街中の人が100%英語ペラペラなスウェーデン でもなんで!?
大学院時代に出会った最愛の親友に会いに、スウェーデンはヨーテボリへ。
イギリス同様、スウェーデンはすべての入国者へのあらゆる規制を既に撤廃。
PCR検査も、ワクチンもなにも必要ありません。
ヨーテボリへは、彼女の結婚式の時に来て以来だかた16年ぶり、スウェーデンの国自体は彼女の妹の結婚式でマルメーに来て以来だから8年ぶり!
(もちろん私たちの結婚式にも来てくれて、家族ぐるみで本当に仲良くしてもらっています)
ということで、超超ひさしぶりのスウェーデンに気分もあがりまくりです!
誰もが英語ペラペラの国 スウェーデン
初めて16年前に来た時も感じていたのですが、
本当にスウェーデンの人って英語がびっくりするくらいペラペラなんです。
お店に行ってどの店員さんに話しかけても、瞬時に英語で返してくれる。
その辺のジューススタンドの店員さんも、こちらがスウェーデン後を話せないとわかると瞬時に英語に切り替えて話してくれる…。
それなりに学歴のある人だけが話せる…とかそうゆうかんじでは全くありません。
冗談抜きで、街中で誰に話しかけてもスウェーデン人なら100%流暢な英語でかえしてくれます。
私が席に戻るとナチュラルにスウェーデン語→英語に切り替えてくれるさりげなさ
私の友人は「超」がつくほどチアフルな子で、めちゃくちゃ友達がたくさんいます。
「私が家にいなくても、いつだって庭のベンチでビールでも飲みながらくつろいでいいんだよ…!」
といつも友達に言っているせいか、彼女の家には次々いろんなお友達が突然訪問してきます。
ヨーテボリ郊外に、大きな庭付きの大きな家を買った彼女たち家族。
「近くを通りかかったから」
「日本から友達がきてるって聞いたから」
「実家に帰るついでに」
と、みんな色んな理由でフラっと立ち寄っては、1-2時間しゃべって去っていきます。
スウェーデン人同士が喋る時はもちろんスウェーデン語です。
でもだれか一人でもスウェーデン語を理解しない人がいると、全ての会話が英語で話されます。
感激するのが、私がお手洗いなどに立ち、戻ってきた瞬間、
スウェーデン語でみんな話していた会話がすべて、ナチュラルに英語に切り替わるのです。
でも、なんでそんなに英語がペラペラなの?
彼らに聞くと
「小さい頃からテレビで英語の番組とかあったから」
「中学に入るとすぐに英語を習い始めるから」
色々言うのですが、全然納得できません。
なぜなら日本だって、
かの有名なディズニーのDVD英語もあるし、映画だって字幕付き英語。
中学校どころか最近では小学校から英語を習い始めますものね…!
納得感ゼロなので色々聞いてみると
「スウェーデンは人口も少ないし冬は寒いし…
自国だけでは経済が回らないのをみんな知ってるのよ。だからみんな英語を話して世界中どこでも働けるようになることが必要だし、企業も国内だけを相手にしていてはマーケットが小さすぎるの」
「スウェーデンのテレビ局も少ないので、小さい頃からイギリスやアメリカのアニメを英語のままみてきているし、英語の番組を普通に毎日みる大人も多いんだよ」
と。
調べてみればスウェーデンの人口は約1,000万人。
日本の12分の1ですし、東京都の人口よりも少ない。
そして9月〜翌年5月までずーーーーっと寒い冬。
12月の日照時間なんて本当にごく僅かで、正午前後に数時間、低いところに太陽が出て、あっという間に沈んでしまうのだとか。
たしかに、
企業が
「東京だけに会社を持ち、東京都民だけを相手に商売します」
と言ったら
「商圏もっと広げれば良いのに」
と思いますものね。
英語がペラペラの国は多い でも本当に快く英語で返してくれる国は少数?
私が感じる限りでは、北欧の国は基本すべての国が同じくらいのレベルで英語がペラペラです。
北欧ほどではないですが、オランダ、ベルギー、ドイツなども英語がペラペラ。
昔は「私は意志をもってフランス語しか話しません」という人が多かったというフランスでも、最近では普通に通じるようになってきているとか。
では、そうした国でも北欧のように、その国の言葉を離せない人でも特に困らないのでしょうか。
私の感じる限り、ベルギー・オランダは全然抵抗なくこちらに英語で話してくれます。
しかしフランスやドイツはそうではないことも。
にこやかに英語で返してくれる人もいますが、
明らかに
「うん、まぁ私英語しゃべれるからしゃべるけどさ、買い物用の日常会話もできないの?」
みたいな雰囲気を感じたことも笑
ということで、大学時代の第2外国語の記憶を呼び戻し
「アン カフェ シルヴプヘ(レ)〜」
「メフ(ル)シー」
なんて、下手なフランス語をしゃべってみると、店員さんもニッコリ笑
まぁ、気持ちはすごくわかります。
以前、日本に10年住んでいるアメリカ人の方が
「10年いるけど、日本人含め英語話せる人としか一緒にいなかったから、「ARIGATO」と「KONICHIWA」しか知らないよw」
と言われた時はさすがに
「おいおい」
と思いましたから。
まあ、これはオーバーな例ですが。
フランスやドイツなど、人口も7〜8,000万人と多く、国内の産業も盛んで、
いざとなれば国内でなんとかなってしまう国では、自国以外との交流が死活問題にはならないのかもしれません。
でも、ロシアやドイツなど大国に囲まれ、人口もさほど大きくない国ではそうはいかなかったのでしょう。
日本もいずれ人口が減り、国内だけでは経済が回らなくなる日が見えてきています。
本気で今から備えていかねば、と焦ります。
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