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家を建てる前に。家づくりの本

マガジン「BOOKS 家づくり・住宅・設計関連の本」では新建新聞社発行の家づくり関連本を紹介しています。いずれも家を建てる前に読んで欲しい本ばかりですが、今回は新築で家づくりを考えている人向けの5冊を紹介します。

01.家づくり考え始め期

あたらしい家づくりの教科書
だん 暖か・団らん・高断熱住宅

家づくりを考え始めた人へのとっかかりとしておすすめなのは『あたらしい家づくりの教科書』と『だん』です。

『あたらしい家づくりの教科書』はこれからの家づくりに欠かせない視点、住宅の性能と住み心地・健康・燃費の関係と「高性能なエコハウス」の必要性・メリットを9人の専門家がわかりやすく説く本です。基礎知識としてまずは「家」について知ってみよう、という人向き。

『だん』は高断熱住宅に特化した変わった雑誌ですが、住宅雑誌に多い”きらびやかで憧れる家(だいたい手が届かない)”ではなく、いわゆる普通の家(とはいえもちろん高断熱住宅)に取材に行き、お施主さんに住み心地や暮らしの変化、気になる光熱費のお話などを聞いています。写真と文だけでなく、マンガやイラストで解説をしているので、「性能とか言われても…」という人向き。

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02.家をイメージしたい期

建築家・永田昌民の軌跡 居心地のよさを追い求めて
伊礼智の住宅設計作法Ⅱ

建築家が設計する家を紹介する2冊。どんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのかイメージしやすくなります。住宅設計の考え方や手法も知ることができます。

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03.もっと深く学びたい期

エコハウス超入門
家づくりの基礎知識はついたけれど、性能についてもっと深く知りたいという人や、エコハウス住宅設計を手掛ける設計士さん向きの本。データや数値で論理的に家づくりを考えたいタイプにも。

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兵庫県明石市で「松尾設計室」を営む松尾和也さんは住宅業界では言わずと知れた有名人で、エコハウス設計のエキスパートです。

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