ひさびさのひっこし:にもつはこびにも順番がありそうだ
はじめに
20年来のひさかたぶりのひっこし。今回は単身。1から10までじぶんひとりで。なにからなにまでだんどりしてきめていく。それにともない家族のアドバイスや支援をもらいつつ、効率的な手順をあれこれあたまのなかでさぐりながら適宜行動にむすびつける。
きょうはそんな話。
ひっこし当日でも
この数日はにもつの移動にあてた。それにもかかわらずこうしてnoteの記事を書き、あいまにふだんの学習サポートや研究パートのしごとをしながら。通勤がてらに途中の新居にくるまですこしずつ荷をはこぶ。洗濯機やテーブルなどおおきな階段ののぼりがむりなものは赤帽さんの協力で。
あとのちまちましたものはかぎりなく処分したうえで必要最小限をはこびいれる。もとの家に当面おいておいてよさそうなもの、たとえば確定申告の7年分の書類など。新居となる賃貸ではじゃまな存在はそのままに。
そうはいっても
それにしてもスムーズにことをはこぶにはだんどりがたいせつ。つくづくそう思う。衣食住のどれひとつ欠けても日々の生活に難渋する。
たとえば手配をたのんだ荷物を光熱水のつかえない新居でじっと待つあいだ、食事をどうしようとか、ガスの開栓のまえにガス管と留め具を買っておかなくちゃとか、でもへやから外出できないよ…。気づきにくいことがつぎつぎにでてくる。進行が中断してしまいかねない。
そんなとき。たびをしていると思えばそれなりにことがはこびそう。基本的にかばんひとつ。それで日中はわが身のおきどころさえ確保できれば、あとは自由。ただしその自由、便利、快適さをわが家のように得ようとすればするほどたびさきでお金をおとしていくわけだが…。
だんどりをもとめる
さて、ひっこしにもどろう。チェストのなかの衣服をダンボールにつめながら思った。これってひきだしのまま運べばひと手間いらないじゃんとか、ラグをさきに運んで敷いとかないとテーブルのせられないよとか。
ひごろはなにげなくやっているひとつひとつがこうしただんどりの結果、意識せずにたんたんとくらせる。あたりまえのようでわすれがち。
ふだんしないものの移動にともなう新鮮な気づき。これはつね日ごろつかわないあたまのかたすみをめざめさせるのに好適。しごともこうしてつかわずさびつきつつあるあたまのなかをよみがえらせればもっといいのかもと話がとぶ。
各種の手つづき
にがてな届け…。1度でとおったためしがない。役所やなにかに出向いたり、ネットで変更したり、手順よくすすめないとむだ足になりかねないし、よぶんな費用がいる。今回行動してくるま関係はこれまでは店やなにかにたよりすぎたかなとつくづく思った。
こんなめんどうなことをわずかな額でひきうけて代行してもらえていたなんて。なかには意外とすんなりかんたんなものもあるが、やってみるまでは皆目見当がつかない。
つい10日まえに車検と自賠責保険を更新。ひっこしですぐに保険の住所変更が必要になった(だんどりワルイ)。これまでは車検のたびにいっしょにやってもらっていた。それをこんどはじぶんでやる。なにをどうするのか1から調べた。たんにひっこししてから車検をすればよかったわけだが。
おわりに
ひごろどんなにヒト様に頼って生きているのかひさびさのひっこしで思い知らされた。この歳になって新居住まいに慣れるのもそれなりにかかりそう。まだまだ変更しないといけない手つづきはつづく。
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