鎌ヶ谷市へお散歩
なんの気なしのお散歩ですよ。
夏のある日、行きつけのラーメン屋であるなりたけ津田沼店に行った後だったかしら…覚えては居ないけど夏の夕方。
懐かしい道を、旧友と話をしながら歩いて行きます。
その行為だけでも十分素敵なものを頂けるのです。
私と彼は、陽が傾くのと合わせて母校の登下校に電車通学の彼が使ってた道を歩くのでした。
私と彼とだけが神隠しにあったような静けさでした。途中、上を通る東武野田線…今は東武アーバンパークラインでしたっけ…の音が聞こえてるのに静かというよくわからない日でした。
見慣れない道を、見知らぬ人と話してたわけではありません。
ただ、一緒に通っていた母校の道を二人で辿っていった…言ってしまえばそうなんですけどね。
とても長い長い、時間旅行をした気分になるのでした。
道行く先々で出会う花も、
変遷を遂げる静かなる生き物も、
規則正しく鳴り響く音も、
老朽化してずっとそこに在り続けるものも、
全部静かになっていました。邪魔しないように撮らせて頂いたわけですが、この友人の声だけははっきり聞こえていましたね。
面白い。私は撮影に集中すると多くの場合、撮影に関係すること以外は何も入ってこなくなるタチだと思ってたのですが、どうやらそうでもないみたい?
まだまだよく見えませんが、もしかしたら今年の夏がもっとその影を濃くして見えなくしてしまう事もあるやもしれませんが、
まぁ、そんな杞憂はしたところで骨折り損のくたびれもうけですので。
あの二時間は映画のような二時間でした。
南の島から、思い出しながら書いているとなかなか感慨深いものがありますね(笑)
それでは皆様、ごきげんよう。
良い1日をお過ごしください!
お楽しみいただけましたら幸いです^^