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現代組織のあり方を考える|ワンピースのルフィーは優れたリーダーだった
現在組織のあり方を考えるシリーズ 第三弾。
今回は時代の変化と共に組織も変わっていくという話。
以前紹介した「だから僕たちは、組織を変えていける」から
工業社会から情報社会へ変革し、さまざまな価値観が入り乱れる現代の日本社会についての話をしました。
▽変化するパラダイムシフト
そして時代と共に組織もそれに合わせて”あり方や捉え方”を変えていかなければいけない。
組織の3つの変化とは
▽三つのパラダイムシフト
・デジタルシフト:顧客の幸せを探究し、常に新しい価値を生み出す
「学習する組織」
・ソーシャルシフト:社会の幸せを探究し、持続可能な繁栄をわかちあう
「共感する組織」
・ライフシフト:社員の幸せを探究し、多様な人が自走して協働する
「自走する組織」
「幸せの探究」というのが重要ですよね。
私自身もこれからの組織を考え、自法人で悩んだ時に、ウェルビーイングを知り、ポジティブ心理学を学び、ポジティブ心理学実践インストラクターの資格を取り、今メンバーの「幸福とは何か」に取り組もうとしていることに間違いはなかったんだろうと思えます。
▽新しいリーダー像
組織が変わるという事はリーダーも変わっていかなければいけません。
今回はそんなリーダーのお話です。
「顧客・社会・社員」の幸せを探究できる新しいリーダーです。
工業社会の時代に主流だった管理をして統制して導くリーダーではなく、統制を手放し、奉仕しながら導く”サーバント・リーダー”というリーダーシップが必要になると言っています。
では、サーバント・リーダーシップとは何か?
サーバントリーダーシップは、ロバート・グリーンリーフ(1904~1990)が1970年に提唱した「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」というリーダーシップ哲学です。
サーバントリーダーは、奉仕や支援を通じて、周囲から信頼を得て、主体的に協力してもらえる状況を作り出します。
統制して導くリーダーと支配型リーダーシップと言うならば、その真逆なのがサーバント・リーダーシップということです。
サーバントは日本語で「召使い」と訳されるようですが、何でもやる召使い的なリーダーではなく、メンバーが最大限に能力を発揮できるように支援する「支援型リーダーシップ」とも言われています。
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サーバントリーダーになれれば、「メンバーがリーダーを慕ってついてきた」「育成をしなくてもメンバーが自主的に成長している」という感覚が得られ、まさに”自走していく組織”へとなっていくのです。
そして、支配型リーダーとサーバントリーダーではメンバーの行動がどのように変わっていくのか。
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メンバーが主体的になれるのは、あきらかにサーバント・リーダーですね。
現代の社会における組織では、支配的リーダーのような「強さ」のリーダーではなく、「弱さを持った共感型」のリーダーが求められているのだと思う。メンバーの”個性”を最大限に発揮させらえるリーダーが次世代リーダーなのだ。
サッカーや野球の名プレイヤーが名監督になれるとは限らない。
技術ではなく、ビジョンという未来の景色をいかにメンバーに想像させられるかが求められているのかもしれない。
▽ワンピースのルフィーが優れたリーダー像かもしれない
リーダー像を考える際にいつもワンピースのルフィーが頭に浮かぶ。
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ルフィーは仲間から絶大な信頼を得ているのはなぜか。
「海賊王におれはなる!!」という明確でわかりやすいビジョンをメンバーに示している
仲間思いで仲間のために自ら強い敵に挑み続けている
仲間もルーフィーを海賊王にするという共通目標になっている
ルフィーが海賊王になるというチームの目標に、メンバーのそれぞれの目標を重ね合わせている(世界一の剣豪、料理人、医者など)
作中でもルフィーが一番強いキャラではなく、仲間に助けてもらうという弱さを自覚している
皆んなで修行だ!みたいな事はなくても、メンバーがそれぞれ成長して懸賞金が上がっている
麦わら海賊団は「学習と共感と自走」が備わっていますね。
ルフィーが言うように”支配をしない自由”な組織が現代の組織のあり方なのかもしれない。
ちなみにネットで色々調べたら、ルフィーはサーバント・リーダーというより、オーセンティック・リーダーに近いようです。
オーセンティックとは、「本物の、確実な、真正な」という意味で「自分らしさ」を全面に出してリーダーシップを取る。
オーセンティック・リーダーシップは、支配的ではなく、人の真似でもなく、自分自身の価値観や信念に正直になりながら、リーダーシップを発揮します。
いろんなリーダー像があるもんですね。学習をしておきます。
(私も無知なので)
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