建築防災コンサルタント よもやま話vol.5-建築防災コンサルタントというお仕事について-
今回は、わたしたちの「建築防災コンサルタント」というお仕事についてお伝えしたいと思います。
イズミの主力業務である「建築環境コンサルタント」もさることながら、「建築防災コンサルタント」と聞いてもピンとこない、というのがいつも初めてお会いする方、特に建築業界以外の方の率直なご感想です。まさに「なにをされてる方ですか」っていうアレですねw
建築の設計者は大きく「意匠設計」「構造設計」「機械設計」「電気設計」に分類でき、建築設計はそれぞれが専門性を持ってひとつの建物をチームで創り上げる仕事といえます。それ以外にも「事業主」「メーカー」「審査機関」「施工者」「行政」などなどたくさんの関係者が協力して、実際に建物が建ち、使われることになりますね。
では、そのなかで建築防災コンサルタントはどんな立ち位置なのでしょうか。
わたしは建築防災コンサルタントは意匠設計の一部であり、意匠設計者のパートナーだと感じています。
意匠設計者は特にプロジェクトをマネジメントする能力が求められます。建物へのニーズ、コストあるいは建築基準法をはじめとする様々な法律を設計に盛り込み、すべての関係者との調整をおこなってはじめて成立するお仕事です。
建築防災コンサルタントはその意匠設計者に並走し、このコストとデザインを高いレベルでバランスさせながら建築を創り上げていきます。
専門的知識、コミュニケーション能力など備えるべきことが多く、設計者と対等にお仕事ができるまで数年間の経験と努力が必要な仕事ですが、その分とても誇りの持てるやりがいのあるお仕事です。
わたしは建築防災コンサルタントになって20年ほどになりますが、街を歩いていていろんなところでふと自分が携わった建物を目にすると、当時苦労したことなどを思い出したりして、とても楽しい気持ちになります。
今回は簡単ですが、わたしたちの「建築防災コンサルタント」というお仕事についてお話ししました。どうでしょう?はじめて知ったという方も多いのではないでしょうか?
もし、もう少し詳しく知りたいという方がいらっしゃればぜひイズミまでお問い合わせください。
もしかするとこのnoteがきっかけで、来年の今頃私たちと一緒に「建築防災コンサルタント」として活躍している方がいるかもしれませんね。
もう少し詳しい情報は、こちらをぜひご覧ください!
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