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🌀牛蒡・里芋の記🌀

本日、今期最後の牛蒡・里芋納めとなりました。
いやはや、サト様、ゴボ様、約1年間、誠にありがとうございました。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

こうして栽培と収穫をしていると、各地で収穫祭がある意味が実感としてよく分かりますね。文化や習慣と共に失われた祭祀もたくさんあるのだろうけど。
無宗教でもナニモノかに祈り、感謝を申し上げたくなるもの。

信仰とは本来、ご利益や癒しを求めるものではなく、自然への畏怖と感謝から出るものであったとしみじみ思うものであります。

さて、ここからは写真で1年間の振り返りをして、本日は短めに筆を置かせていただきます。

まずは天地と作物、地球と宇宙に手を合わせて…🙏

6月5日の畑。まだまだ可愛いサト様・ゴボ様🌱
こちらは本日収穫したお庭の里芋。5月31日。不耕起、灌水のみで育て上げました。愛おしや♡
いきなり飛んで10月18日。夏の暑さも終わり、気持ちよさそうな御二方。
9月12日のお庭。空梅雨で夏前の成長がイマイチで心配だったけど、秋梅雨でたっぷりと水を吸い急成長したサト様。庭の里芋が一番生育良好だった。水管理が手軽にできたことが功を奏したと思う。
大浦太牛蒡、袋栽培の収穫。根菜はドキドキ感が堪らない!
まずは1本目。10月23日。綺麗に伸びた素直なゴボ様。
そして本日!いよいよ満を侍してお庭のサト様。収穫後なんとなく親芋を割ってみた。美しい生命力…!食べられるけどそんなに美味しくない。今年は畑もお庭も親芋年にしてみる予定だけど、保険で小芋を1つ鉢に仕込んでおいた。親芋の保存で失敗したら全滅ですからね。ちなみに小芋は全部外しちゃってます!保存方法としては失格だけど、美味しいうちに取り切ってしまいたくて。。。でも今思えば、1株だけセオリー通りに保存しておけば良かったのではないかと若干の後悔。ま、何事も実験ということで👍
こちらは最後の大浦太牛蒡様。本当に土中の神様みたい。販売元の野口種苗によると「根長60cmほどの太い短根ゴボウ。(耕土が深いと一メートル程度まで長くなる)太く成長した姿はグロテスクだが、繊維質が少なく肉質は実に柔らかい。京料理など高級料理に使われ、煮物に最適。純系種。食べると誰でも納得する、日本一おいしいゴボウ。」うちの場合はちょっと長めで股根になった。まっすぐ育ったのは最初の1本だけだったと思う。たしかに肉質柔らかで美味しく、煮物が合う。最後の株の生育期間は10ヶ月!もちろん割れているけど太さがすんごい。上記最初の収穫が6ヶ月なので、比較すると成長が一目瞭然。
収穫後のサト様・ゴボ様。里芋は2株だったけど、1つが分けつして3株分の収穫に!茎葉が枯れてからシートを被せて保存。良質の芋が育っていて嬉しい。牛蒡の股根もむしろお得に感じられるがどうだろう。売り物だとはじかれてしまうのだろうけど、多収穫ということで家庭菜園ならではの僥倖と思っている。味はちゃんと美味しいしね。やらないと分からないことって本当に多い。それだけでも学び甲斐がある!

さて、以上が今季の「牛蒡・里芋の記」でした。

里芋の保存に関して追記すると、やはり茎葉が枯れた時点で掘り上げ、子・孫芋を切り離さずに逆さにし土中保存するのが一番良いように思われる。要するにネットや家庭菜園の本で書いてある通り。

植えっぱなしで土中保存する場合、そこから種芋を収穫するなら問題ないかもしれないが、大きく成長した小芋が親芋化して食味が落ちてしまう懸念がある。事実、いくつかはそのようになっている。
せっかく大きく成長した良質の芋なのだから、しっとりねっとり中身は美しい純白の芋に仕上げたい。

やはり収穫適期が一番美味しいね!
というのが結論。

敵地適作・適期適作がキホンのキ!
何事も基本が大事。というのは本当ですね。
自然から教わることは無限です。

今年も実り多き一年となりますように🙏

ありがとうございました!

11月25日。冬真っ盛りの畑。豊穣の一言に尽きる。

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