ライフもワークも楽しむ生き方とは?ワークと無縁の相対性理論。
いつからだろうか、仕事観が変わったのは。
以前は仕事は”生活するため”に働いていた。
ご飯を食べるために働く「ライスワーク」的な考えが圧倒的に占めていたと思う。
若い頃「仕事は我慢の連続だ!お金を稼ぐためには我慢が必要だ!」という事を言っていた時期があった。
しかし、私の中で今は全く異なる仕事観が存在している。
「自分の夢や目標のために働く」
つまりは自分がやりたいと思えることをしていて、それが仕事になっている。それは「ライフワーク」的な働き方と言えるのであろうか。
▽「スキ」を仕事にしている働き方
そこには「やりがい」や「働きがい」を感じることができ、仕事に対してポジティブに捉えることができている。
今は役職的にも誰にも干渉されず自分の好き放題働くことができるありがたい環境にいることは間違いないと思う。
そんな今日は、
本業とはあまり関係のない業務「大学での授業」
福祉系の大学での授業なのに「ポジティブ心理学」系の授業。
学生にとって何が興味あるのかを考えた時に、自分事として聞くことができる内容の方が興味がわくだろうと思い「幸せとはなにか?」のお話をしてきた。もともと福祉って幸福とかの意味があるし、ここも大学側から自由にさせているのはありがたい。
幸福を感じるためには、いくつかの条件のようなものはあるだろうが、一番は”自分のスキなこと”をやっている時に感じることができるだろう。
スキというは、自分が興味関心あることに取り組んでいる時もそうだし、愛する人、好きな人と一緒に過ごしている時だって幸せを感じることができるものだ。
少し、心理学ではなく脳科学的な話をすると、好きなことをしている時(もしくは好きな人と一緒にいる時)は脳は疲れないらしい。
逆に嫌いなことをしている時(もしくは嫌いな人と一緒にいる時)は脳は短時間で疲労を起こすようだ。
だから「今やっていることが好き」
この感覚は非常に大事なのである。
以前に読んだ「思考は現実化する」にもこのように書かれていた。
この本が書かれたのは1937年である。
かなり昔からこのようなことをナポレオン・ヒルは言っていたのである。
しかしながら多くの人は、仕事はお金を稼ぐために我慢して働く、そしてその我慢は自分を苦しめてしまってはいないだろうか?
▽「フロー」と「相対性理論」
心理学では、何かに没頭している時、完全に集中し切っている状態を「フロー」といいます。
スポーツの世界では「ゾーン」と呼んだりしている。
野球選手は「ボールが止まって見える」なんていう人もいるようだ。
このフロー状態を仕事の中でいかに作っていくかが大事になってくる。
「好きだからその業務に没頭できている」状態だ。
何かに没頭しフロー状態に入っている時は「時間の流れが早くなる」スポーツ選手は「時間が止まる」というように時間の捉え方が変わってくる、さらには脳の疲労も起こさないのである。
「時間と空間は,立場によってかわる」「時間は”絶対的”ではなく”相対的”だ」としたのが、あのアインシュタインの「相対性理論」が有名である。
アインシュタインの名言の中にこんな言葉があるのはご存知だろうか。
アインシュタインは時間の相対性をこのように例えたのだ。
私はこのフロー状態も「相対性理論」で例えることができるのはないかと思っている。
様々な条件によって時間の流れは変わってくる。
そして幸福を感じている時こそ、時間は儚くとも過ぎ去ってしまうものだと。
ーー
さて、悪い癖で話があっちこっちに飛んでしまったが、、
何が言いたいかというと、今日の大学の授業でもフローや相対性理論の話やポジティブ心理学の話や脳科学の話など、めちゃくちゃ飛びまくって好き放題話をしてきた。笑
そして、この大学の授業は本業とはあまり関係のないことだけど、仕事中に行ったから「仕事」なのかもしれない。もはや仕事とは何なのかわからない状態なのかもしれない。今日はそんな感覚なのだろうか。
人は成果がすぐ出るものに飛びつきやすい。そしてみんながやっている事をやりたがる性質がある。
しかし、本当は成果がじっくりと後からあらわれていくものや、誰もやっていないことの方が価値があるように感じるのだ。
今日、私の話を聞いてくれた学生が、やがて同じ業界で活躍してくれたら嬉しい。
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