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ジェンダーギャップ指数125位の日本で考えること。

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ジェンダー差別やジェンダー平等などを女性の視点から書いています。
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#性暴力

勇気、という言葉だけでは足りないほどの勇気

父親からの性暴力を実名、顔出しで訴えた女性の動画です。

もう…勇気という言葉だけでは足りないほどの勇気です。 

ありがとう。
私はたくさん勇気をもらいました。

「死ぬ日を1日1日伸ばしてきた。」という言葉の意味、私にはとてもよく理解できます。
そんな気持ちと毎日戦っています。

新聞の記事なども読みましたが、地域の特性上、家族や親戚から無かったことにしてほしいと言われたことなど、地域のしがら
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そのとき、あなたは、何を着てた?

そのとき、あなたは、何を着てた?

現在上智大学で開催中の、性暴力と服装について考えるインスタレーションに行ってきました。

見るにはなかなか勇気がいりましたが、行ってよかったなと思います。
性暴力被害時の服装は、肌の露出が多いものはなく、どれも普段着でした。
小さな女の子のピンクのパジャマが展示されており、それが一番辛く、直視することができませんでした。

性暴力被害に遭ったとき、「あなたがそんな(露出度の高い)服装をしているから

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ニホンオワツタ

私が今一番悲しいのは。
テレビ局やテレビ局のキャスターたちが性被害を「それほど大事だとは思わなかった。」と言っていることだ。みんな噂では知っていた、けど大したことではないと思っていたと。

それは被害者が男性だったから?男性なら心が傷つかないとでも?悪しき男らしさはもう捨てようよ。

だけどこれが女性だったからといってもやっぱり日本では何も変わらなかったと思う。

私は被害を身近な人に告白した時、

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ジャニーズ性加害再発防止チームの会見を見た。かなり踏み込んだ内容であり、暗闇に光が当たった瞬間だった。
まず大きな痛みを伴いながら被害を訴えた方々の勇気を讃えたい。1人の男の病的な欲望を単なる『イタズラ』と捉え隠蔽してきた事務所、マスコミ、企業、私達は人間の尊厳を軽んじてきた。

誰かの道しるべになれるかもしれない、それこそが最後に残された希望

誰かの道しるべになれるかもしれない、それこそが最後に残された希望

NHKクローズアップ現代+には「性暴力を考える」という特別サイトがある。

この特集が始まってから3年半。
内容に励まされ、時には勇気をもらい、知らなかったことを学び、スタッフの方には寄り添っていただいた。本当に感謝している。

その恩返しになればと、昨年の大規模アンケートにも協力をさせていただいた。その結果は、日本はこの問題に関してはまだまだ後進国なんだと気付かされ、絶望に近い感覚を抱いたものだ

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