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年度末なので学習サポートの今後をかんがえつつ資料・テキストの落ちつき先をみつけていく


はじめに

 それにしても増えたなと思う。背の高さの本棚で7つ分。学習サポートでつかうテキスト類。

このしごともあと数年かなと思う。つづけながら方向をかえていくつもり。関係先へすこしずつ資料などをわたしている。2年前には新規でこの業界にくわわった方へ。立ち上げの際にサポートしていた。そしてきょうはある塾でアルバイトをしている学生さんにほしいものがあったらと配る予定。

きょうはそんな話。

けっきょくは

 はじめたばかりのころは手づくりばかりだった学習サポートの教材。国語の問題をつくりはじめてはたと手が止まった。物語、評論、詩など教科書に掲載されているものはそのままは著作権のために載せられない。どうしようか。市販教材をさがしをはじめた。

一般書店にはめぼしいものはあまりない。そこで電話帳をめくり、こうした業者向けのテキストの取次業者に連絡をとり、納入してもらえるか交渉。間髪おかずにとりそろえてもらえた。

その多くは店で下見ができる。やはりもちはもちや。ほしいものがそろっている。さがしていた国語のみならず、各教科について児童・生徒の学力におうじてとりそろえてある。しかも中小出版社から教科書をとりあつかう大手まで。こうした学校用でないテキストがこんなに豊富に作られ、業者をつうじて仕入れることができるなんて。まったくそれまで知らなかった世界。

しかも店員さんは業界のこまかな情報にくわしく、しごとをやっていくうえでおおいに役立った。なにもぜんぶを手づくりする必要がないとほっとして、すこしだけ肩の荷がおりた。足りないところを手づくりで補えばよいとなれば、そのぶんの時間で生徒たちのサポートを手厚くできる。

費用はそれなりに

 テキストは生徒たちへ無償でくばるわけではない。テキスト代金として費用を別途でいただく。たとえば小中学校の教科書は無償だが、ワークや問題集は有料で生徒たちの保護者の方々がご負担される。それと同様、なるべくご負担をかるくできるようにテキスト選びは慎重におこなう。年末から年度末にかけて仕入れにむかう。

事前に新年度のテキスト代の予定を保護者の方々へご案内。ご質問などがなければ請求書をお送りし仕入れる。生徒たちにじぶんでなまえを書き入れてもらいつかいはじめる。リスクはあるがテキスト代を納付いただくのはのちになってしまう。

このテキスト選びは毎年、年末におこなう。費用を例年とほぼかわらないようにしないと保護者の方々のご都合もあるはず。なるべく効果的でコスパがよいものを見本やカタログ、展示会などに出向いて見くらべつつ、ひとつひとつ決める。

選ぶテキストの決めては効果。生徒たちが取り組みやすくて理解がすすみ、成績や意欲のの向上につながるつくりのもの、ある程度自学自習に向くもの、そしてなるべくわたしがおしえやすいものがいい。

おわりに

 自分用にもおなじテキストを入手。これらで教える際の予習をする。資産になり蓄積していく。わたしのしごとをささえてきた。

教科書改定がすすむごとにとり替えてきた教科書準拠のものが多い。なかにはこうした改定にはびくともせず、わが道をいくテキストがある。定評がある。成績の向上も望めるし、つかっていても日々その成果を感じられる。

製作者の意図は長年つかうとこちらにしっかりつたわる。やはり教育に従事する者同士、つうじあえる。やっぱり教える上でのかんどころはおなじなんだなとつかっていて思う。

書棚に目をむけるとほとんどのページに目をとおしたなあと感慨深い。その日その日でわたしが最適のものをさっと生徒ごとに準備するすがたに生徒たちは目をまるくする。

だってそれだけながくやっているから。それだけにすぎないよ。


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