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本当に母にならなくていいのか

「楽しいよ、こいつが毎日ちっちゃなハプニング起こすからね」

父になった友人は、4カ月の赤ちゃんを膝の上で抱っこしながら器用にパンにバターをつけて口に運んだ。

「ぶっちゃけ“親業”どうよ」の質問に対しての回答。
楽しい、という意外にもシンプルな第一声は、私の心の中のオセロを一枚ひっくり返した。


ここ数年、私の脳内では子どもを持つ・持たないのオセロが繰り広げられている。
もちろん妊娠を望んだとて、実際に妊娠・出産できるのかはまだわからないが、妊活を始めるさらにその一歩手前の段階で、私はずっと足踏みをしているのだ。

ものを知れば知るほど、「子どもがほしいかも」「産むのも育てるのも怖すぎる」の波は絶えず押し寄せ、引いてはまた寄せる。

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