saki/自炊と料理のスキマ暮らし

料理家・ライター等しています。ほっぺがまるい。 大学在学中にライター/マネジメントを開…

saki/自炊と料理のスキマ暮らし

料理家・ライター等しています。ほっぺがまるい。 大学在学中にライター/マネジメントを開始、卒業間際に現在のフランス人夫と結婚。 流れに身を任せて生きているごく普通の20代

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シャイなフランス人との出会いの話。

1年半くらい前の話。 納品するレシピ写真の撮り直しを、なんとか終えた日の夜、 ぐったり疲れていて 「何か美味しいものを食べなければ!」という思いで 何度かランチで訪れたことのあるレストランへ行った。 ワインにこだわりのある そのレストランは グラスやカトラリーがキラキラと光っていて、昼間とは違った艶やかな雰囲気だった。 席に着いたら 好きなハイボールを注文。(ワインが有名なのに) アンチョビを詰めたオリーブのフライはびっくりするくらい美味しかったし、 ブルーチーズとア

    • 自己投資の受け取り忘れ

      ーーーーーーーーーー 野菜が嫌いでも食べましょう、未来の自分の健康のために。 イヤでも勉強しましょう、将来、良い収入を得るために。 今のうちに資格を取得しておきましょう、出世のために。 ーーーーーーーーーー 学生の頃、勉強が苦手だった私は 「今だけ我慢して勉強しよう、今だけ頑張ればいいんだ」と思って 踏ん張っていたけれど 大人になっても 子どもの学費をためなきゃ、とか 老後の生活を豊かにしなきゃ、とか ”未来への投資”は一生続くらしいことに 最近になって、気付いてしま

      • 自分の人生に自信をもつこと

        田辺聖子さんの文章が好きで、小説や本をよく読みます。 田辺さんのエッセイには、恋愛や食に関する話が多く、 女性は結構好きなんじゃないかなぁと思います。 柔らかい物腰ですが、スパッと自分の意見を書くし それでいて、ユーモアもあるんです。 例えば 大学生の息子の入学式についていっている母親はイヤな顔をしている。とか 飽きないように、お互いに愛を小出しにしているような関係はハナから長続きしない。 とか。 正直、言ってること、わかるなぁ。と思ってしまったけれど 私なら、反

        • 捨てたときに強くなる

          日常で思ったこと、書き留めたことを 短く簡潔にサクサク書いていきたいの回! ①知る幸せ ぬか床の中にいる微生物たちが うまいことぬか漬けを作ってくれていると気付いたとき、 微生物がペットみたいに思えて仕方なくなった。 愛おしくて、ぬか床をかき混ぜる作業が もっと幸せになりました。 目には見えないけれど ”知る事”で自分なりに幸せを見出せるものって 結構あるんだろうなと思うのです。 子どもの頃と違って 花を育てることや、掃除をすることが好きになったのも 何かを知って、何か

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        シャイなフランス人との出会いの話。

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        • sakiの台所
          ¥190 / 月
        • sakiの庭[全部読める]
          5本

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          言葉では表せないアレコレ

          親友とは 「親友」という言葉を 受け入れられないのはなぜかを 考えてみました。 人間関係というのは お互いに気にかけ、努力して成り立つものだと 私は思っているのですが、 それが「親友」とか「運命の人」という 爽やかな言葉になってしまうと そういう泥臭さがない。 すごく軽く感じてしまうじゃありませんか。 最初に違和感を感じたのは、小学校で交換日記をしたとき。 プロフィール欄に「親友は?」という問いがあって 「自分の親友って誰???」とふと疑問に。 他の子が書いたプロフ

          言葉では表せないアレコレ

          振り回されない人生も如何なものか

          人生に振り回されている人を見ると なんだかんだで身軽だなぁ…と思います。 「海外でクスリの売人に話しかけられて…」とか 「部屋にあったもの、親が全部捨ててさ…」とか 笑いごとじゃないことも多いのだけど なんやかんやで乗り越えている人を見ると 振り回されつつも、人生を謳歌しているのが素敵です。 不器用なはずななのに、結果として良い方向に行っている人たちというのは、 めちゃくちゃ荒波がきたけど、うまいことサーフィンをしている感じでしょうか。 その一方で、少しも人生に振り回

          振り回されない人生も如何なものか

          思い出を彩って生きる

          2月の4本目の記事が間に合わず、3月になってしまいました…こらち2月の最終記事! (月刊なので、今後しっかりしなければ) 明日以降は3月分の記事を更新していきますね! 何卒よろしくお願いいたします! ーーー 19歳になれば、体感として人生の半分は終わっている。 という豆知識?を ちょこちょこインターネット上で見かけます。 高校生のときは「ふーん」と思っていただけだったのに 社会人になった今は「半分終わったのか…」と思ったり。 歳を重ねるにつれて、考えずにいられな

          些細な幸せの見つけ方

          今ある幸せを噛みしめよう、 日常の幸せに気付こう、というのは 大事なことだと承知なのですが 幸せなときは勝手に小さい幸せにも気付けるし、 うまくいっていないときは、とことん幸せなことに気が付けない。 幸せになりたいと願うときほど 「幸せ」に対する感度が鈍くなっているもののような気がしています。 この現象、なんでなのか考えてみました。 人は理由付けする生き物 「ちゃんと部屋を片付けないから忘れ物するのよ!」と 母によく怒られました。(もちろん子供のとき…) 「部屋が

          1年で一番嫌いな月は…

          1年の中で最も嫌いな月は2月かもしれない…。 と思ってしまった。 2月がもうじき終わりますね。 引っ越し 配偶者ビザの申請 確定申告 などなど、雑務的なものに追われたこともあり シンプルにストレス多めの月となりました…。 (あと車に乗る練習とかも) 私だけではなく、 2~3月って 皆忙しい時期ですよね。 学生の皆さんは新しい生活や受験。 大人の人も、異動や仕事のまとめ作業など… あとは、家族の新生活の準備をしたりすることもあるのではないでしょうか。 子どものときは、

          1年で一番嫌いな月は…

          「美味しい」食べ物の話

          世の中にあるものの大抵が美味しいのだけど 毎日食べ続けられそうなものは少し限られてくる。 例えば、納豆ご飯や蕎麦、塩おむすびは 毎日食べ続けられる料理。 こういう食べ物たちは、最後の一口まで美味しい。 「ピザやパスタも最後まで美味しいだろ!」という人もいると思うので もはやこれは個人の好みの問題だとは思います。 あっさりしてるから? シンプルな材料だから? 皆が最後まで美味しいと感じる食べ物は何ですか? ここでちょっと語らせていただくと(noteの特権) 蕎麦や塩

          「美味しい」食べ物の話

          1月の気付き[ネガティブ処方箋]

          新年を迎えたと思ったら、すぐに1月も終わり… 今月も色々感じることがありました。 世間では色々なことが起こっていて 焦ったり、悲しくなったりと ネガティブな気持ちになることが多かった今月。 ネガティブとの向き合い方の気付きをまとめてみました! 1 嫌な世界を生き抜くコツ テレビやネットには嫌なニュースばかりです。 タレントの不祥事とか政治家の悪事とか。 私たちが求めていない情報を、 まるで需要があるかのように騒ぎ立てるメディア。 「こんなニュース、見なければよかっ

          1月の気付き[ネガティブ処方箋]

          カリスマがもってるもの

          インスタグラムで発信を始めてから3年くらい経ったのでしょうか。 気にしないようにしていても フォロワー数が多い人を見ると、「おおっ」と圧倒されてしまいます。 フォロワー数が多いからその人の投稿を見るわけじゃないし 自分とその人のフォロワー数は何も関係がないのだけど、 フォロワー数が多いとカリスマ性みたいなものを感じます。 あと、気合いれて投稿しているわけじゃないけれど 自分らしい生活を貫き通していて、 只者じゃない感が溢れているカリスマもいる。 我ながら、書いていて恥ず

          カリスマがもってるもの

          生活は連続すること

          大人になるにつれて、親のありがたみを感じる…。 作る、食べる、掃除する、洗う、縫う、もてなす。 生活することも、一朝一夕でうまくいくものではなくて 何度も繰り返すことで、少しずつ上達してゆくようです。 母や父の生活する力のおかげで 子どもの頃の私や姉は健康に生きてこれたのですね。 家の仕事の連続が、生活になるんだなぁ。 そんな、家の仕事のコツについて 最近気が付いてきたことを書いていきます! (世の中、私より家の仕事が上手い人ばかりですが…!) ①掃除はこまめに 私

          若い心ってなにかな

          「若いね〜!」と言ったり言われてる会話を聞いて、 どんな考え方が若いんだろう…とふと考えてみました!(暇人) 1 後悔を知らない 『後悔を知らない』というのは 失敗をしてこなかったという意味ではなくて 諦めていないという意味。 例えば、受験で失敗したとき 「あそこを受けなきゃよかった」 「もっと、古文を勉強しておけばよかった」とか考えてしまうのは もう、目標を諦めたからだと思う。 逆に、諦めていない人は、 たぶん、来年の受験について考えているか、 自分にもっとピッタリ

          旅館のご婦人

          先日、旅館に宿泊をしました。 とても良い旅館で 温泉に入るのを楽しみにしていたんです。 人が混む休日後を狙って旅行に行ったので 幸いにも混んではいなかったのですが、 温泉の排水のシステムが休日に酷使されたらしく 少し流れが悪くなっていたようなんです。 悪くなっているといっても微々たるもので 初めて滞在した私は気が付きませんでした。 すると、 近くにいたご婦人が 突然、排水口のあたりをサッとなおして システムが完全回復させたのです。 サッとなおすと言っても 排水ライン

          謝る時の心がけ

          SNSを通してでも、その人の人柄ってよくわかる。 最近は、SNSを使う私たちの目も肥えてきたせいか 「投稿している人がどんな人なのか」というものが分かりやすくなってきた気がしてます。 インスタは写真を見ることがメインですが、 やっぱり人柄がわかるのは投稿文。 今回はそんな文章について、気になったアレコレ。 謝罪文は誰のため? ミス(やらかし)をしてしまったとき 慌ててメールをすることがある。 慌てたメールを頂くこともある。 そんなとき、誤字脱字があると 「きっと、慌