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住み慣れた場所を離れて山奥のお店の店員になったわけ

イワシとわたし

今回お話を伺ったのは、鹿児島県枕崎市の山猫瓶詰研究所で働く熊野万理奈さん。
イワシとわたしの新シリーズ「わたしと山猫」の第一回目のモデルを担当していただきました。

実は、イワシとわたしのモデルは2回目。
前回は、イワシとわたしの物語第二回の「クラフトコーラと海辺の少女」を担当しました。

もともと鹿児島県阿久根市にあるイワシビルのスタッフだった熊野さん。
北薩から南薩へ。なぜ、新店舗の山猫瓶詰研究所で働くようになったのか、スタッフとしての想いを伺いました。

山猫瓶詰研究所スタッフ:熊野万理奈

きっかけは「変わりたい」

―山猫瓶詰研究所のスタッフになったきっかけは?

「最初は断っていたんです。でも、漠然と自分の中で変わりたいっていう想いもありました。
イワシビルにいる頃は年も一番下で甘えてきた部分もあったんですけど、そういう自分もあんまり好きじゃなくて。だから、新しいところで先輩がいない中で挑戦してみたいと思ったんです」

イワシビルで忙しくも充実した毎日を送っていた熊野さん。入社して5年目を迎えるときに新しくオープンすることになったのが、山猫瓶詰研究所でした。
イワシビルでの仕事も慣れてきた頃のイワシビルに続く2店舗目でした。

「イワシビルも本当に好きだったんです。でも、今の自分ではダメかなって思いました」

ステップアップのいい時期だと、熊野さんは自分を変えるために住み慣れた、そして働き慣れた北薩を離れ、南薩の枕崎市で働くことを決めました。

山猫瓶詰研究所での挑戦

山猫瓶詰研究所では、製造とショップ・カフェの対応とイワシビルで培った経験をフル活用して日々活躍しています。

「自分ではあまり接客が得意だとは思っていないですが、お客さんの反応を見るのが凄く好きなんです。もともと人が喜んでくれる姿を見るのが好きで。
だから、店に入った瞬間「わあ…」って声が漏れちゃったり、直接『美味しかった』って言われたりするのも嬉しいし、運んだときに『めっちゃ美味しそう!』って言ってくれるのも嬉しいです」

―挑戦も込めて山猫瓶詰研究所で働き始めて、今後、どう変わりたいですか?

「決断する力と考える力ですね。ここに来る前は、なんでもかんでも聞いていたから。たぶんこれからはたくさん決断していかないといけないのでその力は必要だと思っています。
それから、ここはお客さんにとって使いにくいだろうなとか、ここは他のスタッフがやりにくいんじゃないかなとか、そういう考える癖をつけながら、『これはどう?』って言われたことに対して、いいですねって返すだけじゃなくて、ここはもっとこうした方がいいんじゃないかって自分自身も意見をちゃんと言えるようになりたいと思っています」

―お店としてはどういうお店にしていきたいですか?

「行列ができるお店、ももちろんいいんですけど、このお店の今ある落ち着いた雰囲気をお客さんには味わってほしいなって思っています。落ち着くために、ちょっと疲れたなってときに寄ってほしい場所です。
隠れカフェじゃないですけど、私は・・知ってるんだっていうようなそんな場所にできたらって思ってます。」


挑戦の場として山猫瓶詰研究所で働き始めた熊野さん。常にアンテナを張っているからこそ、よりお客さんが喜んでくれるようにと誰よりも早く気づき考え行動する。
そんな自分を成長の求めて日々奮闘する過程が、来店するお客さんの笑顔を増やしていくのだと思います。

これからも熊野さんの活躍をお楽しみに。

山猫瓶詰研究所スタッフのすすめ

―好きなカフェメニューはなんですか?

「カカオとクリームチーズのマフィンです。チーズ好きには食べてほしい。鰹節のマフィンとかチーズとトマトのマフィンとか、他にもチーズを使ったマフィンはあるけど、カカオとクリームチーズのマフィンは特に食べてほしいマフィンです。
あと、ブルーベリーのマフィンも好きです」

―ショップで販売している雑貨や瓶詰商品で好きなものはありますか?

「雑貨は猟師のレターセットですね。山猫の庭もお客さんに人気なんですけど、猟師の絵が可愛くて。普段はなかなか書かないけど、これを機にお手紙書いてみようかなって思いますよね」

宮沢賢治著の『注文の多い料理店』に出てくる二人の猟師をモチーフにデザインされたレターセット。かっちりとした服に身を包んだ姿と食べてしまおうと企む山猫を前に下着姿になった猟師二人が可愛く施されています。

「瓶詰商品だと、季節のピクルスの〈たゆたう疑念〉と〈撒かれた企みに〉が好きですね。季節によって野菜は変わってしまうんですけど、〈たゆたう疑念〉なら紫キャベツとか、〈撒かれた企みに〉なら里芋とえのきとか、入っている野菜が好きです」

ピクルスを活用して料理を作るなら「サンドイッチ」と即答した熊野さん。少し和の要素を感じるピクルスなので、〈たゆたう疑念〉を使ってサバサンドを作りたいと想像して自然と笑顔に。
〈撒かれた企みに〉は漬物感覚で白ご飯と食べるのがおすすめだとか。
彩りと食感を楽しめそうです。

撮影地:山猫瓶詰研究所

今回は、新シリーズ「わたしと山猫」の拠点となる山猫瓶詰研究所
ショップとカフェ、そして奥に続く秘密のお部屋とぐるりと回りました。

山猫瓶詰研究所は2022年9月9日にできたお店。

明治時代に建てられた旧郵便局をリノベーションし、カフェ・ショップと一日一組限定の宿になっています。

オフショット 撮影後記

わたしと山猫の物語vol.1「少女が踏み入れた秘密の場所」ができるまでの撮影の裏側。
”ここだけの話”をちょこっとだけご紹介します。

撮影は店休日に。誰もいないお店での撮影はなんだか新鮮です。
お店の雰囲気に合わせて自前で衣装を用意してくれた熊野さんに感謝!

イワシとわたしのモデル二回目もあってスムーズな撮影。外の光の加減もよくて「めっちゃいい!」を連呼しながらシャッターを切ります。

撮影ベストポジションの右奥のテーブル。大きな窓から入るやわらかい日の光が雰囲気を演出。

「寝っ転がってください」とお願い。「胎児みたいに丸まって寝るような」上から撮るといったいどこにいるんだという印象。

カフェスペースの撮影では実際に食べてもらうことに。今回は桑の葉のマフィンと9月期間限定のストロベリーグァバソーダをチョイス。

緑の生地にホワイトチョコの白、ピンクペッパーの赤……何かと見たような配色。
「めっちゃクリスマス」
撮影班で早めのクリスマスを味わいます。

ストロベリーグァバソーダは期間限定のドリンクでしたが、レギュラー化してほしいくらい。

山猫瓶詰研究所にある大きな鏡。これを使わない手はない!
カメラマンの脇中さんが「自分が写ってしまう…」と角度を調整しながら撮影。

山猫の秘密部屋にある洞窟。この空間をどうやって使おうか。いろんなポーズや角度で何枚もシャッターを切ります。

窓から差し込む光と格子状の窓の影が魅力的なお店の入り口。
カメラマンのテンションが上がります。

撮影したのは9月。ちょうど彼岸花がたくさん咲いている時期でした。なんと敷地内にたくさんの彼岸花が植えられていることにこのときはじめて知りました。季節を感じれて、これは撮らない手はない。

お客さまからも人気の山猫の石像。山猫のフォトスポットです。

入り口入って左にある山猫瓶詰研究所とイワシビルのオリジナルガチャガチャ。さて、何が出たのか。

山猫の庭。天気のいい日は外の撮影にももってこい。少し青みのある白い壁が爽やかです。
終始「いい~!!」と撮影班で叫んでいました。
隠れフォトスポットかもしれません。

お店の看板と一緒に。レトロな扉は、あのドアノブでまさかの引き戸。リノベーション前から変わらないスタイルです。

洞窟はコンパクトな空間でありながら、入ってみると意外と広い。

旧郵便局の窓口を模したレジカウンター。小窓から覗くスタイルが可愛いです。

こちらは本当の郵便局の窓口だったところから撮影。高さや角度を上手く調節するといい感じに撮れます。

映画かファッションショーで見るタイプの使い方。やまねこハンカチ、人気です。

洞窟内にちょこんとあるライト。なんと、軽石でできています。小さな淡い光が愛おしいです。

撮り方によっては、ほの暗く。また違う雰囲気です。

山猫の秘密部屋にある窓際のカウンター。このままうたた寝するのもきもちよさそう。

空間に溶け込んでいるかのような。
「これはカメラ好きには来てほしい場所だ」とカメラマン。

以上!オフショットでした!

noteに載せきれなかった写真は、イワシとわたしのInstagramに毎日掲載していきますので、チェックしてみてくださいね。

熊野さんがモデルの物語はこちらから読めます。

皆さんもぜひ山猫瓶詰研究所にお越しください。
公式ホームページはこちら。


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