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ラジオドラマ「イワシとわたし」

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イワシとわたしのラジオドラマを集めたマガジンになります。 文章では表現できない、声だからこそのイワシとわたしの世界へ。
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#朗読配信

イワシとわたしの聴く物語。
文章では表現できない空気感をお楽しみください。

訪れた日本最古のハーブ園――開聞山麓香料園。
ハーブの香りに包まれ、深く呼吸をするたびに、忘れていた大切な時間を思い出す。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい

イワシとわたしの聴く物語。
文章では表現できない空気感をお楽しみください。

お目当てのおやつを買って、教えてもらった港まで足先を向ける。
初めて出会ったあのとき衝撃から今、彼女は一つまた一つと見えてくる。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい

イワシとわたしの聴く物語。
ではなく、新シリーズ「わたしと山猫の聴く物語」。
文章では表現できない空気感をお楽しみください。

枕崎の山奥へと進む少女はある店を探していた。
突如として現れるその店の不思議な雰囲気に少しの緊張を覚えながらも、ゆっくりと足を踏み入れる。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい

イワシとわたしの聴く物語。
文章では表現できない空気感をお楽しみください。

一人旅の朝。彼女は求めていた朝食に心を躍らせていた。
そうそう。これが食べたかったんだ。
彼女がこの場所に泊まり、この朝食を食べるのにはちゃんとしたわけがある。ゆっくりとごはんと時間を噛みしめるこの時間は彼女にとって必要な時間だった。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい

イワシとわたしの聴く物語。
文章では表現できない空気感をお楽しみください。

平日の昼間の静かな休みの日。
彼女は散歩道で一つの店を通り過ぎたところで、最近マスキングテープを買ったことを思い出す。家に帰ってノートに貼っていく中、このマスキングテープをどう使おうかと考える。
考える先で思い浮かんだのは友達の"あの子"だった。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつません

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イワシとわたしの聴く物語。
文章だけでは表現できない空気をお楽しみください。
まだ少し寒かった季節のお話。

彼女の旅好きは有名だった。
常にどこかに出掛けていて、きっとこの街が退屈なのだと街の人々は
噂していた。
そんな旅好きの彼女が今日向かった先は、街の公園だった。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい

イワシとわたしの聴く物語。
文章だけでは表現できない空気をお楽しみください。

彼女は一人、誰もいない屋上にいた。
やっと見つけた彼が好きだという甘じょっぱいチョコ。
しかし、見つけたものの彼女はそのチョコをどう渡すべきか考えあぐねていた。
彼を喜ばせたい彼女の一人作戦会議が始まる。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい

イワシとわたしの聴く物語。

最近、何をやってもうまくいかない。
落ち込む彼女は、友達にもらった阿久根土産のビスケットを手に海に来た。
ため息を吐く中、彼女は海とビスケットの間を繋ぐあるウニの話に出会う。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい

イワシとわたしの聴く物語。

――普通。
想像した大人像と自分自身の普通さに違和感を覚える青年は、
一種の焦燥感を拭えずにいた。
頭にへばりつく感情を抱く中、
彼は夏の風物詩を前に“普通”の裏側に気づき始める。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい

イワシとわたしの聴く物語。

物足りなさを感じ、憧れの世界へと旅立った少女が
地元阿久根へと帰ってくると、
そこは彼女の知らない場所になっていた。
こんな場所あっただろうか。
旅から戻った少女はある一つのことに気づく。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい

イワシとわたしの聴く物語。

一日の気分はスタートが肝心。
朝は気持ちよく過ごしたい。
おしゃれでかわいく心ときめく空間を簡単に。
ひらめいた彼女は棚にしまってあった一つの小瓶に手を伸ばした。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい

イワシとわたしの聴く物語。

悩みや不安、壁を抱えて生きている。
どうにかそこから抜け出したくて、気づいた先にあったのは西方の海だった。
彼女は海の青さに溶け込むようにそこにいた。

ナレーション:早水奈緒
文:下園薩男商店 橋口毬花
制作:FMさつませんだい