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沖縄移住┃小笠原諸島の海を見て価値観が変わった話

33年間暮らした東京を離れ、地域おこし協力隊として沖縄に移住することになりました。じんまるです。

もともと自然が好きな私ですが、正直なところずっと山とか川派でした。
なので、海に誘われてもあまり乗り気ではないことが多かったんです。

ところが、ある旅をきっかけにその考えが180度変わります。
山は好きだけど、海も最高じゃん!というように。

小笠原諸島の旅

私の人生を変えた旅、それはとある夏の「小笠原諸島」です。

久々に会った先輩が小笠原諸島のリピーターで、いろいろと話を聞いているうちにノリと勢いで旅の予定を決めました。

ご存じの方もいるかと思いますが、小笠原諸島へ行く方法はただひとつ。
おがさわら丸による24時間の船旅です。

どうやら、行くのが大変だからという理由で断念する人も多いんだとか。

でも、24時間も船に揺られてたどり着いた先には、一体どんな景色が待っているんだろうというワクワク感で、行かずにはいられませんでした。

そして、その旅が私の人生を大きく変えることになったんです。

ボニンブルーの不思議な力

小笠原諸島の海は「ボニンブルー」と呼ばれています。
透明度抜群の濃い青、群青というか濃紺というか、そんな色ですね。

父島が近づくにつれて変わっていく海の色。
そんな景色を眺めているだけで、なんだか満たされた気持ちになりました。

もちろん、海を見てそんな気持ちになったのは初めての経験です。

言葉ではうまく言い表せないけれど、海と風、空と雲、太陽と星、それしかない時間がとても贅沢で、何にも代えられない最高の時間でした。

そして、その経験を境に、ただ海を眺めている時間が好きになったんです。

小笠原から沖縄へ

そんな小笠原旅行を経て、いつか離島に住みたいと思うようになりました。

小笠原村の公務員試験に挑戦したこともありましたが、結果は不合格。
今じゃないのかなということで、そのまま会社員として働いていました。

そして、2度目の小笠原旅行。
おがさわら丸に揺られながらボニンブルーの海を見ていたら、一度きりの人生これでいいのかなと思い、内地に戻ってすぐ退職することを決めました。

そして、そんなタイミングでの沖縄移住。
これは何かのご縁だと思わずにはいられませんでした。

まとめ

正確に言えば、沖縄本島は離島とは言えないのかもしれません。
でも、人生のステップとしてチャレンジしてみることにしたんです。

ボニンブルーの海を見ていなければ、今こうして沖縄に移住することもなかったと思うと、なんだか感慨深いです。

そして、すべての経験は未来に繋がっているんだなと実感しています。
人生に無駄なことなんてない、そこに改めて気付けたことに感謝です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

以上、じんまるでした!

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