スポーツのパフォーマンスアップには、視力が鍵!運動指導者が知っておきたい『近視予防』の基礎知識とエクササイズ。
【オンライン講座予告】
運動指導者に活かす、近視予防の基礎知識
WHOも懸念する、人類史上かつてない「超近視時代」。
なんとその数、世界の人口の1/3である25億人が近視であると言われています。
(参考:超近視時代 コロナ禍でさらに|NHK特設サイト)
近視が増加している背景を意識して、運動指導したことはあるでしょうか。
最近では、プロアスリートをはじめ、スポーツのトレーニングに、怪我の予防にも繋げられる事で、日本でも視力トレーニングが広がりつつあるようです。
来たる2024年3月3日(金) 19:30PM〜、
講師に眼鏡作製技能士であり認定理学療法士の山本 卓 先生をお迎えし、オンライン講座を開催します!近視予防の基礎知識を学び、ぜひ運動指導にも活かしていただきたいと思います。
●近視が進む原因とタイミング
近視は、特に成長期では身体の変化が大きく、屋外活動が少ないなどの生活習慣により進行するリスクが高まることが指摘されています。
また、これまでは成長期に近視の進行リスクが高いと考えられていましたが、近年は大人にでも進行するケースが報告されており、学童期の予防法が参考になることが示唆されています。
●この講座で学べること
令和5年度に中学生の全校生徒800人を対象に運動指導を行い、1/3程度の生徒は運動前後で視機能の改善が実感されました。
(瞬きを我慢できる時間や、調節機能のテスト)
※近視を治療、改善するような知見ではありません。(仮性近視の場合、エクササイズなどによって結果的に視力が出やすくなるような可能性はあると思います。)
強度近視の場合、失明に至る可能性もあります。早期からの近視予防、近視化してからの悪化予防が重要です。講座では、近視研究会から発信されている学童の近視進行予防の紹介と、実技を行いながら近視予防の知識を深めていきます。さらに、近視・遠視・老眼・眼病など、年代ごとに注目するポイントについて紹介します。
●こんな方は必見!
現在の教育現場では、小中学生の生徒全員にタブレット端末が配布される学校も少なくなく、教員や保護者の方からは身体的な不調との関連を心配する声が多く寄せられます。また、実際にちょっとしたことで怪我する生徒や、慢性的な頭痛などの不定愁訴を訴える生徒も。
本講座は、特に成長期のこどもに運動指導をされている方は必見の内容です!また、すべてのスポーツにおける運動指導に携わっている方におすすめしたい講座です。講座の対象は、運動指導者向けをとしていますが、もちろんどなたでもご参加いただけます。近視に悩まれている方、お子様の将来の近視が心配という方も、ぜひご参加ください!
●講師について
山本 卓 YAMAMOTO, TAKU
眼鏡作製技能士(国家検定資格)
認定理学療法士(健康増進・参加)
予防運動アドバイザー
【プロフィール】
2008年に理学療法士免許取得。現在まで医療・介護分野にて臨床経験を積んでいる。オプトメトリー(光学、生理学、解剖学などから眼について研究する学問)について学び、眼鏡作製技能士(国家検定資格)を取得。ビジョンケアの大切さについて地域に発信している。
行政からの依頼で地域住民を対象とした介護予防の人材育成講座や、地域のサロンに出向く講座を延べ200回以上担当。また、小中学校からの依頼で学校での指導も行っている。
【講座概要】
日 時:2024年3月22日(金) 19:30-21:30(10分前からzoom入室可)
1週間の見逃し(アーカイブ)配信があります。受講料: 5,280円(税込)
※日本ヘルスファウンデーション協会賛助会員は割引あり
【講座のお申込み】
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