オイラj_bokunozaregoto

フィクションかノンフィクションかは分からない。 私の描く物語が絶望なら、貴方の生きる人…

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フィクションかノンフィクションかは分からない。 私の描く物語が絶望なら、貴方の生きる人生は希望。 お願いだから今日も生きて。

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またな、相棒。

僕の相棒が17年という生涯に幕を閉じた。 君は僕の家族で、親友で、相棒だった。  僕と君が初めて会ったのは、僕が小学1年生の冬。恐る恐る、でも一直線に僕の足元へ歩み…

綺麗にしまって、墓場まで持って行きます。

誰にも言わないです。 でも、貴方とのことはきっと一生忘れないです。 貴方の口癖は、「口が硬い人は魅力的。」 貴方にとっての、魅力的な人間のままでいたいから。 貴方…

先に好きになったら負けのゲーム

貴方が触れたこの身体 誰にも上書きされたくなくて あの日以来、私の身体は誰の温もりも感じていません。 今更私の前に出てこれない? 全部笑って許してあげるから、、…

お願いだから、今日も生きて。

 「頑張れ!」と鼓舞してくれる人より、「一緒に逃げよう。」と言ってくれる人の手を握り返すだろうし、「大丈夫!」だと言う人を信じるより、「もう終わりだね。」と隣で…

私はキャリアを捨てられない。

 「人は一人では生きていけない。」この言葉をどう捉えるか。人間は、いつまで経っても未熟で不完全だから足りない部分を補い、助け合いながらではないと生きていけないの…

またな、相棒。

またな、相棒。

僕の相棒が17年という生涯に幕を閉じた。
君は僕の家族で、親友で、相棒だった。

 僕と君が初めて会ったのは、僕が小学1年生の冬。恐る恐る、でも一直線に僕の足元へ歩みを進め、一心不乱に僕の匂いを嗅ぎ回る君に「君、僕のお家に来る?」とひとこと。

 僕の父は、動物図鑑や昆虫図鑑、恐竜図鑑など様々な生き物の書物を僕に与えた。それを毎日毎日齧り付くようにして見ていた僕に、「犬、飼うか?」と問うことがあっ

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綺麗にしまって、墓場まで持って行きます。

誰にも言わないです。
でも、貴方とのことはきっと一生忘れないです。

貴方の口癖は、「口が硬い人は魅力的。」

貴方にとっての、魅力的な人間のままでいたいから。
貴方にとっても、忘れられない人物でいたいから。
貴方にとっては、手の届かなかった存在になりたいから。

誰も貴方を責めないから。私抜きで幸せになりな。

先に好きになったら負けのゲーム

貴方が触れたこの身体

誰にも上書きされたくなくて

あの日以来、私の身体は誰の温もりも感じていません。

今更私の前に出てこれない?

全部笑って許してあげるから、、
早く私を温めて。

お願いだから、今日も生きて。

 「頑張れ!」と鼓舞してくれる人より、「一緒に逃げよう。」と言ってくれる人の手を握り返すだろうし、「大丈夫!」だと言う人を信じるより、「もう終わりだね。」と隣で笑っていてくれる貴方に騙されたい。

私はキャリアを捨てられない。

 「人は一人では生きていけない。」この言葉をどう捉えるか。人間は、いつまで経っても未熟で不完全だから足りない部分を補い、助け合いながらではないと生きていけないのか。はたまた、どうあがいても他者との関わりを断ち、独りきりになること自体不可能なのか。後者であるなら、私は全て諦められるのに。

 結婚をしたくないわけじゃない。子供が欲しくないわけじゃない。別に無くてもいいかなとは思うんだけど、あれば今ま

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