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通常級、支援級か特別支援か?
いわた言葉のそうだん室の言語聴覚士岩田です。
温泉って日替わりで男湯と女湯が入れ替わる所ありますよね。
先日携帯をポチポチしながら入ろうとしたら女湯に入りそうになりました。
「前はこっちが男湯だったのに!とんだトラップだ」と思いましたが
どう考えてもながら歩きスマホが良くないですね。反省。
今日は「通常級か支援級か特別支援学校か」というお話です。
5歳〜6歳のお子さんは進学を控えて、緊張が増す時期ではないでしょうか。
「学校でうまくやっていけるのか」「どんな配慮が必要か」という不安もあると思います。
進学を前にして「こんなこともできなくて大丈夫か?」「このくらいはできてほしい」という悩んでしまうこともあると思います。
そんな時のわずかでも手がかりになればと思い書いてみました。
(進学や学校についての専門家ではないのでお気軽に聞いてください)そして間違ってることがあったら教えてくだい、、💦
進学で考えること
結論から言えば「子供が成長できる方を選ぶ」ことが大切と思っています。
一般の人の中には
通常級=優れている
支援級、特別支援=劣っている
という認識が少なからずあるように感じます。
保護者さんの中にも通常級の方に入れるならば、少し無理をしてでも通常級に入った方がいいのでは!?と感じることもあるかもしれません。
でもそうではりません。支援級や特別支援学校では、1人1人子供にあった対応をプログラムを考えてくれますし、配慮が必要な子供への設備面でもしっかりしています。
通常級に無理をして入ったことで「子供のストレスが大きすぎた」「自尊心が無くなってしまった!」となってしまっては意味がありません。
それならば支援級や特別支援学校の方が子供がのびのびぐんぐん伸びることもあります。
でも絶対に支援級の方がいい!というわけでもなくて、逆に特別支援学校で迷っていたけど通常級、支援級に入ったことで集団での行動やコミュニケーションを知ることでいい結果になったということもあります。
大切なのは障害の重症度や障害等級だけで判断するのではなく
「この子はどこが一番成長できるかな」と考えることです!
意外と見落とされがちな「通学のしやすさ」
進学先を考える時に、意外と見落とされがちなことに通学のしやすさがあります。
毎日通う学校は通学でかかる負担も考慮した方がいいなと感じます。
特別支援学校は通常の学校より数が少ないので、家から学校までの距離が遠くて、毎日バスに1時間乗る必要があるということもあります。
バスに長時間乗ることで疲れてしまって、学校に着く頃にはぐったり。なんてことも考えられます。
だから「この子はバス(車)に長時間乗っても大丈夫かな」という視点も大切かもしれません。
その点、通常級や支援級は家から学校の距離が近いことが多いので疲労感は少なくなるかもしれません。
進学を相談できるところはあるの?
就学の相談は、教育委員会が実施している「就学相談」を使ってみることをお勧めします。
就学相談は、お母さんお父さんが子供の進学先を考える時に専門家の意見を聞きながら通常級、支援級、特別支援学校のメリット、デメリットについて教えてくれます。
あと、特別支援学校は体験入学というのもやっているところが多いので問い合わせてみてください。
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