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幼少期からの映画オタクが今では数十万人の動画視聴者を抱えるまでに成長した話。

「映像表現って、言語を媒介しない珍しい表現ツールです。「非言語」だからこそ伝えられるものってあると思います。」そう話すのは慶應義塾大学4年の駒津智朗さんだ。
彼は、映画の構図・歴史を分析したいと思って慶應の文学部へ進学。
現在はメーカー企業への就職が内定している。彼がJBAで経験したこととは。そこで何を吸収したのか。それに迫る。

駒津智朗 / 動画編集者
慶應義塾大学文学部4年生。動画編集者として長期インターンに参加。
文学部で培った映画の構図を分析する力を活かし、JBAで活躍している。


01 / 今の自分の「原点」は幼少期にある。

ーー 幼少期はどんな子供でしたか?

小学校のときからずっと映画が好きで、映画を通じて表現される「カッコイイ」映像がとても魅力的に映りました。その中でも洋画。邦画は、日本語で語られるし、セリフの多さから、どちらかというと「言葉」で映像を表現するところが多いと感じていました。でも洋画は違う。もちろん、他言語で表現されるというのもありますが、私がその言葉を知らなかったこともあり、洋画は「言葉」で表現していないように感じました。もっと、映画の世界観や、映像技術を駆使して伝えたいことを表現していたんです。言葉がなくても伝わる、「非言語」的なところが非常に魅力的でしたね。

02 / 芸大・美大ではなく選んだのは「慶應」

ーー そんな映画大好き少年がなぜ慶應を選んだのでしょうか。

僕、高校のときに受験勉強にのめりこみ過ぎたんですよね笑。芸大とか美大で映像表現を専門に学ぼうという気持ちよりも、とにかく映像表現含め、自分の選択肢が広がるような環境を選ぼうと思ったんです。それで慶應の環境がいいなと思って、死ぬほど勉強して合格できました。。その中でも映像表現が学べる文学部に行こうってなってました。

ーー 大学から映像について本格的に学ぶようになったんですね。

そうです。高校までは正直映画を見るだけで、映画を作ってみようとか映像制作してみたりしことはありませんでした。だから大学に入って、映像制作を勉強し始めたんです。独学で1から勉強してなんとか制作ソフトで編集できるようになったって感じです。

03 / 一流企業の動画制作者は大学生の「私」

ーー 大学から映像を勉強する中で、どうしてJBAのインターンを選んだのですか?

JBAには映像制作を通じて、自分のこだわりを活かせる環境があると感じたからです。
企業の動画を編集することは、映画製作のような必ずしもクリエイティブな仕事とは言えないかもしれません。でも、大学生が「映像制作」を通じて一流企業とビジネスのやり取りができるんです大手企業の広報動画を学生の「自分」が担当するんです。作った動画は、会社の規模次第で20万人の規模になることもあります。そんな環境は他にないですね(笑)。

ーー 始めた当初は何をしていましたか?

某大手運送会社のアニメーション制作を担当していました。ぶっちゃけ、入る前にやりたいと思っていたことよりも入ってからのほうがやりたいと思えることが多かったです。アニメーションを作ったり、モーショングラフィックスを作ったり、、、。 JBAでの映像制作は、基礎から応用まで幅広く取り組めるといった印象が強いですね。

※アニメーション:コマ撮りなどによって複数の静止画像に動きを作る技術を駆使したもの。
※モーショングラフィックス:動きを加えたイラストや、実写やテキストを組み合わせた映像のこと。

ーー 一番印象に残った案件とかありますか?

達成感で言うと、大手化学メーカーの注意喚起動画を制作した時です。
当初のJBAはインターン生で本格的に企業の動画制作をした人がいませんでした。そんな時に私が抜擢されることになりました。周りに聞ける人はいなかったし、自分も大した経験がなかったので自分でYuTubeなどで動画を見て猛勉強しました。作っては直接社員に見せに行ってアドバイスをもらう、ということを永遠と繰り返しました。それで、提出した動画を社員に見せたら、ものすごく褒めてくれて。自信なかったんですけど、これがきっかけでもっと良い映像作るぞ!ってやる気がさらに上がった瞬間でしたね。

ーー そこで工夫された点などはありますか?

映像の動きから全て自分で設計したんです。テロップで強調するときは、該当箇所を目立つ色で強調したりしました。企業の食堂で流れる動画なので、食堂で歩いている社員さんがいかに目をとめる動画を作るかが重要でした。

ーー 実際の社内で流れる動画を作っているって驚きですね笑
JBAをこれまで続けてこられた理由を教えてください。

結論から言うと、裁量権が大きいところだと思います。自分がインターンを始めたてのころでも、社員さんにアニメーションに挑戦したいです!って言ったら挑戦させてくれました。JBAは映像制作に関することでも、他と同じでなんでも挑戦させてくれる空気があります。大学から映像制作はじめた僕でもこれだけ企業の担当をしているので、間違いないです。

ーー 映画好きな駒津さんがJBAで映像制作するなかで感じることって何ですか?

JBAで映像を制作する中で感じることは、もっと映像のクオリティを上げられるはずだということです。洋画が好きな僕にとっては、映像って「非言語」で何かを表現できる希少なツールだと思います。そういう意味では、
JBAではまだまだ映像を通じて伝えたいことが伝えきれていないんじゃないかなって思います。例えば、企業のPR動画で会社の歴史を感じさせるとか。自分が作る動画が「洋画」のクオリティまで上げられるように頑張りたいですね。

ーー JBAで身に着いたことは何ですか?

お客さまがどういう意図で映像制作を依頼したのかを論理的に考える力が身に着いたと思っています。お客さまの欲しい映像は○○だから、○○な切り口で編集してみようとか、お客さまのwillを映像という切り口で表現する。そこが面白いです。私自身、映像制作をする過程でどんどんお客さまへの思いが強まりました。この動画はお客さまが求めている編集なのか、社員さんがこれを見て興味を持ってもらえるのだろうか。映像を通じてお客さまのwillをかなえたいという思いを胸に日々の葛藤を超えた先に、動画を見てお客さまから感謝されたときは本当に達成感を感じることができました。

また、お客さまの思いを形にするって私の就職先でも活きる力だなって思っています。ビジネスでは「目に見えないもの」はたくさんあります。企業の理念、トップの信念、これらは文字で読んだだけは伝わりません。「映像」を通じてはじめて「目」に見えるものがビジネスには多くあると思います。見えないモノを見えるカタチにする。映像って本当に魅力的ですね。(笑) 今振り返っても、JBAを選んで良かったと思うし、生まれ変わってもう一度大学生活を送るとしたら1年生からインターンします(笑)。

取材・執筆 亀井

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