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【作詞】=存在=

電話がかかってきた
見慣れない番号

4月の晴れた日なのに
ドキッとした

大嫌いだった
なんのために傷つけるの

なんにもわかってないよ
だれを見続けているの?

ぶつけてきた思い
張り裂けた 過去
戻りたくもないけど
悲しみは救いたくて

本当はずっと
甘い味のミルクコーヒー
欲しかったんだよ

苦くて効かない
淹れてくれてたコーヒー
どんな気持ちなの

もうずっと会えないって
こんな日を突然
招待した覚えはないよ

生きていて、お願い
これからも
あのコーヒーでいいからさ

何を足すかは
このAge 
もう選べるさ

求めすぎてごめん
これからは
あのコーヒーだけでいいからさ

なにがあったって
存在が
意味を持つ

分からなすぎてごめん
今まで
精一杯に ありがとう


********************

母が死にました。
子どもの愛し方を全く分からない人でした。
母の言動は想像を超えていました。
傷つきすぎて怖くなって
母に会えなくなってしまっていました。  
 
 
でも、存在していること 
そのことの凄さをまじまじと
思わされました。
 
********************









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