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部員さんイベント|Before/After④ 10年の壁を乗り越えた

こんにちは。
自分軸手帳部員&アンバサダーの美穂です。

自分軸手帳2023の販売を開始しました!
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2022年9月5日(月)のランチタイムに、部員さん主催イベント「Before/After④ 10年の壁を乗り越えた」を開催しました。
プレゼンターは、ぶんきち。さん。


キャリアに悩み、「今が楽しければOK!」のポジティブさが逆に弱みとなり――いくつもの壁に阻まれていた10年でしたが、見事に逆転!「こんまり流片付けコンサルタント」として独立した2022年の様子を、オープンに語り尽くしてくれました。


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こちらのnoteではイベントの内容をダイジェストでお届けします。自分軸手帳部のコミュニティーの雰囲気を感じてください。

自分軸手帳部では、もくもく会の他にも定期的にイベントを開催しております。過去のイベント情報はコチラにまとめています。

■はじめに

「いろいろ手を出してきた割に、得られた結果が少なかった」とこれまでを振り返るぶんきち。さんですが、自分軸手帳と共に過ごす日々を辿ると、その理由が分かるようになってきたのだそう。

立ち止まっているわけではないのに、なんだかうまく歯車が回らない……そう感じているあなたは、ぜひこのイベントをご参考に。

■Before自分軸手帳

●キャリアの壁

結婚前から、留年、新卒1年で退職など、波乱万丈に歩んできたぶんきち。さん。そんな日々は、結婚後も続きます。

結婚直後の2011年、社会保険労務士の試験に1点足りず不合格。3回目の受験でこれ以上頑張れないレベルまで力を注げども結果に結びつかなかったことが、「頑張ってもどうせ無理」というマインドを引き起こします。

路線を変更した後は、「契約社員→子会社の正社員→親会社の正社員」と順調にキャリアアップしたかに思えましたが……出産後の休業中も支給されると聞いていたボーナスが0円。やる気を示した業務改善提案も、受け取ってすらもらえず――。

必要とされていない、そんな空気に心が折れてしまった」といいます。

●お金の壁

一瞬、夫を上回るボーナスを受け取ったたぶんきち。さんは、夫のプライドを慮り、あえて夫にお金の話をしなくなったのだそう。

さらに、「今が一番!」という志向に加え、夫婦別会計も手伝って、夫に黙ったまま舞台などにお金をつぎ込みます。
第一子出産(33歳)を経て復職した後は月給が大幅に減るも、クレジットカードのリボ払いなどで自己投資を続ける日々。
今年の頭には、すぐには返しきれない借金を抱えている状況にという状況に……。

■After自分軸手帳

ところが、そこからわずか1年足らずでぶんきち。さんはこの笑顔!
一体何があったのでしょう?

●2022年に超えた壁

10年間封印していた自らのお財布事情に加え、今後のビジョンを叶えるために、退職の意思も含めて夫に相談したというぶんきち。さん。(詳細は後述)
さすがに借金の件は、穏やかな夫にも「いますぐ返しなさい!」とさすがにきつく叱られたといいますが、この勇気で壁を乗り越え、欲しかった未来を手繰り寄せることに――。

そのステップに伴走したのが「自分軸手帳」だったのだそう。

■壁を超えるまで ~自分軸手帳を書いてみてわかったこと~

ここからはいよいよ、Before→Afterに至るぶんきち。さんの手帳活用術をご紹介します。

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自分軸手帳にはスケジュールページのほかに、9種類のワークや年間目標を立てるページがあります。

▼各種ワークについてはこちらをご覧ください

好きなワークから取り組むユーザーが多い中、ぶんきち。さんは「このワークの並び順には、きっと何か意図があるはず!」と、ページ順に忠実に進めていったのだそう。

参加者のコメント
順番通りに進めるのがいいって、同感です!24H棚卸し講座を受講していた時、浮き彫りになった課題が自然と次のワークにつながっていくんだと感じました!

①24時間の棚卸しワーク

タイムログから自分の価値観や課題を見出す「24時間の棚卸しワーク」。

別の手帳でログは経験済みのぶんきち。さんでしたが、今回違ったのはワークの中の「幸せを感じた瞬間は?」の問いの存在だったそう。

「平日にできないあれこれを『週末にやろう』と思っていたけれど、週末も時間がないという気づき。さらに、一番ハッとしたのが、『子どもがキャッキャしているのがうれしい』と感じている自分でした」。

子どもが朗らかに過ごす様子を見たいのに、週末は結局やりたいこともできず、子どもの様子もゆっくり眺められない――今の生活が「満たされていないものだ」と気づかされたといいます。

▼「24時間の棚卸しワーク」についてはこちら


②お金の見える化ワーク

続く「お金の見える化ワーク」では、1カ月▲3.5万円という結果に。

「お金関係がうまくいっていない自覚はもちろんありました。けれど、生きているだけで負債が増える状況が具体的な数字で出てきたのは、さすがに大ショック。『見える化』どころか『突き付けられたワーク』でした」。

さすがにこのままではまずい、とお金に真正面から向き合うきっかけを手にします。

▼「お金の見える化ワーク」についてはこちら

③引き算のワーク

引き算のワーク」ではやめたいことをリストアップ。

書き出しこそ「YouTubeをずっと見る」「SNSを見る」といった内容でしたが……書き進めて出てきたのは「借金が増えること」「1人で家計管理をがんばること」「身の丈に合わないお金を使うこと」――。

実際は「お金のことばかり考えている」、それが想像以上にストレスになり「それをやめたい」――目を逸らし続けた本心が浮き上がってきました
「日常の小さなことよりも、お金という大きな問題に向き合わなくては」と腹を括ったワークだったといいます。

参加者からのコメント
・現実を見るのが怖いという気持ち、よくわかります
・自分で蓋していることや棚上げしていることがワークで見えますよね

▼「引き算のワーク」についてはこちら

④自分のトリセツ

「ストレングスファインダー」や「VIA」などのサーベイを受けたことはあったものの、これまで結果を見て終わりだったというぶんきち。さん。

今回自分のトリセツ」のぺージにすべて書き出してみたところ、気づきが溢れます。

なかでも大きかったのが、「不得意」に目を向けたことでした。
「公共事業などに携わる前職は、『前例順守』が大切。ところがそれは、私の『不得意』分野でした。苦手に囲まれている自分、自分で自分を苦しめる環境を選んでいる現状に気づいたんです」。

▼「自分のトリセツワーク」についてはこちら

⑤今年の目標と計画

「自分の会社を作りたい」。ぶんきち。さんは、子どものころからそんな夢を抱いていたといいます。様々な手帳にある「WISH LIST」にも、毎回「自分の会社を作る」と記していましたが、これといって大きく環境が変わることはないまま――。

ところが、自分軸手帳ではページ上部のガイドに促されて「テーマ」まで書いてみたところ大きな気づきが生まれます。
テーマを文字にして、初めて深く実感したんです。『私は幸せになりたいし、目の前のお客さんに“ありがとう”と言われて生きていきたいんだ』って」。

それは今の会社にいるままではできないことだ、と確信したぶんきち。さんは、次のステージに向かって動き出します。

⑥今月の目標と計画

「振り返りは嫌い!私は今を生きる!」と歩んできたものの、自分軸手帳では毎月真面目に振り返ったというぶんきち。さん。
イベントなどの機会や、やり方を促すなど、様々な仕掛けで「今月もやろう」と思えたのが続けられたポイントだったのだそう。

YWT法(=やったこと→わかったこと→次にやること で振り返る方法)で書き出すうちに、「自分が意外と頑張っていること、毎月何か積み上げていること。『よくしたい』と思って動けば少しずつよくできていることを実感できました」。

かつて「がんばっても無駄」と思っていたその呪いを、自身の手で少しずつ手放しながら「今月の目標と計画」へとつなげていったのです。

▼「毎月の目標設定と振り返り」についてはこちら

■まとめ 

最初は「夫への配慮」として封印したお金の話でしたが……結局それは「自分を守るための言い訳だった」とぶんきち。さん。
「収入が減る育休中も赤字とわかりつつ黙って家計分担を変えなかったのは、夫と仲が悪くなりたくなかったのが理由。そして、お金の使い過ぎを責められたくなかったんですよね」。

こうしてお金のことを無視して目先のメリットだけを手にするために、自ら鎧をまとい続けてきた過去から変わることができたのは、「鎧を脱ぎたくなる目標ができた」から。

手帳でワークを積み重ねるうちに、ぶんきち。さんは「会社をやめて『こんまり流片付けコンサルタント』で生きていきたい」という大きな目標を手にします。

「書き出す」ことを繰り返した結果、たどり着けたのはこんな結論でした。

・実家は遠く親のサポートも期待できない
・副業も現実的ではない
もし「今」を大きく変えるなら、現状維持では手に入らない

退職を思い立った時、実は一瞬「お金のことはこのままで話を進めればいいじゃん!」という考えが頭をよぎったのだそう。
「けれど、それって鎧を着て山を登ろうとしているのと同じだな、って。それって多分、登れませんよね(笑)」。

「お金の問題を夫と共有する」「会社を辞める」――見事に鎧を脱ぎ捨て新たな行動に移したぶんきち。さん。

「振り返りで小さな自信を積み重ねたこと、自分の気持ちや未来に手帳で見通しをつけ、退職・独立の段取りを少しずつ進められたことが大きかった」といいます。

参加者からのコメント
・現状維持が楽な時、ありますよね……
・着ている鎧に気づくことができたのが素敵!
・鎧を上回る未来を描けたんですね

●大きなことをしたいあなたに

大きなことをしたいなら、『ゴールを決めること』と『今できることをする』のが大切」とぶんきち。さん。
しかも、この2つを相互に行ったり来たりしながら実現するのがポイントなのでは、と話します。

 ◎ゴールを決める

旅行の行き先が決まらないと「飛行機?電車?」とその手段が決められないように、人生の旅に出る前には「ゴール」を決めるのが最初のステップ。
しかも「人生のゴール」はふわっとしたものだからこそ「手帳に『書くことで決められる』、あるいは『決めるために書く』という側面があるのでは?」とぶんきち。さんは話します。

「客観的に文字として目にすると、『こう思っていたんだ!』と一歩引いて気づくことができるんです」。

また、そのゴールに「引力があるか?」も大切なポイントだとか。
「今すぐ行けるゴールなら、さっさと好きな時に行けばいい。ちょっと遠そうだけどなんだか惹かれる、行かずにはいられない――そんなゴールの方が、気持ちが奮い立つし、大きな変化が起きるのでは?」。

 ◎できることをする

ぶんきち。さんは「『できることしか人はできない』と自覚することが、実は大切だと思うんです」とも語ります。

ぶんきち。さんの「今できること」は、鎧を脱ぐことでした。

「やってみて『このゴールじゃなかった』とわかることもありますが、それもやってみて初めて分かること。そのときはゴールを変えればいい」――まさに「ゴールを決める⇔できることをする」の繰り返し

地道に思える「できることの積み重ね」こそが、大きな結果への道であることを体現してくださいました。

さらに、こんな優しいアドバイスも…。ぜひ心に留めてくださいね。

参加者のコメント
書くことで決める、書いてさらに強化。
・ゴールを決めているのに動けない私がいます。カタログを眺めて迷っているみたいな……だから今できることをする!の相互が大事なんですね!

●最後に

長い手帳歴をもつぶんきち。さん曰く、自分軸手帳が他と決定的に違ったのは「コミュニティ(=自分軸手帳部)の存在」だったといいます。
「振り返りましょう、今一緒に書きましょうという働きかけが常にあって、小まめな『やろう』『書こう』につながりました」。
その積み重ねで得られたたくさんの気づきと行動が、今の笑顔につながっているのでしょう。

参加者のコメント
手帳部の流れに乗って進められるのが大きいって、よくわかります
・コミュニティがなければ100%書けていません!

――こうして物語を現実にしたぶんきち。さんですが、まだその道のりは続きます。
「これからも今できることを積み重ねて、成功していきたいと思います!」と語るぶんきち。さんの未来の話を、また聞きたくなる40分でした。

◆イベント後の声

◆おしまいに

一人では続かない手帳も、誰かと一緒だと長く深く続けやすくなるはず。
自分軸を仲間と育てたいあなたを、自分軸手帳部でお待ちしています!


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文責:美穂

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