中2の夏、部活と生理。
男性にも、女性にも知ってほしい。
親にもちゃんと話したことはないけれど
そう思えた今だから、この思いを綴ります。
■親の転勤
中学2年の春、わたしは親の仕事の都合で引っ越した。
それまで小3からずっとやってきたバスケットボール。
転入先の学校では、新しいチームメイトとのプレイに
期待と不安が入り混じる中、迷いなくバスケ部に入部した。
■5月、カラダの変化。
当時、バスケに没頭していたこともあり
160㎝を超えていたけれど
体重が39㎏と細めの体系だった。
でも5月ごろ初めて40㎏を超えたと同時に
あきらかなカラダの変化が訪れた。
『生理』だ。
■昼休みは一度家に帰る。
早い人で小学4年生ごろから
始まるといわれてきた生理。
なかなか始まらない不安もあったので
初めて来たときは少しほっとした。
でも、思っていたものとは全然違っていた。
人より始まるのが遅かったせいなのか
とにかく毎月出血多量。
親に迎えに来てもらい
昼休みは給食を食べずに毎回家に帰った。
それでも負けず嫌いな私は部活を休めなかった。
■部活顧問の一言
生理中の部活は、とにかくハラハラした。
そんなある日、
何度もトイレに行く私を顧問は呼び出し一言。
『さぼってるの分かってるんだからね』
■今でもふと思い出す
そういった顧問は中年の女性だった。
生理の話をしたけれど
分かってもらえなかった。
それが本当につらかった。
■わたし自身にできること
個人差がある、とわかっていることでも
どうしても自分の経験や基準値と比較し
他人の痛みや苦しさを理解できないことって
きっとあるんだと思う。
・自分のものさしだけで測らない
・理解してもらえない時でも相手を許す
この2つを胸に、これからの人生を歩んでいきたい。
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