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令和の虎【エコエネ柱】太陽光発電ってほんとに必要?

今回取り上げるタイガーファンディングは、太陽光発電の「エコエネ柱」の回です!

【前編】専門的すぎるプランに虎が困惑。北海道発「エコエネ柱」でエネルギー問題を解決したい【花澤 亮也】[416人目]令和の虎

■志願内容

今回の志願内容を簡単に説明すると、「太陽光パネルの代わりに電柱型のものを作って家庭に売りたいので、1000万円投資してください」というものです。

北海道や東北地方では雪が降ると、パネルでは積もってしまって使えないので、代わりに家の南面に電柱とほぼ同じサイズのものを設け、それで太陽光から電気と熱を作る、という説明。
中国(ウイグル産)のパネルとは違い、北海道の研究者の方が作った球状の素子を使うそうです。

球状の太陽光発電素子を使った懐中電灯(これ自体はこの人の商品ではないが素子は同じ物)

簡単な説明が終わるとすぐに、虎の島やんさんから「太陽光ってクソ」って話があるけどどうなの?と意見が。

お、いいねいいね!
やれやれー!笑

■太陽光発電ってほんとに必要?

ここからさらに、太陽光発電の問題を林さんが端的に語ってくれます。

「発電量が少なく、かつお金がかかり、それが再エネ賦課金という僕たちの税金で賄われている。ゴミが増えるのも問題」

おぉ!林さん、素晴らしい!

太陽光パネルに問題が多いということは、けっこう語られるようになってきましたよね。
林さんも指摘したとおり、私たちの電気料金がどれだけ上がったか、それによって成果はどれだけ出ているのかなど、コンパクトにまとまっている動画を貼っておきます。杉山大志さんというキャノングローバル研究所の方の動画です。

しかしさらに、ここからもう一歩踏み込んでほしい!
そもそもなんで太陽光発電が推進されてきたんでしたっけ?

そう、「二酸化炭素(CO2)で温暖化する」とまことしやかに言われてきたからですよね。
火力発電はCO2を排出するからだめだ、原子力発電も3.11で被害が出た、じゃあ再生可能エネルギーだ、とそういう流れですよ。

■「CO2によって温暖化している」は正しいのか


まず、温暖化しているのかどうかですが、ここ200年くらいを見れば平均気温は上がっているようです。しかし、それは直近200年を切り取っただけの話。
地球は太陽の活動によって気温が上がったり下がったりを繰り返しているので、その上り坂なだけかもしれません。また地球のどこの温度を見るかで、上がっているところもあれば下がっているところもあります。

この平均気温の上昇が本当に人間の活動で生み出したCO2によるものなのか見極めないといけませんよね。
もし、CO2が原因じゃないなら、「脱炭素」と銘打ってやっているいろいろな施策が全部的外れということになります。

この疑義については、渡辺正先生という研究者の方がいくつか本を出しておられるのですが、こちらの動画もまとまっており、かなり良かったです。

特に最後の3分ほどで語っている「CO2が増えれば植物が増え、食料がたくさん生産できる」という観点は非常におもしろいです。

温暖化の話も掘れば掘るほどいろいろありますが、このくらいにして令和の虎に戻ります。

この回は虎の方々の「そもそも北海道や東北は日照条件悪いから現状も太陽光のニーズ少ないんじゃないの?」という指摘がなかなか拭えなかったですね〜。
熱として使って、ロードヒーティングで除雪したり給湯したりするのがメインのようだったので、単純に実験を重ねてその効率がしっかり判明すれば、あとは原価との兼ね合いの問題なのかなと思いました。

こういうワンチャンすごいものかも?っていうのをちゃんと条件出して確かめようとするところは、林さんらしくて良かったです。

結果が楽しみですね〜。

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