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英語圏で感じる「日本語という特殊な言語」の中で生きること in NY

ここ何年かエスカレートし続ける日本のSNS社会や、近年の「note人気」を見ていても思うのは、日本人って言うのは、一見大人しそうな民族でありながらも、実は何かを書きたい人、発言したい人、つまり、実のところ言いたいことがそれなりにあったりする、みたいな人が意外に多いのでは?ってことだ。

それは、ある見方をすれば、すごく抑圧されて生きてきた民族ってことにもなるのかもしれない。
そして、小学校の時の国語や作文、読書感想文なんかの成績や評価には関係なく、今や『書く』ってことが好きな人が結構増えてきているような気もしているんだけど、その傾向はいったいどこから来るんだろう。

その原因は、やはり一つは英語がままならない閉ざされた語学教育下にあって、結局は日本語に依存するしかなかったってことと、日本語っていう特殊な色和えの言語の性質もあるんじゃないかなって時々思う。

実際に、インターナショナルな海外の都市にいて思うのは、日本人以外のアジア人は、例え英語が完璧ではなかったとしても、もう少し英語的なものの言い方や考え方ができるという点だ。

つまり、学校教育の中での英語というものの在り方が根本的に日本とは違っているんだと思う。聞いた話では、韓国などでは、教科書だけでなく、参考書も英語で書かれているものを使ったりする事もあるという事だった。そして、中国語などに至っては、漢文の「我思うなんとか」みたいなのを見てもわかるように語句の順番が英語と同じ配列なので(主語+動詞が先)、中国人が英語での言語表現に対して結構アグレッシグになれるのはこの部分も大きいと私は感じている。

日本語は、英語などの論理性が高くてウイットに富んだ男性的でシンプルな表現の言語からすると、かなり女性的な十二単構造というか、語彙や文字の読み方だけでなく、語尾の表現なんかも数え切れないぐらいある複雑な言語だと思う。

そして、その複雑さ故に、一部の人だけの琴線に触れる言葉の使い方というのもあるし、流行り、トレンドなんかの英語で言う新しいスラングの作られるスピードは異常なまでに速い。(おそらくある意味世界一なんじゃないかな。)

しかも最近はそのトレンドの始まりが、ワカモノだけでなく、中高生の女子たちの話し言葉から、だったりすることも多い。
だから、おそらくそこまでの狭いゾーンでの流行り言葉の世界は、日本にいる外国人にもとても網羅できないだろう。(しかもデタラメ外来語も多いし。)

だから、例え日本人でも、すでに3ヶ月以上日本を離れて英語圏、もしくは他の言語の中にどっぷり浸かって暮らしたら、もう日本では何が起こっているのか訳が分からなくなるぐらいだ。

そんな外からの印象で思うのは、日本語というのは特殊な閉ざされた言語だし、日本人という一つの民族に対してのみ、みんなが発信するという段階で、すでに世界から見たらかなり珍しい状況なんだと思う。

それ故に、言葉での発信の機会も多いし、どの言葉を使ってものを書くのかということによってその人のカラーもターゲットも千差万別に変わって来てしまうし、それゆえに、ビジネスにもなりやすい。

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