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【人体改造カブ式会社 カラダコラムVol.2】

人体改造カブ式会社とは、札幌駅前通地区全体の健康=エリアヘルスマネジメントに取り組むプロジェクトです。2回目のコラム執筆者は、三田智さんです。縄文好きから、社内での愛称は「縄文野郎」。縄文と同じくらい日本酒も大好きなので、日本酒から健康について考えていただきました。

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10月1日は日本酒の日。この日に制定された理由について調べてみると、「10月に入ると、収穫された米による酒造りが始まるから」だとか。

一方、干支が関係しているという説もあり、10月の干支は「酉(とり)」という漢字に由来しているそう。そもそも「酉」という文字の由来が「酒壷」や「酒」という漢字から来ているそうなんですね。更に日本酒の起源を辿ってみると、三世紀頃の日本(邪馬台国)について記述されている「魏志倭人伝」に行き着きます。

資料によると、当時の日本について「人性、酒を嗜む」という記録が残っており、一般の人民にまでお酒の文化が広く行き渡っていた可能性があるそうです。卑弥呼もひょっとして嗜んでいたのかも…と思うとロマンが広がりますね。

高温多湿の島国・日本。この土地で無ければ生み出されなかった独自の「発酵」という現象。偶然も含め、多くの人たちがその恩恵を受け、それが今の我々の体に受け継がれてきたとも言えるでしょう。

近頃は腸内環境を調える為に麹を使った料理のレシピや食品がある程。そもそも自分の住んでいる土地に住みついていた菌を使って発酵させる訳ですから、パワーが無い訳がありません。皆さんの体の中に自分の体をベストにする記憶が残っているかもしれません。普段の食生活に一品だけでも「発酵食」を取り入れてみてはいかがでしょう?
        
社員 三田 智

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