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7. 明けない夜があろうとも。

どういうわけか、「Oh my god」って言いながらトイレから出たら、そこにマイケルジャクソンがいた。ムーンウォークでケツから小便してやった。マイケルも、きっとおしっこはするよね。いつか、マイケルが月でムーンウォークしたら、ムーンとムーンで打ち消しあって、普通に歩いちゃうかな。え、彼はもう死んだって?だって人は死んだら綺麗なお空のお月様になるんでしょ?

最近、人身事故起きすぎ。
1人の命が失われたという事実と、自分が朝遅刻したという事実が、当たり前のようにつながってしまう社会が怖い。電車に乗ってる時、自分の目の前にいる人全てに何十年もの人生があると考えると、とっても怖くなる。今ここで爆発が起きたら、この世界は一体何年分の価値を失う?何百年、何千年、人を笑わせ、泣かせ、愛し、愛され、夢を託し、希望を抱いた、その全てを一瞬で無かったことにできる力が、人間にはある。今日も平和。奇跡。

ここだけの話、目の前で人が踏切に飛び込んだことがある。いや、その瞬間を見たわけじゃない。ただ、とっても大きな音がして、顔を上げたら、そこにいたはずの人が、いなかった。生きてるだけで、人は本当に尊いかな。全く意識してなかったはずなのに、命の炎が目の前で途絶えた、あのヨレヨレの服も、ボサボサの髭も髪もくっきりと、覚えている。その人について、わかることは、何もない。もうこの世にいないってことだけを除いて。最期の最期に、爆音を響かせる1秒前まで、あの人は尊かったか?別に、そんなこと、僕には何の関係もない。でも、ブルーシートに包まれて看取られる人間が、この世に1人でもいる限り、僕には、少しでもこの世界を良いものにするエネルギーが、きっとある。

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