えています。両方ともに国宝の建物で高床式の校倉造です

南門から奥にある御影堂や鑑真和尚の御廟に行く道の写真で、ここも土塀に瓦が使われています。この一角は一層シンッとしていて雰囲気が違います

まっすぐ伸びる道の先に開山御廟があります

唐招提寺には戒壇と呼ばれる場所があり戒壇は僧になる資格を授ける場所で、天平の時代にこの資格があるのは鑑真和尚だけで日本で唯一おこなわれていた場所になります

唐招提寺の梁は法隆寺などとは違うまっすぐなものです

宝蔵と経蔵を一緒に撮影できる場所があったので撮影しました。左は宝蔵で右側が経蔵です

唐招提寺の次は薬師寺に来ました。薬師寺と言えば高田好胤住職の名前が思い出され、復興事業のためにTVなどに良く出ていたからでしょうか。東塔以外はこの高田好胤住職による復興事業で再建したものです。拝観料を払ってすぐ見えてくるのがこの大講堂で薬師寺の中では最大の建物という事です

食堂を撮影したもので創建は730年だそうですが焼失し平成29年に三度目に再建されました

薬師寺の金堂で再建されたものです。この再建では資料が殆どなく再建するのに相当な苦労を伴った事などがNHKのプロジェクトXでも取り上げられました

回廊の写真で朱塗りの柱が並びとてもいい雰囲気です

回廊の外側にある東院堂で鎌倉時代の建物で国宝に指定されています。最初に建てられたものは火災で消失し現在のものは再建されていますが、その再建も1285年と古いものです

薬師寺には大きな塔がふたつあり、東塔・西塔と呼ばれています。この写真に写っているのは西塔で昭和の時代に再建されたものです。東塔は国宝に指定されていますが、参拝した時は解体修理中で見る事が出来ませんでした

大講堂を正面から撮影したもので多くの学僧が学ぶ場所なので大きな建物になっているとの事です

西塔を別の角度から撮影したものです

薬師寺の白鳳伽藍のエリアの中心にある金堂で二重二閣の木造建築でものすごく立派なものです

薬師寺には二つのエリアがありこちらは玄奘三蔵エリアに行くところにあった門です

玄奘三蔵院伽藍で中を拝観することも出来、撮影はできませんでしたが平山郁夫画伯の壁画が見事でした

薬師寺を拝観した後は西ノ京駅まで歩き昼食を考えていましたが、お店がお休みだったので奈良公園近くまでバスで移動しこの「書架」と言うお店に入りました

手巻き寿司のような感じで天ぷらや野菜など色々な物を巻いて食べます

初日に一度来ましたが南大門だけ見て終わりにした東大寺に最終日に来ました。天気が良く門の様子も良くわかります

大仏殿へは拝観料を支払って入ります。まず入ってビックリするのは大仏殿の大きさですが、再建されたもので最初の大仏殿はこれより大きかったとの事です。この大きな大仏殿の大屋根の瓦は11万枚使われ、瓦の重さだけで1500tonもあるそうです

大仏殿の正面には小さい窓があり、お正月などはこの窓が開かれると大仏様のお顔を拝めるそうです。といってもいつでも大仏殿の中に入って拝むことができますし、写真なども撮影することが出来ます

大仏殿の中に入りました。奈良の大仏様を正面から撮影した写真です

奈良の大仏様を斜めから撮影させて頂きました。正式には廬舎那仏です

大仏殿を見た後に出口付近から撮影しました

南大門から入ってきて正面にこの中門があります。この門の先に大仏殿がありますが、この門は入れず左に入るための門があります。大仏殿を見た後はこの写真を撮影した方から出てきます

1日目に来た日は結婚式が行われていて御本殿には入れませんでしたがこの日は大丈夫でした。吊り灯籠が並ぶ回廊は見事でした。この灯籠は今でも寄進する事が可能で、寄進するには灯籠の費用や管理費などで200万円以上掛かるとの事です

ほんとうに沢山の灯籠があり、緑青なのか緑がかった灯籠も多く歴史を感じます

春日大社では節分・お盆には全ての灯籠に灯りを灯すときがあるそうですが観光では昼間に来ることが多いので、その雰囲気を感じられるように国宝の藤浪之屋が解放されその中に灯されています

御本殿の所の写真で、この門の奥に沢山の神社が並んでいますが残念ながら入ることも写真に撮ることもできません。NHKの番組のブラタモリでこの中に入って段差を確認した映像などが貴重ですね

観光を終えてJR奈良駅に戻って来ました。この建物は奈良駅の旧駅舎で昭和9年に出来上がったもので、奈良駅を新しくするときに曳家工法で平成16年に移設されました

宿泊したホテル日航奈良ホテルの入口で奈良駅に直結しています。知り合いのご厚意により最終日も夕方までのレイトチェックインにして貰い、荷物を全て部屋に置いて観光し、部屋に戻ってシャワーを浴びて着替えてからの帰りでとても助かりました

帰りは荷物もあったので奈良駅から伊丹空港行きのバスで伊丹空港に移動です。時間的には早い時間に到着してしまったので荷物を預けて展望デッキで撮影です

伊丹空港は関西の「よしもとエンタメショップ」があります

中にはなんば花月のセットのような展示がありました

夜の便なので空港で夕食にしました

搭乗時刻になったので搭乗口に移動です

機内に乗り込み空港の雰囲気を撮影しました

いつもの様に夜間の離陸の動画を撮影しました

伊丹から羽田へはあっという間に到着で羽田空港に着陸する時の動画も撮影

荷物を受け取り駐車場への連絡口があり出発ロビーに来ると明かりも少なく寂しい感じでした

この旅で回った所のGPSデータを地図に落としたのはこれです

【5】まとめ


・速足ではあったがメインの観光スポットはほとんど回れた
・東大寺は大仏殿だけで二月堂とかは行き忘れた
・大佛鐡道の廃線跡は道標もしっかりしていて無事に歩いて散策ができた
・知り合いとも無事にあう事が出来て楽しかった
 (ホテルの総支配人に出世していた)
・飛行機で行ったけど新幹線を使えば日帰りも可能だと言うのもわかった
・この旅で掛かった費用は下記の表です。ツアー代金はマイルを使って15000円充当したので、この表から15000円少なく、夕食はホテルのクーポンを5000円使っています。実質の支出は69,288円

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