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日本語学校

@Shine Education Service

こんにちは!日本語教育担当の隼斗です。

大学の夏休暇中に日本とネパールを繋ぎ、日本語の授業をオンラインで行いました。
授業日程は9月1日(火)・9月10日(木)・9月22日(火)の計3回を行いました。

日本語の授業を運営していく上で、特に大変だったことは授業の構成です。

私が授業構成で意識していたのは「学び」です。毎回の授業で1つでも多くの知識を得て欲しいという思いで、伝えたいことは授業の初めに持ってくるなどをして、どれだけ新たな「学び」に生徒が出会えるかを意識しながら授業を作成していました。

また、大変と感じたことは授業の難易度の設定です。ネパール人の日本語レベルがバラバラだったので誰を基準とするか、どの日本語レベルを軸とするかなどを授業を作っていく中で少し大変さを感じました。
(*日本語レベルはJLPT(日本語能力試験)のN1〜N5をもとにしました。)

授業を毎回違う内容で進めるために、多くの教材を使ってトピックを集めました。トピックが決まると流れを決め、その決めている中でどこに「学び」を入れるかも一緒に考えて当日の流れを文字に書き起こしました。その後、スライドを作成しました。

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授業3回を運営し、私が努力したことは表示するスライドの見え方です。スライドには伝えたいことだけを記載し、文字だけを表示するのではなく色を使って見やすくしたりやイラスト・写真を使ってスライドを見やすくしました。実際の写真を使ったことで生徒が想像しやすくなり、授業中に質問が飛び交いました。

また、ネパール人の生徒の名前の呼び方にも努力しました。日本人と違い名前が難しく、発音がしにくい名前がたくさんあったため、初回の授業で苦戦を強いられました。このようなことがあり、他のNEPALinkメンバーから「名前をカタカナや呼びやすい名前に変えてもらったら?」といったアドバイスがあり、2回目以降の授業では始める前にネパール人に名前を変えてもらいました。

毎回の授業を通して、私が成長したと感じたことは日本語教師としての第一歩を踏み出し、生徒への接し方をそれぞれの授業で変えたりなどをしました。

また、そこには私が苦手としていた大きいリアクションやあいづちなどを毎回の授業で意識しました。その結果、授業の中でも日常生活でもあいづちなどを大きく打てるようになり少し成長出来たと感じました。

そして、特に成長したことは、生徒の小さな成長を気づけたことです。初回の授業で口数が少なかった生徒が回を重ねるたびに発言・質問数が増えたことにもしっかりと気づくことが出来ました。

日本語の授業で印象的だったことは、私の誕生日を祝ってもらえたことです。初回の授業で誕生日を伝え、第2回の授業で「祝う」というテーマで様々な日本の行事を紹介しました。そして、第3回目の授業のはじめに生徒から誕生日を祝ってもらいました。その時、私はとても嬉しかったです。また、毎回の授業でNEPALinkメンバーや私もすぐには答えられないような質問が授業中に飛び交っていたことに印象を受けたと同時に、日本語を勉強することが好きだと強く感じました。

そして、生徒が分からない内容などを分からないままにするのではなく、私たちNEPALinkメンバーに尋ねていたことに対してとても嬉しかったです。

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全3回の授業を通して、私は多くの人に支えられていると実感しました。授業外、いわゆる授業のスライド作りでは写真をメンバーから借りたり、スライドを華やかにしたりなどのアドバイスや提案などをNEPALinkのメンバーそれぞれから多くのサポートを受けました。

また、授業中にも私の説明が不足した内容に関しては、他のメンバーから発言・説明をしてもらったり、Zoomのチャット機能を利用してメッセージで説明を補足してもらったりなどと支えてもらいました。

今後の授業は、生徒が多くの「学び」「気づき」を得たり、発見したりできるような授業を作り、NEPALinkメンバー全員とネパール人がもっと楽しんで笑いあえるような授業・場作りをしていきたいです。また、感謝の気持ちを忘れずにしていきたいです。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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