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もう「どこそれ?」とは言わせない 私の地元を紹介

こんにちは。
旅好きのライター、じんです。

今回はライターに縁のある地域を紹介する特集記事ということで、私の出身地である岩手県の陸前高田市(りくぜんたかたし)について紹介します。

多くの人は初めて聞く名前かと思いますが、地域のおすすめのスポットや魅力をお伝えします。


陸前高田ってどこ?

岩手県の端っこに位置(画像:西日本新聞meより)

陸前高田の特徴

陸前高田市は岩手県の南東部、岩手県と宮城県の県境に位置する市であり、人口17000人ほどの小さな町です。

陸前高田市は三陸沿岸に位置することもあり漁業が盛んで、湾の地形を活かしたカキ、ホタテ、ワカメなどの養殖漁業が行われています。

また、地域では雪もほとんど積もらず、年間を通じて日照時間が長く温暖な気候であることから、「岩手の湘南」と呼ばれることも。イチゴやトマトなどが年間を通じて生産可能であり、水はけのよい土壌を利用して栽培されているリンゴも地域の名物となっています。

佐々木朗希選手の故郷

街のいたるところにのぼりが立つ
ドジャース所属の大谷翔平選手も岩手県出身
両選手への応援熱がすごい

野球ファンの方ならピンとくる人もいるかと思いますが、陸前高田市は千葉ロッテマリーンズ所属の佐々木朗希選手の故郷です。
地域の店舗ではマリーンズや佐々木選手に因んだコラボアイテムや限定グッズを手に入れることができます。野球ファンの方や興味がある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

見どころとおすすめスポット

東日本大震災津波伝承館

公園内に施設と道の駅が併設されている
公園内には多くの震災遺構が残る
海までは長い参道が続く

東日本大震災による被害を後世に伝えるための施設であり、地震や津波が発生するメカニズムや三陸地域の津波の歴史、東日本大震災発生時の災害対応や支援活動等についての展示があります。
施設の隣には道の駅も併設されており、海産物などの特産品を多く取り扱っています。

津波により大きく変形した橋桁
自然災害の力の大きさに圧倒される
津波で損傷した車両
モダンなデザインの道の駅内
地域でとれた海産物や特産品が並ぶ

奇跡の一本松

実物は残念ながら枯れてしまい、現在立っているものはレプリカ
かつての高田松原の海岸 海水浴やレジャーでにぎわう場所だった

陸前高田の海岸には「高田松原」という全体で約7万本、全長2㎞に及ぶ松の防潮林がありましたが、震災による津波によってその全てが失われました。
奇跡的に1本だけ倒れずに残った松がモニュメントとして保存、展示されています。

七夕祭り(8月7日)

飾り付けられた山車が街を練り歩く(画像:陸前高田市観光物産協会より)
山車同士が激しくぶつかり合う(画像:陸前高田市観光物産協会より)
祭りで使われる山車が保存、公開されている

毎年8月7日(旧暦の七夕)に伝統の七夕行事が開催されています。先祖の供養や五穀豊穣を願って始まったとされるお祭りであり、900年近い歴史があります。

飛び入りの方でも山車の綱を引いて祭りに参加することができ、七夕の熱気を感じることができます。豪華絢爛に飾り付けられた山車が街を練り歩き、ぶつかり合う光景はとても迫力があり、圧倒されること間違いなし。

昇龍厨房 四海楼(しかいろう)

多くの人が並ぶ名物中華料理店
店主一押し 醤爆麵(ジャンバオメン)(画像:三陸旅しるべより)

最後に陸前高田に来たなら必ず訪れたい、おすすめのグルメスポットを紹介します。
四海楼は地域の名物中華料理店であり、オープンから40年以上地元の人々に愛されている人気のお店です。
先述した佐々木選手が子供の頃から通っているお店でもあり、佐々木選手も本格中華のおいしさに太鼓判を押しています。ぜひお試しあれ!

お店の情報は以下インスタグラムより確認できます。

見どころ沢山 陸前高田

今回はみなさんの多くにとって初耳であろう、陸前高田市について紹介しました。
その他にも「海洋熟成ワイン」や自然を生かしたアクティビティなど、多くの見どころがある陸前高田。
東北方面に旅に出る際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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