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英国滞在準備で改めて感じる 日本の価格の安さと住みやすさ
息子が今年の7〜8月、1ヶ月半の英国でのサマースクールに参加することを決心。
そこに(無駄に)付いていく、と決めた私は諸々準備を始めています。
ボーディングスクールなので、寝る場所も食事もついており、別に私が必ずしもついていく必要はないのですが、さすがにドバイで乗り換えロンドンへ…という旅路、一人で行かせるのは不安です。
しかも向こうでビジネスの種を探したい、それにロンドンに住む大学院時代の友人にも会いたい!ということでロンドンに1ヶ月半ステイすることにしたのです。
まず探したのはもちろんホテル。
1ヶ月半も滞在するんだから、あんまり高くないところがいいな、なんて思いながらExpedia を開くと…
そりゃあもうびっくりしてしまうような金額ばっかり。
どんなに安くても1泊16,000円以上しかほぼ無いのです。
40泊なんてしたら凄まじい金額になってしまいます。
日本みたいに、APAホテルのような、手狭でも清潔で朝ごはんもついてて、1泊5,000円みたいなところなんてぜんっぜんありません。
そもそも地価が馬鹿高いロンドンでは、どんなホテルもたいてい手狭。
しかも、トイレ・バスが部屋に無く、フロア共同にも関わらず1泊2万円以上ぼったくる(!)ホテルまであって、これはもう笑えてくるレベルです。
「おっ!ちょっと安い」
なーんて思って見ると、
中心街から電車で1時間半とか、
口コミで酷評だらけだったり…w
エアBなんかもみてみましたが、
私がまず今まで利用したことがないので、急に1ヶ月以上泊まらせて!といってもお断りを受けるケースが多いのだとか。
うーん、困った。
まだまだどうするかはきちんと決めきれていませんが、この、泊まる場所探しを通じて痛切に感じたのは日本が本当に、コスパが良いということ。
はるか15年以上前の大学院時代も、よくそれは感じていました。
特に私が院にいた頃は1ポンド200円を超えていたので(今は145円くらい)、ハンバーガーセットひとつ頼むのにも1,500円越えなど、本当に高かったのです。
しかも、マルイとかに入っているブランド(大学生でも手の届くブランド)と同じくらいのクオリティの服を探そうと思ったら、冗談抜きで日本の5倍くらいの金額を出さないと手に入らない。
ロンドンで服を買うと、普通に1万円〜2万円のスカートでは縫製もガタガタ、糸が出ていたりほつれていたり、ぐちゃぐちゃにハンガーにかけられているので踏まれたり落ちたりしていて汚い、なんていうこともざらでした。
きっと今もあんまり変わっていないと思います。
日本では、昨今の物価上昇よりもずっと以前から、
「”日本はモノや安くていいな、暮らしやすいな”なんて言って安心していたらいけない。世界では…」
とか
「そのコスパの良い暮らしの裏には多くのブラック状態で働く労働者がいて…」
などという風潮はあったので、あまり大きな声でこんなことを言うのも憚られますが…
本当に、日本って住みやすい!!!
モノのクオリティが高くて、コスパが良い!
留学中の大学院生時代はフツーの貧乏学生でしたので、日本への帰国時にはこんな決意をしていました。
「絶対将来ちゃーんとお金稼ぐキャリアウーマンになって、イギリスの物価でもポンポン好きなもの買えるくらいになって戻ってくるぞ!」
と。
どうやらまだまだその道のりは長そうです。
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