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文学少女になり損ねたもので

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本にまつわるあれこれ。
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2020年2月の記事一覧

読了:草枕

タイトルを考える体力がないです。でも書く。

草枕/夏目漱石

読みましたー!

わたしはとても楽しく読めたよ。

え、もう、感動。これが文学。

最初はだるいな…と思ってたのだが途中で「(これは)経では?」とふとひらめき頭を空っぽにして読んだらこの世界のなんとおっとりとして美しいこと。もうずぶずぶ。

実は草枕を読んだのは初めてではなくて、一部分だけ国語の教科書で読んだことがあるんですね。
温泉

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わたしたちが文学

 椎名いゆです。

「誰が何言おうと関係ないわよ。わたしたちが『文学』なのよ!」

顰蹙文学カフェ/高橋源一郎・山田詠美

 文学とかわからないけど超ロック!時代に迎合しないというまさに時代遅れなスタイルを貫き通すところ、すっごいワクワクした。ゴーン氏が楽器ケースに入って出国したってニュース聞いたときと同じぐらい。
 
 こちらは高橋源一郎さんと山田詠美さんの対談です。6章に分かれていて、はじめの

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京に着ける夕

こんにちは。椎名いゆです。恐れ多くも。

 『京に着ける夕』夏目漱石

 面白い文章が読みたい、発作的とも言っていい気持ちに突き動かされ本屋に入りました。面白いとはなんなのか、自分にも分かっていなかったのに。
 開いて読んで、何、この気持ちよさは!?とショックですらあった。しと、と行儀よく並んでいる小さな活字と、ルビと、心地よく流れる文章と句読点。
 音読したい文章です。言葉の繰り返しが、こんなに

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